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3266号 2023年2月1日

ココナラで「キャリアコンサルタント受験対策ロープレ(60分2500円)」を買ってみた話

(本日のお話 2156字/読了時間3分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は、外部人事パートナーとして
関わらせていただいている会社様への
6件のコーチング/コンサルティグでした。

夕方からは15キロのランニング。

夜は、スキルマーケットの「ココナラ」で、

「キャリアコンサルティングの面接のロープレ」
(60分2500円で購入)

を受けておりました。



さて、本日のお話です。

本日は昨晩行った

「キャリアコンサルティングの面接ロープレ」

の体験と、そこからの学びを
皆様にご共有させていただければと思います。

それでは早速まいりましょう!

タイトルは

【ココナラで「キャリアコンサルタント受験対策ロープレ(60分2500円)」を買ってみた話】

それでは、どうぞ。

■昨晩、初めて

「キャリアコンサルティングのお作法に則った
面接ロープレ」

を体験してみました。

私は、独学での勉強なので、
受験対策もよくわかっておりません。

ただ、キャリアに関する本で
評価が高そうなものを見繕って読み進め、

学んだ内容をメルマガにして書いて
発信させていただいている、という今日この頃です。

■ただ、受験対策はやっぱり大事。

ゆえに、

『ココナラ』

というスキルマーケットで

キャリアコンサルタントの受験対策の
相談に乗っていらっしゃる方を探し、

その中で星4.5点/5点満点中の
熟練されたキャリアコンサルタントの方(60歳男性)に
お申し込みをさせていただいた、

という背景でございます。

■結果からすると、
「めちゃ勉強になった」
という感想です。

よかったことは大きく2点。

1)教科書に載っていない
「生情報」が手に入った

そして

2)受験団体の良しとされる
「お作法」を理解できたこと

かと思います。

■まず、

1)教科書に載っていない
「生情報」が手に入ること

なのですが、

相談に乗っていただいた
ココナラの出品者のキャリアコンサルタントの方より
色々と「生」な話を教えていただきました。

例えば

・キャリアコンサルタントの試験の面接は、
面接 15分/口頭試問 5分
となっていること
(これくらい調べておけよという話ですが苦笑)

・面接の開始時に
「相談者の条件設定」について
A4のパウチのようなもので見せられて、
「じゃあ、はじめてください」でロープレ(面接)がスタートすること

・そして口頭試問では「絶対聞かれること」は
Q、できたこと/できなかったことは何ですか?
Q、この後、どう支援しますか?
Q、資格を取得したら、どのように活かしていきたい?
であること

などを教えてくれました。

■リアルな話を聞くと

”面接でのリアルがイメージできる”

ので大変参考になります。

そしてそういった情報にアクセルするのは
書籍ではどこにあるかもわからないし、
簡単ではありません。

ゆえに経験者に話を聞くのは
実に参考になるなあ、、、

と思ったのでした。

■そして2つ目の良かったことですが、

2)受験団体の良しとされる
「お作法」を理解できたこと

でございます。

どんな組織でも、
人が人を判断する以上

「こういう進め方が良し」

という「お作法」のようなものがあるものです。

■特に対人支援の作法は
様々な考え方があります。

大きな流れは同じだとしても

・行動を大事にするか
・感情を大事にするか
・思考を大事にするか

は”色”が出るもののようです。

もちろん大きな流れは同じであり、
昨日ご紹介した

『マイクロカウンセリング』

の技法はその中心とされます。

※詳しくはこちら
https://1lejend.com/b/detail/HSfoIRnMfw/4410424/

■その技法とは

・信頼関係を築く
・傾聴をする
・質問する(開かれた質問/閉じられた質問)
・言い換え、要約

などは大事な技法であり
きちんと行っているかも重視されます。

内容はコーチングとも類似しており、
そのまま活用できそうなのです。

ただ注意点は、コーチングと
その”文脈”が微妙に違うのです。

例えば、

・対話の中で、
どこまで状況把握をするのがよいか、

・対話の中で
目標設定と問題分析のバランスは
どのあたりが良しとされるのか

・対話の中で、
より気持ちや過去に踏み込んだほうが
良しとされるのか、

は、私が学んだコーチングとは
少し違う感じがしました。

■例えば、
昨日の体験からの違いを言葉にしてみると、

○コーチング・・・

・個人の成長にフォーカスするため、
「目標設定」を行うことも大事である

・ゆえに現実と問題のギャップを伝える
「どうしていきたいと思いますか?」を
比較的早めに聞いていくこともしばしばである

○キャリアコンサルティング・・・

・「自己概念との不一致」を
探究することを大切にしている

・「問題の把握」の部分を
気持ちや過去の経験の深掘りを含めて
特に大事にしているため、かなり時間をかけても問題を深掘りする傾向あり

と感じました。

キャリアコンサルティングは
もっとじっくりめっこり、
問題の把握をしていくことを「より」求められる印象です。

■その他にも以下のような
「お作法」を教えていただきました。

・一般的に面接では、
ロープレが始まる段階で、
守秘義務や時間のことは話されている前提とされる

・ゆえにロープレ開始の第一声は
「今日はどんなお話ですか?」で始める事が多い

・ざっくり趣旨を話をしてもらった後は
「そうですか、もう少し詳しく教えてもらえますか?」
と話を促すのも割と一般的である

・「その気持はどこから来ているのでしょうか?」
と過去の経験を深ぼることを大事にする質問が重視される

、、、などなど。

そんなことを聞きながら

”郷に入れば郷に従え”

ではありませんが

そこの場のお作法を知ることは
特に受験のような場では大事なのだろうな、

と感じた次第です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

ローマにいるなら、ローマ人のように行動せよ。

アウグスティヌス
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