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2856号 2021年12月16日

「自分の信念」が、無意識に自分を傷つけている?!

(本日のお話 2260字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は5件のコーチング。

今月はたくさんコーチングする機会をいただき、
30名ほどの管理職の方の考えや悩みを
お伺いさせていただきました。

そのお話の中で一つ感じたことが、

”人は、何かしらの
 「独自の信念」を持っている”
 
ということです。

それが自分にとって
望ましいものであればよいですが

そうではないケース(非生産的な場合)も
ままあるようです。


今日は昨日のお話に引き続き、

(自尊心という観点から)
人が持ちがちな「非生産的な信念」について

見ていきたいと思います。

それでは早速まいりましょう!


タイトルは、



【「自分の信念」が、無意識に自分を傷つけている?!】



それでは、どうぞ。



■私達は、

「自分の思考のクセ」について
立ち止まって考えることは

あまり多くないかも知れません。


自然とそう思ってしまうことは
疑いなく頭の中に湧き起こり、
そのまま自分の感情に影響を与えます。

しかし、いつものことなので

たとえ自然と思っていること
すなわち「自動思考」が、

自分にとって望ましいものでなかったとしても、
そのまま受け入れているもの。



■そして、その

自然と思っていることには

「自分の中核的な信念」

が関わっていると言われています。

こうであるという”信念”が
自分の考えに影響を与えるというのです。


例えば

「友人に悪く思われたら、
 私は価値がないと感じる」
 
という思考があったとします。

その根底には

「友人に愛されるか、
 認められなければならない」
 
という”中核的な信念”が
存在している可能性がある、

というように。



■繰り返しになりますが

それらの「中核的な信念」は
「自分が自然とそう思うこと」影響を与え、
「自分の感情」に影響を与えます。


よって、自分自身が

「どのような”中核的な信念”を
 もっているのか検討する」
 
「自分が”中核的な信念”が
 生産的なものかを自覚する」
 
ことは、

日々、
健やかなる精神を維持するためにも
重要なことだと思うわけです。



■ここで興味深いリストがあります。

心理学者のアルバート・エリスが
研究によって明らかにした

”自己嫌悪や抑うつに関連する
 中核的な信念”

というものがあります。


以下、ご紹介いたします。


(ここから)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<自己嫌悪や抑うつに関連する中核的な信念>


1)自分が重要だと思うすべての人から
 愛されるか、認められなければならない
 
 
2)私は何をするにしても、
  完璧なまでに優秀でなければならない。
  一番になるか、ずば抜けていなければ、満足してはならない。

 
3)危険なことや恐ろしいことが起こりかねない場合、
  大いに心配し、もしもの事態に備えて
  警戒を怠ってはならない。


4)人生における困難や責任は、
  直面するより避ける方が楽だ。
  
※グレン・R・シラルディ 『自尊心を高めるワークブック(第二版)』より引用 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(ここまで)




■また、他にも

「非生産的な中核的信念」として、
以下のものも挙げられています。

17ありますので、
ちょっと長いですが参考になります

引き続き、引用いたします。

(ここから)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<非生産的な中核的な信念 17のリスト>

1,自分をよく思うのは悪いことである

2,幸せになるためには、成功、お金、愛情、承認、
 完璧な業績など特定に条件を満たす必要がある
 
3,特定の条件が満たされない限り、
 自分に価値があるとは感じられない
 
4,私は努力しなくても幸福になる(または
 成功、健康、自尊心、喜び、愛情を得る)資格を持っている
 
5,いつか成功したら、友だちもできて
 楽しいも思いができるだろう
 
6,仕事というのは大変で、どこか不快なものである

7,喜びは懸命な努力からしか得られない

8,私は無能である

9,心配すれば、問題を直視し解決する心の準備が確実にできる。
 したがって、心配すればするほどよい。
 常に心配していれば、将来の過ちや問題を未然に防ぎやすくなり、
 ものごとをもっとコントロールできるようになる

10,人生は楽であるべきだ。
 問題があったら、人生は楽しめない
 
11,過去の事を考えるとつらくなるけど、
 自分ではどうしようもない
 
12,完璧な解決策があるなら、
 私はそれを見つけなければならない 

13,もし人が自分を悪く思う(拒絶する、批判する、不当に扱う)ならば、
 それは自分が劣っているか、誤っているか、
 役立たずであることを意味している
 
14,私の価値は、私のする仕事で決まる。
 もし生産的でなければ、ダメな人間である
 
15,一生懸命努力すれば、すべての人は私を好きになるだろう

16,一生懸命努力すれば、未来は幸福で
 何の問題もおきないだろう

17、人生は公平でなければならない。

※グレン・R・シラルディ 『自尊心を高めるワークブック(第二版)』より引用 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(ここまで)



■いかがでしょうか。

もし上記の中核的な信念に
当てはまるものがあるとするならば、

立ち止まって検討することが
効果的になるかと思われます。



■以下、まとめです。

・人の感情的な結果は
 「自分が自然と思うこと(自動思考)」
 から影響を受けている。
 
・そして、自動思考は
 自分の「中核的な信念」から
 生まれていることがある

・もし、自動思考を見直すには、
 自分がどのような中核的な信念を持っているのか
 それが非生産的なものではないのかに
 自覚的になることが大切

というお話でした。


まずは問題となっていることを
自覚することから。

大切な内省だな、と思います。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。


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<本日の名言>

自分が感じていることは正しくないかもしれない。
だから、常に自分をオープンにしておくんだ。
あらゆる情報や、たくさんの知識を受け入れられるように。

アイルトン・セナ(ブラジルのレースドライバー/1960-1994))

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