メールマガジン バックナンバー

2800号 2021年10月21日

メルマガ2800号続けて思う「究極の習慣づくり」に必要なもの

(本日のお話 2208字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は全4回の
チームビルディング研修のシリーズの
第一回目でした。

その他、管理職向けのリーダーシップ研修。
また2件のアポイントでした。



さて、本日を持ちまして

「メルマガ2800号」

となりました。



ぶっちゃけ、
何の感慨深さもありませんが、
キリ番の号では、

「続けること」や「習慣」

をテーマに、つい語りたくなります。


ということで今日は

「メルマガを続けること」

について思うところを
つらつらとお伝えできればと思います。

(思い切り主観ベースの話なので、
 ご了承の上、お読み進めください)
 
 
それでは参りましょう!


タイトルは、



【 メルマガ2800号を続けて思う「究極の習慣づくり」に必要なもの 】


それでは、どうぞ。



■よく言っていただけることベスト3に、


「メルマガを毎日続けるとか、
 すごい意志力ですね!」


というお褒めの言葉(?)
がございます。


誠にありがたい限り。

しかし、その度に

「いやいや、そんなことないですよ」

と紀藤は答えています。


そして、本当にそう思っています。

何を意志と呼ぶかによりますが、

メルマガ以外、3日坊主ですし、
つい先送りにしたくなる人物です。

(いっぱい証拠はありますが、
 お付き合いいただいているお客様を
 不安にさせてしまうので語るのは辞めておきます(汗))




■ただ、確かに

メルマガを始めてから、

大体2000文字くらいの文章(原稿用紙5枚分)を
(内容はともかく)毎日書いており、

ひたすらそれを続けるのは
一般的に、大変な作業であろう、

とは思います。


ただ、繰り返しますがそれが

「意志力」があるから
続けられているかというと
そういうわけではない、

と思っているのです。



■では、なぜ続けられるのか?

これを考えてみたのですが、
もう一言、シンプルに


「習慣になっているから」


でございます。


ただ、私(紀藤)が思う
「究極の習慣」の定義とは、


『やらないという選択肢はない』


というモードに、
自分がカチッと入ったものを指します。


つまり、

・「やろう」という自分の意志、とか
・やる気、モチベーション

という話ではない、ということ。


やる気とか、モチベーションでは
『やらないという選択肢はない』レベルには
ならないのです。



■では、どうすれば、
『やらないという選択肢はない』レベルになるのか?

それは

・やる気とかモチベーションというぬるいもの
(あえて、そう言います)

ではなく、

”「途切れさせたら積み上げたものが崩れ去る」
 という圧倒的な恐怖感”

に近いです。

そう、圧倒的、なのです。


メタファーとしては、

”長く連ねたドミノを、
 完成前に倒してしまう”
 
ような恐怖に似ています。



■そこには加えて、

”途切れたことによって
 他者からの信頼が損なわれるのかもという不安”
 
もあります。

誰も見ていないのかもしれない。

しかし、そう思われるかも、と思うことが
二重のプレッシャーになるのです。


加えて、その圧力だけではなく、
もちろんプラスのメリットもあります。

それは、

”「これだけは続けている」と思うことで、
  自分の軸ができているという自信
  
です。

毎日学びを言葉にするという、
地道な作業によって、

10年先には、もっともっと
言葉を操れるようになる、

もっともっと、たくさんの知識を
自分のモノにできるようになっている。


連鎖させたコンボのように、
自分が強化される気がするのです。



■…と

「続けるという習慣」

について、私なりの考えを
お伝えさせていただきました。


やる気・モチベーションではなく

”プレッシャー、恐怖感も感じているが
 自分の軸、自信でもある混沌としたもの”。
 
 
これこそが、

何が何でも続ける、という状態に
自分を置いてくれていると思うのです。



■ちょっと脱線しますが、
正直、メルマガを書きながら
躊躇をすることもあります。


自分で書きながら、

「見る人から見れば、
 低次元なことと思われるだろうな」
 
とか、

「自分の偏見が入っているように見られて
 多分解除が増えるだろうな」
 
など、自分でもわかりつつ、
送信ボタンを押すことも、
実にたくさんあります。



■「毎日続ける」と決めることは、

常にヒットが打てるわけではないと知りつつ
それでもバットを振り続けるようなものです。

自分にとって心地よいものではないことも
ままあるわけです。



■しかし、それでも打席に立ち、

自分の言葉で、
学びや経験を編み直し続けることで、

自分の中に小さな結晶が
少しずつ蓄積されていきます。

さして能力も高くなく、
頭の回転が早くないしても、

蓄積した小さなものが増えれば
それは相応の武器になる。

そして、自分の未来を切り開いたり、
誰かの役に立つことができる、

と確信しているからこそ、


『やらないという選択肢はない』


という状況を受け入れ、

その習慣とともに
人生を歩むことができる、

と思っています。



■繰り返しますが、

「続ける」ことは、
意志ではありません。


『やらないという選択肢はない』


と思えるような状況に
自分を置くこと。

極端なようですがそれが、
「究極の習慣」だと私は思っています。


そのためには
一定期間続けることも必要だし、

周りに宣言するプレッシャーも
必要になるかもしれません。



しかしやる気・モチベーションではない、
それらの混沌としたものを課すことで、

「究極の習慣」

が手に入るのではなかろうか…

そんなことを2800号の節目に、
思った次第です。



最近、論文からの引用という知的系
(人畜無害なので解除も少ない笑)
メルマガが多かったので、

今日は思い切り、
内心を吐露してみました。


最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。


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<本日の名言>

歩みだけが重要である。
歩みこそ、持続するものであって、
目的地ではないからである。

サン=デグジュベリ(フランスの作家・飛行士/1900-1944)

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