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3429号 2023年7月14日

「生成AI」は身につけるべき人材育成のスキルとなった

(本日のお話 2354字/読了時間3分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は終日、新入社員のフォロー研修でした。

高卒や大卒、大学院卒の皆様が
一堂に会して実施いたしましたが

それぞれの年齢層ごとの特徴など、
興味深く学ばせていただきました。

本日も2日目。楽しく参りたいと思います。



さて、本日のお話です。

昨日の日本経済新聞で、
個人的に実に深い記事がありました。

今日はその記事のご紹介と、
そこから思うことについて
皆様にご共有させていただければと思います。

それでは早速まいりましょう!

タイトルは、

【「生成AI」は身につけるべき人材育成のスキルとなった】

それでは、どうぞ。

■皆様は、

ChatGPTやBardなど、
生成AIをどれくらい活用していますでしょうか。

最近、生成AI関連のニュースは
目にしないことがないくらい、
注目を浴びているように思います。

こうした話題は
一過性のブームのように感じられるものも
少なくありませんが、
今回の技術進化は不可逆的であり

”一つのパラダイム・シフト”

の中にいると感じさせられます。

(あんまり詳しいわけではないのですが、
素人からでもそう感じます、、、)



そんな中、先日の
日本経済新聞の記事に、
関連するこのような内容が掲載されていました。

以下、引用いたします。

”【生成AI、従業員が身につけるスキルに 人材育成指針】

企業の人材育成の指針に生成AI(人工知能)が加わる。

経済産業省が8月にも指針を改定する。
指針は企業の社内研修のほか、社会人学習のカリキュラムなどに反映される。
生成AIの利活用は今後、経営者や従業員の必須の能力となりそうだ。

経済産業省はデジタルトランスフォーメーション(DX)を念頭に、
経営者や従業員が身につけるべき知識や技術を「デジタルスキル標準」としてまとめている。
AIやデータ分析、セキュリティー管理などが対象だ。8月にも改定し、生成AIを加える。

指針には生成AIの成り立ちや基盤技術を理解することを記載する。
ビジネスへの活用事例を知ることや最新の技術動向を学ぶことも盛り込む。
対話型の生成AIを活用する際には、的確な指示を出して質の高い内容を引き出す
「プロンプトエンジニアリング」と呼ばれる新たな技術が必要だ。
これらの技能も身に付けるよう求める。

(中略)

指針はすでに旭化成や味の素、イオンなどが社員教育に活用している。
教育サービスのグロービス(東京・千代田)は講座の設計に利用している。

2023年7月13日 日本経済新聞の記事より”

とのこと。

■この記事を見て、個人的には

「やっぱりそうだよな・・・」

と感じました。

おそらく、すでに仕事で活用している方から見れば
同じように納得できることではないか、と思います。

現在、ChatGPTにできるタスクとしては
以下の15が挙げられています。

(ここから)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【ChatGPTができるタスク】

<情報抽出系>
1)要約:
小学生にもわかるように300文字程度で要約して

2)感情分析:
喜び/怒り/悲しもの感情を0-5で表現して

3)エンティティ分析:
場所/人物名/組織名を抽出して

<文章理解系>
4)キーフレーズ抽出:
次の文章の重要なフレーズを抽出して

5)インサイト抽出:
次のレビューから商品の改善点を考えて

<チェック系>
6)校正:
誤字脱字/タイプミスを見つけて

7)添付/評価:
◯◯の基準で10点満点で評価して

<翻訳系>
8)翻訳:
次の文章をフォーマルな日本語に翻訳して

9)分類系:
次のニュース記事のカテゴリを教えて

<文章生成系>
10)思考の壁打ち:
◯◯という考えで抜けている点を指摘して

11)問題生成:
次の文章から4択問題を作成して

12)コード作成:
OpenAIのAPIを実行するコードを書いて

13)記述アシスタント:
このメールの日程調整をするメールを書いて

14)アイデア創出:
人気の出るブログの内容案を提案して

15)情報検索:
WEBアプリの要件定義について教えて

※引用:Daiyu Hatakeyama | @dahatake | 畠山 大有 April 14, 2023
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(ここまで)

■私自身、使い方としては
まだまだ簡単なものしか試していませんが

・生成AIに「研修企画書の骨子」を作ってもらう

・生成AIに「キャリアについての相談」に乗ってもらう

・生成AIに「プロジェクト名のアイデア」を考えてもらう

・生成AIに「誤字脱字のチェック」をしてもらう

・生成AIに「研修の案内文の案」を作ってもらう

・生成AIに「アンケートコメントの分類と要約」をしてもらう

、、、などで活用しています。

他にも聞くところによると、

・学校の先生がテスト作成で活用している
(歴史上の出来事についてChatGPTに説明させ
大体、どこかに変なところがあるので、
その誤りを指摘させる、というテストの仕組みにする)

という使い方もあるようですし

・今後の人事戦略の方針について、部長陣で話し合った内容についてChatGPTに質問し、
深堀りをして戦略をブラッシュアップしていく
(結果的に会議で2日かけて作ったものとほぼ同じ内容が、
15分でできたそうです)

という使い方もあるよう。

■こうしてみていくと、

”これだけ便利なものが、
自分たちの仕事や生活に
入り込んでこないはずがない”

というのは一目瞭然なわけです。

きっとこれからは、

・ちょっと気になることがある
・自分でやるのは重たいことがある

・まずは生成AIができないか検討する

・その上でできない仕事を
自分がやる

という思考が、ますます加速していくのだと思います。

そして、こうした仕事の仕方も

”使っている人はどんどん覚えていく”
(プロンプトの出し方など)

一方で、使わなければ
使っている人との差は、
どんどん開くことになるのかな、、、

と思います。

■あくまでも素人のユーザーとしての
意見でしかありませんが、

こうした技術について
試したり、新しく覚えることは
最初は漕ぎ出しが重たいもの。

しかし、
まさに日本経済新聞の記事であるように

「生成AIは従業員が身につけるべきスキルになる」

というのは確定された未来なので、

こうした新しいスキルの活用も
積極的に試していきたいものだ、

そんな事を思った次第です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<本日の名言>

発見の旅とは、新しい景色を探すことでない。
新しい目で見ることなのだ。

マルセル・プルースト
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