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2819号 2021年11月9日

「書くこと」ー学びの歩留まりを高める最高の行為ー

(本日のお話 1998字/読了時間2分半)


■おはようございます。紀藤です。

最近、大学院の授業で

「レポートを書くこと」

が頻繁に求められておりました。

メルマガを日々書いていて、
「自分の考えを書く」ことの効能は、
理解はしているつもりです。


ただ、改めて「書くって大事!」と
感じているこの頃ですので

今日はこのテーマについて、
思うところを、今一度
お伝えさせていただければと思います。

それではまいりましょう!


タイトルは



【「書くこと」ー学びの歩留まりを高める最高の行為ー】
 
 

それでは、どうぞ。



■その昔、

ある研修講師から
聞いたお話です。


「研修で聞いたことは
 覚えていない。
 
 でも
 
 研修で自分が話したことは
 覚えている」
 
 
と。

だから、発言すること
対話をすることが大事なんですよ、

、、、みたいなお話で結んでいました。



■この研修講師から聞いた話は、
例外的に記憶に残っておりますが

確かに

「研修で聞いたことは
 ほぼ忘れる」
 
というのは、
実に納得してしまいます。


たまにもらえる、

”記憶にぶっ刺さる名言”
 
は残ることもありますが、
基本、ほとんどは覚えちゃいません。


「エビングハウスの忘却曲線」なる
有名な記憶の実験がありますが、

関連がない情報の場合、
1ヶ月後には21%の記憶保持率、
なんて話もあるように、

”基本、人は忘れる”

のは否定できない事実かと思います。



■そんな中で、

最近受講していた
とある大学院の授業が、

「書くこと」

をひたすら求めてきて、
正直、キツイなあ、と思いつつ、

一方

「この学び方、
 めちゃくちゃ効果的だなあ」

と感じる自分もいました。


そして、その授業から、
改めて「書くこと」の大切さを
教わった気がしたのでした。



■ちなみに

今私が通っている大学院も
授業によって学び方に
傾向があると感じています。

一つは

「インプット重視の授業」

です。

経営戦略とか戦略的人事とか、
賢そうなタイトルのものは、
比較的インプット多めです。



■それらの勉強は
確かに勉強になるのです。

圧倒的な情報量。
個別の事例。
アカデミックな理論。

へー、そうなんだ、勉強になる!

と思う一方、

「じゃあ、自分の中に使えるものとして
 入っているか」

というと、残念ながら「・・・」です。

学びを思い出すこと、
語ることができない。


私の脳内CPUの問題かもしれませんが、

「100を聞いて、
 20くらい残っている」
 
イメージです。



■一方、

「アウトプット重視の授業」

もあります。

それが先述の
個人的に効果的だと感じた授業
でした。



アウトプットには
話すこと、書くことがあります。

その授業では


・オンデマンド授業30分を見る
  ↓
・Word2枚位でレポートを出す

 
と「書くこと」を基本毎週行なう
ことを求められました。



■正直、です。

「30分のビデオ授業」を見て、
「Word2枚」書くのは、

結構たいへん。

インプットの量は
30分ですからさほど多くはありません。
(普通の授業は3時間とかですので)


ただ、毎回

「2枚に要約して書くこと」

を求められる。

内容は授業をやや模写気味になったり
先週書いたものとやや被っていたり、
することもありました。

インプットに関しては
「もっとちょうだい」と思う感覚もありました。



■、、、が、

授業が全部終わって振り返ると、

「何度となく繰り返し
 アウトプット(=書くこと)を求められる」
 
ことで、否応無しでも
自分が使えるものになってくる、

と感じました。


イメージでは

「40聞いて
(書きまくったから)
 35残っている」
 
という感じです。



■正直、
「書くこと」は面倒くさいです。

なぜならば、

”学んだことを言葉にする”

という行為は、


・学びを再解釈する

・的確な言葉を選ぶ

・全体が繋がるように
 ストーリーとして構築する


等、思考エネルギーを
必要とするものです。

文字として残るがゆえに、
こだわりも生まれるし、
違和感にも気付いてしまう。


うまく表現できないもどかしさも含め、
大変さを感じるのです。



■しかし、学びについて

「書く」

という行為を求められると、

その必要とされる労力の分だけ、
脳内に刻み込まれます。


加えて、その労力とセットで

また「書くこと」は、

・自分の思考を
 外部媒体に記録する
 
ことも意味するので、

数ヶ月たって記録を見直すと
労力をかけて記載したものだと、

その時の感覚を思い出すことも
可能になったりします。


なので、学びの歩留まりが
結果としてよくなるのでは、

と(私は)感じます。



■上記の授業も、
おそらく人によっては

「こんなに毎回書かせおって(怒)」

と感じてしまう人も
いるかもしれません。


でも、労力を費やすからこそ
得られることもあるのだろう、

と思います。



■改めて研修講師の語った言葉を思い出します。


「研修で聞いたことは覚えていないが、
 話したことは覚えている」
  

ここに、付け加えて言えば


【研修で聞いたことは覚えていないが、
 時間をとって「書いたこと」は、
 記憶に刻み込まれる】


のではないかと。


ということで、

改めて書くことの大切さを
感じている次第です。


書くこと。

言葉にすること。

もっと使いこなしていきたいものです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。


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<本日の名言>

よくこねないと、うまいパンは食べられない。

ジャン=アントワーヌ・ド・バイフ(フランスの詩人/1532-1589)

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