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402号 2014年10月27日

サザエさんの三河屋のサブちゃんの営業力

■おはようございます。紀藤です。

すっかり秋も深まり、イチョウの葉も
黄色くなってきました。

季節の移り変わりはいつみても
感慨深いものです。

■さて、早速ですが、今日のお話です。

サザエさんから学ぶ、
”セールス”に関わるお話です。


人間は同じものを買うのなら、関係性の深いほうで買います。

より関係性が深い人から買うのです。

フジテレビ系でもう40年以上続いている人気アニメ「サザエさん」。

この登場人物に磯野家に出入りしている
”三河屋のサブちゃん”というキャラクターがいます。

勝手口から現れて、醤油やみりんなどの注文をとっていき、後で配達をしてくれる。

「そろそろビールが切れる頃ですね」とか
「明日はカツオ君とワカメちゃんの運動会ですよね。醤油は足りていますか」とか、
タイミングよく注文を聞きに来ます。

サブちゃんは、磯野さんの家がどういう家族構成で、
どういう仕事をしていて、どういう趣味があり、どういうものが好きかなどなどを把握しているのです。

(中略)

繁盛する店、会社になるためには、いきなり買ってもらおうとするのではなく、
お客様と関係性をつくるという意図をもつことが大事になってくるのです。

「安売りをするな!価値を売れ!」
藤村 正宏 著


■この話を聞いて、私は、
弊社が提供している営業研修
「ヘルピング・クライアンツ・サクシード」
の話を思い出しました。

ちなみに、
「ヘルピング・クライアンツ・サクシード」とは、
アメリカのトレーニングインダストリー20という評価基準で
3年連続で金賞を頂いている営業研修。

その研修では、
「信頼構築」
が何より大切である、と言います。

確かに、言われてみれば当たり前。

でも、意外と意識できていないことかもしれません。


■商品を丁寧に説明できるよりも、
「あの人が言う事なら、間違いない」
と言ってもらえる存在になったほうが、
圧倒的に強いはず。

お客様にそう思っていただけたのであれば、
その営業の方は、どんな状況でも、どんな強豪が来ても、
きっと選ばれ続けるのではないでしょうか。

そしてこれは様々な人間関係でも、
同じことが言えるのでしょう。

相手と良好な関係を築き、頼られ、
信頼される人物になることは、
どんな環境でも重要な事だと思います。

そのためには、三河屋のサブちゃんのように、
”相手を理解し、相手のWinを知ること”
がキーポイントになるのかもしれません。
(第四の習慣 Win-Winを考える
 第五の習慣 まず理解に徹し、そして理解される)

サブちゃん、意外とすごかったんですね。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。

【本日の名言】 十人中九人までは、
深く知ると、前より好感が持てる。

              フランク・スウィナトン

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