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4462号 2026年5月14日

美容界のレジェンドから学んだ「外見の印象」をコントロールする方法

(本日のお話 2678字/読了時間3分)

■こんにちは。紀藤です。

先日は、午前中に外部人事パートナーとして関わらせていただいている会社への
コーチング&コンサルティングでした。

お昼に8キロのランチランニングの後、
午後からは2件のアポイントでした。

最近,強みに関する研修のご相談を多くいただく機会が増えています。今週もほぼ、毎日強み関連の研修や相談です。

大変ありがたく思うと共に、より価値を届けられるように、ブラッシュアップしていきたいと思います。



さて、本日のお話です。

先日、元コーセーの取締役であり、美容研究家でメイクアップアーティストの小林照子さん(御年91歳)による勉強会に参加してきました。

2年前に参加した出版ゼミのご縁で参加をしているのですが、参加者はほぼ女性で、男性は私だけ。なかなかレアな空間でございます。

長年にわたって人の顔に向き合い、今もなお現役で活躍されている方のお話を聞くというのは、実に刺激的で、中年期の今、今後の生き方を考える上でも、とても良い機会になっています。

そして先日は、小林照子先生と一対一でお話しさせていただき、私の顔の「印象分析」というものを行っていただく機会に恵まれました。

今日は、その体験からのお話をお伝えしてみたいと思います。

それでは、どうぞ!

■「人は見た目が9割」は本当か?

少し前に『人は見た目が9割』という本が流行しました。
その後、「◯◯が9割」本が雨後の筍のように生まれ、ついには「◯◯が10割」なんてタイトルまで登場したときには、さすがにツッコミたくなりましたが(笑)。

ただ、「本当に9割か」という数字の真偽はさておき、外見から人の印象を判断することは、確かに捕捉にあると思うのです。

先日、小林照子先生から伺った「印象を整えるアプローチ」はこうでした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.自分が周囲の人に醸し出している「外見的なイメージ」を中心に自己理解を深めること。
2.自分が感じている「内面の自分像」と、外見から与える「自分像」のギャップを適切に調整していくこと。
3.自分にとってより望ましい関わり方や生き方に近づくこと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

というような考え方です。

実際に起こるようなケースで、「外見はすごくクールで知的に見えるのに、内面はとても無邪気で、クールさとはほど遠い」というケース。

実は、本当はそんなに頼もしいわけでもないのに、頼もしがられてしまう。そうすると、「見られ方」と「内側」のギャップに、本人が悩んでしまうということが起きるそう。
逆に、「バイタリティあふれていろんな仕事に挑んでいきたい」のに、「柔らかな雰囲気が全面に出すぎているがゆえに、チャンスを失ってしまう」という話もあるそうです。

これを「そりゃルッキズムだよ、よくないよ」と一言で片付けることはできるかもしれません。
でも、人は何かしらの情報で判断をするものであり、その重要な要因のひとつが「外見」であることもまた、一つの事実ではないかと思うのです。

「人は見た目が9割」かどうかはわからないけれど、外見がさまざまな機会に影響するというのは、捨て置けないことだな、と思わされます。

■「自分の印象を理解する」とはどういうことか

実際に、小林照子先生から「私(紀藤)自身の外見」についての分析をしていただきました。

顔のイラストをもとに、第一印象と、今後どういう方向で顔をメンテナンスしていくといいかのアドバイスです。

正直、若い頃は自分の見た目にも気を遣いましたが、40代になってからは、むしろ鏡などはあまり直視したくない今日この頃です。
ただ、「清潔感のあるおじさん」は大事だろうということで、考えてみよう、と思いました。

私の話で恐縮ですが、先生がおっしゃったのは、私の顔の場合、
「上部分(目・眉・髪)」に重心があり、「下部分(口・顎)」が相対的に小さい、というバランスがある、とのこと。

顎が細く、口も小さめ。これは「生活力や頼もしさ」を表すとされる下部分への力点が薄い、という状態です。
一方で、目は相対的に大きく、やや垂れ目。眉毛も丸みを帯びているため、「少年っぽさ」「かわいらしさ」「無邪気さ」をイメージさせるとのこと。

