自分を閉じ込めつつも、そこそこできる６番バッター
（本日のお話 1681字／読了時間2分）
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、２件のアポイント。
夜は、以前からお世話になっている
人事つながりの方との会食でございました。
＊
さて、本日のお話です。
最近、会食が増えてきましたが、思うのが
「皆それぞれ悩みや葛藤があるなあ」
ということです。
そして、例に漏れず私も
「なんだかもやもや悩むこの頃」
でございます（汗）
本日はそんな
”ごく個人的な悩み”の独り言として、
思うことを書き連ねてみたいと思います。
（注：本日のお話は、理論や学び的な話はありません。
ご興味がない方はスルーいただければ幸いです）
タイトルは
【自分を閉じ込めつつも、そこそこできる６番バッター】
それでは、どうぞ。
■私は現在、40歳です。
「不惑の40歳」と言われますが、
現実を見てみると、
「惑いまくりの40歳」
となっております。
笑われるかもしれませんが、
残念ながら、やっぱりそれが現実です。
■時折、
「自分はコレだ！」
とバシッと決まった
ゴールデンタイムのようなものを
感じる瞬間はあるのですが、
それは一定期間経つと
また、蜃気楼のように滲んで
消えてしまうかのようです。
■そんなことが
転職や起業のタイミング
あるいは仕事になれてきたときに
感じることがあり、
その都度外部の視点ということで
お世話になっている経営者の方に
相談に乗っていただくことをしています。
自分のモヤモヤの糸口を
誰かに頼りたくなってしまう、
というのが本音かもしれません。
■そして先日、２年ぶりに
その方にオンラインでコンサルティングを
受けたのでした。
つらつらと自分の現状
・大学院が終わろうとしている
・起業から5年経った
・仕事は、安定的にいただけている
・そして楽しくやらせていただけてもいる
・一方、このままでよいのかという疑問もある
そんなことを語ったところ
その経営者の方から
このように言われました。
「紀藤さんは、
”自分を閉じ込めながら
そこそこ活躍できる6番バッター”
みたいですね」
とのこと。
（なんとも切ない比喩・・・涙）
■そう思った所以として、
”自分ができることはあるし、
それで成果もそこそこ出せる。
しかし、本人の満足度と
またその道の突き抜け具合でもややイマイチ”
であるから、という話でした。
■せっかくならば
「自分はココだ」と思える
”偏愛”に振り切ってみる。
そうして
自分のコアの部分にフォーカスしたほうが、
一時的に成果は下がるかもしれない。
しかし、
結果として今のモヤモヤの原因の
解消に繋がりえるのではないか。
そのために
「自分はココだ」を見つけるために、
あえて、ブラブラして
モラトリアムを楽しんでみても
いいかもしれませんね、、、
そんなお話でありました。
■うーん、なるほど、、、。
他者がなんと言ったとて
自分がそれをどのように判断するか、
が大事なわけですから
別に気にしなくてもよいとも言えます。
ただし、
それが引っかかるとしたら
何かがある可能性は高そう。
自分はまさにそんな感覚を
聞いて思ったのでした。
■自分がキャリアを積み重ねていく旅路は、
自分の
「できること」（才能）
「やりたいこと」（動機）
「大切にしていること」（価値観）
の、重なり合う面積を
最大化していく道とも思えます。
■ただし、
一回決まったからといって、
それはまた環境や自分の変化で
また変わっていきますし、
「慣れてくる、飽きてくる」
という変化もあります。
あるいは、
「自分だからこそできることは何か？」
という社会的な役割に対する問いも
生まれてくることもあります。
■そんな風に、ウロウロしているようすは
あまり格好良いものではないかもしれませんが、
そうした悩みもあるものだよな、
そう思ったほうが気が楽になるものだし、
人間っぽくてよいかもな、、、とも感じます。
■自分は、
「５番バッターを目指そう」とするか
「６番バッターでよいのだ」と思うのか、
「ただ野球を楽しめばよい」と思うのか
その答えがあるわけではないですが、
自分の立ち位置を
自分で納得できるように
その時時で見つけていくこと、
自分を閉じ込めているなら
それを少しでも解放できるように
自分に素直に、自分をより良い方向に
もっていけるように工夫をしてみようとすること
大事な問いであり思索でなかろうかと
思っている次第でございます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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＜本日の名言＞
自己に閉じ込められ、自己にこだわっている人間は、
世界を真に見ることができない。
自己が自由に、自在に動く時、世界もいきいきと生動する。
道元
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