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464号 2015年2月2日

当たり前に感謝する

■おはようございます。紀藤です。

週末は仲間と久しぶりに皇居ラン。

最近はめっきりテニスばかりでしたが、
走るのもなかなかいいものですね。

朝ランニング→丸の内ランチで、
ちょっと贅沢な気持ちなった週末でした。

さて、今日のお話です。

本日はよく聞くのだけれども、
とても大事だなあ、と思ったことの共有です。


■それは、

【当たり前に感謝をする】

ということです。

先日ですが、ふとしたタイミングで、
「〇〇を当たり前って思っていない?」
と問われることが連続して起こりました。

そして、自分自身を振り返ってみると、
当たり前と感じてしまっていることが思った以上に多いこと、
そして、当たり前に感謝の念を忘れていたという事実に気が付きました。

例えば、
・奥さんがご飯を作ってくれて当たり前
・洗濯をしてくれて当たり前
・アシスタントの人が仕事を手伝ってくれて当たり前
・先輩が仕事の相談に乗ってくれて当たり前
などなど、
私がつい”当たり前”と思いがちな事。
(関係する皆さま、すみません汗)

でも、よくよく考えてみると
これらのことは、
「普通に周りの人が協力してくれているけど、
 本来”自分一人でやるべきもの”だったのではないだろうか」
とも思うわけです。

よくよく考えてみれば、結婚する前は、
洗濯も自分でして冬は冷たい水を触って干して、
食事もめんどくさいと思いながら一人で作って・・・
という事をしていました。

営業活動だって、
もしチームにならなければ、
全てのアイデアも一人で考え、
細かい事務作業も自分で何とか時間を作ってやるしかありません。

でも、それらを代わりにやってくれる人がいる。

役割分担と言えばそれまでかもしれませんが、
「善意でやってくれている部分」もたくさんあるのです。

しかしながら、やってくれることが毎日続くと
当たり前になってきて、
一度やっていないときがあれば、
「えーっ!なんでこれやってないの?!」
と思ってしまったりする。

このようなこと、私以外でも意外とあるのかもしれません。


■加えて、恐いのが、

”当たり前の感覚は、
 自分が気付かないうちに、いつの間かできている”

ということです。

意識して自分自身を振り返ったり、
または私のように誰かに指摘されたりしないと、
”当たり前と持っていること”にはなかなか気付けません。

だって、自分にとっては”当たり前”なのですから。

しかしながら、
”当たり前”と思えば思うほど、
どんどん当たり前の欲の皮が厚くなっていき、
「あいつは当たり前のことすらやってくれない」
とイライラする瞬間も増えるでしょう。

でも、逆に”当たり前”という捉え方を手放すと感謝ができます。

不思議と「代わりにやってくれてありがとう」と思えます。


■「7つの習慣」では、
「第七の習慣 刃を研ぐ」において、
【人間関係の刃を研ぐ(=継続して向上させる)こと】
が、私達がより良い人生を送る上で重要であるといいます。

誰かが何かをやってくれたことに感謝の言葉を伝えるのは、
数秒の時間しかかかりません。

言っても言わなくても、
自分の仕事の邪魔をすることも、何かができなくなるということもない、些細な時間です。

とするならば、その時間で、

”「当たり前と思っていること」に気付き、感謝の念を持つ、そしてそれを言葉にする”

ということが、自分にとっても相手にとっても、
心が豊かになり、毎日がちょっとハッピーになる大切なことなのだろうな、
と強く思うのです。

“当たり前”のお話でしたが、改めて思った次第です(笑)


最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 感謝の心が高まれば高まるほど、
それに正比例して幸福感が高まっていく。

            松下幸之助

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