メールマガジン バックナンバー

4446号 2026年4月28日

久しぶりに「日記」を書き始めたら、最高だった話

(本日のお話 2456字/読了時間5分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日は、2件のミーティング。

またランチ会食などでした。
別の大学のリーダーシッププログラムについての話、
AI活用の話など、非常に勉強になりました。

改めて、人との繋がりの大切さを感じた次第です。

また、夜は1週間ぶりに6kmのランニングでした。

3週間後は100kmマラソンなので、
自己ベスト向けて、調整をしていきたいと思います…!



さて、本日のお話です。

最近、A4ノートに「日記」を書き始めました。

実は以前は、「一行日記」という形で日々の振り返りを書いていました。
しかし、いつからかやらなくなってしまった・・・。

しかし、改めて「自分の経験を本音で書き記す」ことをすると、実にパワフルな効果があると感じます。

今日はそのことについて書いてみたいと思います。

それでは、どうぞ!

■はじまりは「メルマガ日記」だった

「日記」の話をするときに思い出すことが、13年ほど前に始めた「メルマガ」です。

『7つの習慣』の研修会社に転職をして、営業活動の一環として「日々の反省」✕「7つの習慣」というスタイルでメルマガを書き、なぜかクライアントに送るというスタイルです。
しかし、「7つの習慣」に絡めて、自分の振り返りや反省、復習のようなものを、そのまま記事にして発信するというスタイルは、不思議と営業活動に繋がりました。

自分の弱さや出来なさや至らなさをさらしていく。
それは共感を得ていたと感じていましたし、30歳前後という年齢もあって、それが許される、なんなら応援すらしてもらえる感覚もありました。

■「日記コンテンツ」に限界を感じ始めた

ただ、人というのは、一度振り返ったからといって、すぐに何かができるようになるわけではありません。むしろ、螺旋を描くように、同じような課題に何度もぶつかり続けるもの。

そうした中で、以前のように毎回同じような反省を書き続けることに、次第に違和感を覚えるようになりました。あまりにも同じことを書き過ぎてしまうと、読む側にとっても新鮮さがなく、内容としてもお粗末に感じられてしまうのではないか。そんな気持ちが芽生えてきました。

「30歳はよかったが、40代でこの反省はチープすぎるだろう…」
「むしろ、こんな反省日誌を垂れ流すと、信頼を失うのではないか」

人は年齢やプライドなど、守るものが増えると保守的になるといいますが、私にも、そんな見栄やプライドのようなものが生まれたのかもしれません。

気づけば、自分のメルマガやnoteの記事は、徐々にスタイルが変わっていきました。自分の内面の振り返りではなく、書籍や論文などから学んだ知見をまとめる、いわば「結晶化された情報」を提供する方向へとシフトしていきました。
つまり、「経験して学んだこと」ではなく、「読んだり聞いたりして学んだ知見」をアウトプットするスタイルになっていったわけです。

■「知見をまとめるスタイル」で得たもの・失ったもの

このスタイルは、確かにインプットを深めるという意味ではとても有効でした。様々な知見を整理し、言語化することで、自分の理解も深まりますし、読む方にとっても価値のある内容になっていたと思います。

「新しい知見を得るリズムが出来たこと」。
これは「得ることができたもの」です。

ただ一方で、ある違和感が少しずつ積み重なっていきました。
それは、「経験学習が回っていないのではないか」という感覚です。

かつては、自分の経験を振り返り、内省し、教訓化し、それを次の行動に活かすというサイクルが、メルマガやノートを通じて自然と回っていました。しかし、その役割をコンテンツ発信から切り離したことで、自分の中でそのサイクルを回す機会が減ってしまったのです。

その結果として、以前よりも同じような失敗や癖を繰り返しているような感覚が、どこかで生まれてきました。

つまり、知見をまとめるスタイルにより「失ったもの」は、「経験学習を回す機会」だったのでした。

■「日記」は、経験学習を加速させる

そう思ったときに、改めてシンプルに「日記を書く」という行為に立ち返ってみることにしました。

今日どんなことを感じたのか。
どんなことに引っかかり、どんなことを反省したのか。
それを誰に見せるでもなく、短く書き残す。

やってみると、これがとても良いのです。
外には出せないような内容も含めて、「いまだにこんなことをしてしまうのか」という自分の未熟さを、そのまま書いてみる。そして、それを書くことで、不思議と頭の中が整理され、気持ちがすっと軽くなる感覚があります。

改めて感じたのは、日記というのは「最強の経験学習ツール」ということ。
誰かに見せる前提ではないからこそ、正直に書ける。
そして、正直に書けるからこそ、自分を戒めることができる。
このシンプルな構造が、実はとても強力なのだと思います。

■「おすすめの日記」の書き方

さらに、「書き方」についても、個人的なおすすめがありました。
それが、以下のような方法です。

◯⑴ A4ノートに、日記を書く(手帳にきちんと書かない)

以前は、「手帳に毎日きちんと書くこと」を自分に課していました。しかし、そうすると空白があると埋めなければならない、という感覚があり、それがプレッシャーにもなっていました。

しかし、今はA4のノートに書くようにしています。そして、もし書けない日があっても、「それはそれでいい」と思うようにしています。
この「飛ばしてもいい」という余白があるだけで、気持ちが楽になるのです。結果として、無理なく続けられる。そして、続けられるからこそ、経験学習のサイクルも回り続ける。そんな実感があります。

◯⑵ 生成AIに「振り返りコーナー」を設ける

ChatGPTやGeminiでは「プロジェクト」のようなものがあります。ある所定のテーマに沿ったタグみたいなものです。
そこに私は「哲学対話」と名付けて、振り返りを入れるようにしています。何かモヤモヤしたこと、考えたことがあったら、音声入力で「できたこと」「できなかったこと」「そのとき感じたこと」「次に活かしたいこと」などをつらつらと音声で吹き込むようにします。

すると、そのことで文字化されることに加え、生成AIからもフィードバックをもらえるのです。これが実に良い。おすすめです。

■まとめ:経験学習は「いつでもどこでも」

私にとって、かつてはメルマガが経験学習の場でした。
しかし、コンテンツの質や自分の年齢的な意識の変化から、その役割を手放し、インプット中心の発信へとシフトしていきました。

その代わりに失われかけていた経験学習のサイクルを、改めて「日記」あるいは「生成AI」という形で取り戻しようとしている。今はそんなフェーズにいるのだと思います。

できるだけ多くの経験を、ただ過ぎ去らせるのではなく、きちんと振り返り、意味づけし、次に活かしていく。そのための仕組みを、自分なりに持っておくこと。それが、長く成長し続けるためには大切なのだと、改めて感じている今日この頃です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

※ 本日のメルマガは「note」にも、図表付きでより詳しく掲載しています。よろしければぜひご覧ください。

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