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2815号 2021年11月5日

「頑張った自分へのごほうび」が明日への活力に繋がる

(本日のお話 1533字/読了時間2分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は3件のアポイント。
また研修企画の作成など。



さて、本日のお話です。

最近、心のメンテナンス系のお話を
立て続けにさせていただいておりますが、
今日も続けたいと思います。

(私が疲れている…?のかも)

それでは早速まいりましょう。

タイトルは、

【「頑張った自分へのごほうび」が明日への活力に繋がる】

それでは、どうぞ。

■先日、

「家族旅行」
(ワーケーションじゃなくて
純粋な家族旅行)

として、

奥日光の旅館に、
湯波料理を楽しむ2泊3日の旅を
12月末に企画し、予約しました。

■、、、というのも、

「最近、ひたすら仕事続きで
全然家族でも遊んでいない!

これは、ぱーっと我々に、
”頑張ったごほうび”を
しようじゃないか」

と、家族会議で決まったから。

12月末であれば、
大学院の予定も落ち着き

研修も一段落して
心置きなく楽しめそう。

■ちなみに、これを一言で言うと

「自分へのごほうび」

でございます。

そしてこの”ご褒美”には、
とても大切な効果がある、

思います。

、、、というのも、

『誰しも張り詰めて、
頑張リ続けても長持ちしない』

と思うから。

■この話をする上で、
少し私(紀藤)の昔話をお伝えさせてください。



大学卒業後、
当時成長著しい某飲食チェーンで
正社員として入社しました。

入社のきっかけは

「どこよりも成長できる!」

なるワンメッセージに
惹かれたという1点のみ。

■単純な自分は、

・自分にとっての成長とは何か、とか

・自分がどんな働き方をして、
どんな風になっていきたいのか

なども特に考えずに

ただ今の自分に自信がないから、
パワフルな社長に付き従えば、
自信がつくのではないか、

と思い入社しました。

■そして入社すると
若いので、それなりにがんばれます。

寝る間を惜しんで、
ひたむきに”仕事のみ”をしていました。

当時の会社では

・人は働くことによってのみ成長する
・24時間365日死ぬまで働くべし

と言われておりましたが
いずれにせよ、

「成長のための成長」
「頑張リ続けるだけ」

だと疲れてしまうのです。

体もそうですが、
なによりも、

”心”

が持たなかったのです。

■どこかで、ふと我にかえる。

「自分は頑張っている」

「でも、毎日楽しめているかというと
楽しめていない。」

「出来ない自分ばかり気付き、
自分を認める機会もない」

そして、

「この成長の先に、
一体何が待っているのだろうか?」

と思った瞬間、

モチベーションの糸が
プツリと切れた気がしたのでした。。。

■そして思うのです。

一部の人を除いて、

「日々の喜び」
「自分を認めること」

をないがしろにして、

自分のモチベーションを保ち続けることは
難しいのではなかろうか、

、、、と。

■もちろん、

日々の仕事の中で責任を持ち
頑張り続けることも求められるでしょう。

しかし頑張っているからこそ、
たまには張り詰めた弓を緩めて、

『自分へのご褒美』

を大切にすることが、
明日への活力になると思うのです。

■ちなみに、そんな

”自分へのご褒美”の
理論的な背景として、

『ドーパミンスパイク効果』

なる言葉があります。

これは、

1、”必要な行動”をしたとき(=がんばったとき)

2,”自分にご褒美”を与えると、

3,”ドーパミン”が出て、やる気がでる

そして、それを繰り返すと、
脳が必要な行動後のご褒美を予測し

4,”必要な行動”をするときにも、
ドーパミンが出てやる気になる

という現象が起こるものです。

これを「ドーパミンスパイク効果」
というのだそう。

■これは、古典的な
動機づけの学習理論ですが、
パワフルです。

しかし”ご褒美”は
やっぱりパワフルです。

・一生懸命頑張って、結果を出したら
インセンティブでAmazonカードが貰えた

とかもそうですし

・頑張って仕事をしたら、
周りから感謝をされた

など物か言葉かによらず、
何かしらのご褒美は、

”明日、頑張るための活力”

になるものです。

■ゆえに、

「3ヶ月に一度は、頑張った自分へ
盛大にご褒美をあげる」

こと、そしてそのために今を
ますます頑張る!という工夫は、

日々を健やかかつ、
ハリを持たせるための大事な工夫ではなかろうか、

と思います。

■私も、12月末の

奥日光の旅行を
カレンダーに書きました。

それを目指して決算期の11月、
ますます駆け抜けていきたい、

と思った次第です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

純粋な喜びのひとつは
勤労後の休息である。

イマヌエル・カント(ドイツの哲学者/1724-1804)

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