なので、実際よりも若い印象を持たれるだろう、とのこと。

さらに頭部に重点が置かれることは、「知的さ」「クールさ」を感じさせるイメージにもつながるそうです。

まとめると、

「ソフトな可愛らしさ75%、クールで知性的なイメージ25%」

というのが、私の外見から受ける印象の比率だということでした。
(先生はもっと丁寧に分析してくださったのですが、私の語彙と記憶力の限界により、こんな感じになっていることをご了承ください)

自分では気づいていなかった自分の顔のパーツの特徴と、そこから生まれる印象の傾向。
少しむず痒い感じもするのですが、専門家からの言葉で、改めて「外見を通じた自己理解」を深めたような、そんな体験でした。

■外見をどのようにコントロールしていくのか

では、その分析の先に何があるのか。

ここからが、これまでは主に女性が担ってきた「メイク」の領域とも重なってきます。

大切なのは、「自分の顔の素材を生かしながら、少しずつ手を加えていくこと」だそうです。

振り返ってみると、私の20代・30代は、確かに周りの方に可愛がっていただく機会に恵まれてきました。
まるで人相占いのようですが、「たぶん、紀藤さんは周りの方に可愛がられて来たのではないか、と思います」とおっしゃいました。

たしかに、職場の人にも、周りの仲間にも恵まれ、またクライアントの皆さまにも支えていただき、今の会社を経営できているのも、そうした縁のおかげだと思っています。
実際、可愛がっていただいたような気がします。(皆さま、ありがとうございます)

しかしながら、40代・50代と年齢を重ねていくと、「可愛がられる」よりも「信頼される」「次の世代に何かを残していく」という方向性が、より大切になってくるように、最近では感じている。

そう考えると、「可愛らしさ75%・クール25%」という比率を少し変えて、「可愛らしさ50%・クール知的50%」へ寄せていくことが、今後のキャリアで目指すものに近づく一歩になるかもしれないね…となります。

▽▽▽

そして、方向性が決まったら次に何を変えるのか。

これが、「印象管理」であり、その技法として「メイク」とか諸々があります。

ちなみに、私の場合、一つは「眉毛の形」。

丸みをやや控えて、少し上昇するような線を意識すると、知性・力強さのイメージが加わるそうです。

もう一つは「スキンケア」。
肌に水分を含ませ、光を反射するような状態にすることでエネルギー感が増す。
特に男性はスキンケアへの意識が薄くなりがちなので、意識的に取り組むことが大切ですよ、と。

眉毛とスキンケア。それだけで印象が変わる可能性があるというのは、なかなかに興味深いです。
男性用化粧品市場は、韓国を中心に伸びてきていますが、実際にこれからもっとポピュラーになるのかもしれません。
(私も少しずつ取り入れてみたいなと思いました…!)

■まとめと感想

長年にわたって無数の顔に向き合ってきた専門家から、「あなたの顔のパーツはこうで、こういう印象の類型に入る」と教えていただくと、数多ある顔の中で自分が持って生まれた「外見的な個性」というものに、初めてちゃんと目を向けた気がしました。

また、もう一つ、先生がおっしゃっていた言葉がとても印象に残っています。

世界中の様々な顔に触れてきた先生によると、日本人は自分の見た目を「美醜」だけで判断しがちで、あまり自信を持てないことが多いそうです。

一方、他国の方々は「自分の顔の造形が整っているかどうかより、それを自分の個性として捉え、誇りに思う傾向がある」とのこと。

見た目を「整っているかどうか」で判断するのではなく、「自分らしさの表れ」として大切にする。
そういう視点を持つことが、自分自身の可能性を広げることにもつながるのかもしれない、と思いました。

「外見を磨く」というのは、もはや女性だけのものではなく、自分をより望ましく見せるための一つの知恵として、男性にとっても学ぶ価値のある領域になってきているのではないかな、とも思った時間でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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