池を見ていると、池ポチャする法則
(今日のお話 1400文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は5件のアポイントでした。
並びに、夜は友人に誘われて、
英語で、経済雑誌の「economist」について
ディスカッションをするという、
大変知識レベルが高い方々の集まりに参加。
そしてディスカッションのテーマは、
「最近の原油価格の下落は誰にデメリットがあるのか?」
みたいなお話でしたが、全く歯が立たず。
世界の壁を感じました。
が、良い刺激になりました。
(頑張ろう!)
■さて、本日のお話です。
上記の英語の勉強会の話ではないですが、
私は、自分が身の丈にあっていないな、と思いながらも、
目上の人、すごい人、憧れる人、尊敬する人と
一緒にいるのが、とても好きです。
その理由は、何となく、
”尊敬する人達に近づけるような気がするから”
かもしれません。
今日はそんな話も踏まえながら、
「見ている方向に引っ張られる」
という原則について、
思うところをお伝えさせて頂ければと思います。
それでは、どうぞ。
■久しぶりにテニスのお話。
少し前に、私は恥ずかしながら、
テニススクールで、サービスを打った際に、
前にいた人にぶつけてしまいました。
幸いにも大事にはならなかったのですが、
物凄くヒヤッとして、もう二度とすまい、
と心に誓った次第。
そこで、コーチが言った言葉に、
反省と共に、はっとさせられました。
「今のは、打つ前に当たりそうだなって、正直思ったよ。
コーチ長いことやっていると、
大体前に人がいたりして、
”あっ、当たりそうな場所にいるな”
”サーブを打つ人もそっち側に気をとられているな”
と思う時に限って、なぜか、当たるんですよね。
人は「当てまい」とそっちを見ると、なぜか
当てまいとする方向にボールが引き寄せられるんですよ・・・」
■また、ゴルフが上手な、
ある方からこんな話を聞きました。
「ゴルフは、バンカーや池が目に入って、
そっちの方向に行かないように、
避けよう避けようとすると、なぜだか
池やバンカーに吸い寄せられていくんです。
結果、バンカーにドボン。池ポチャになる。
私たちは”見ている方向”に
意識が引っ張られるんですよね。」
「ちなみに、プロのプレイを見ていると、
一切、バンカーも池も見ない。
ピンしかみていないから、
その周辺に、落ちるんですよ。」
■このお話を聞いて、
これはテニスやゴルフなどスポーツに限らず、
あらゆることに言えるのだろうな、
そう思ったのです。
テニスのボールが
「そっちへ打ちたくない!」と思っているのに、
意識し、目で見てしまった方向に行くように、
またゴルフで池やバンカーに、
「嫌だな・・・」と意識を囚われた結果、
なぜだか引っ張られてしまう、
というように、
【私たちは見ている方向に、向かってゆく】
という法則があるように思うのです。
これは、仕事でも、プライベートでもそうなのでしょう。
高い目標を掲げ、
その方向ばかり見ていれば、
そちらにいこうとする引力が働きます。
先ほどの私の話ではないですが、
自分が憧れたり、尊敬する人に刺激を受け、
「そうなりたい」と追いかけていると、
同様に、少なからず”見ている方向”に近づいていく、
そんな気もします。
■人は、見ている方向に進みます。
だからこそ、普段から、
自分の理想や目標、ゴール地点を、
出来るだけたくさん、
それこそ1日に2回も3回、いや5回も6回も見ることで、
意識が目標へ引っ張られ、
不思議にも、目標への達成率が上がるのではないか、
そのように感じます。
「7つの習慣」では、
”第二の習慣 終わりを思い描くことから始める”において、
人はまず最初に
”知的創造(=頭の中で結果を創造する)”
することから始まる、と言います。
頭の中で「行きたい場所」を描いて、”知的創造”するからこそ、
現実の結果として”物的創造”をすることができる。
と、いうわけで
自分の目標やゴールを思い描いて、
大切にしてまいましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。