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1032号 2016年12月11日

”新しい目標に生きる「勇気」”と、”今までを続ける「勇気」”を天秤にかけて、見えるもの

(今日のお話 1254字/読了時間1分半)
■こんばんは。紀藤です。

昨日土曜日は、3ヶ月間、
今まで自分が飛び込んできた研修・セミナー・塾の中で、
最も濃密で、最も得るものが多く、
最も過酷で、途中下車したくなったときもあった、
「サムライ塾」の最終日でした。

名前だけ聞くと、
「サムライ塾」なんて、どう見ても怪しいのですが(汗)、
”学びの機会”を提供する会社のものとして、
純粋に評価しても、本当に素晴らしい学びの場でした。




最終日は、これまで3ヶ月間、
世界のこと、日本のこと、そして自分の事を考えつづけた、
約10名の塾生達が、
それぞれの妻、子供、親友、
また職場の恩師など大切な人をゲストに迎え、
そして、「魂の叫びのごときプレゼン」を行う、
そんな1日でした。

私も、自分の妻、
お世話になっているいとこ、
また尊敬する友人などを呼び、
約50名の前でプレゼン。

自分でも、かなり出し尽くした感があり、
だからこそ、日曜の今日は、完全に消耗しきっておりました。
(二日酔いも重なって)


■振り返って思うのですが、
なぜ私が、そして私だけでなく塾生仲間達が、

わざわざ土日の時間を賭して、
時に逃げたくなるような負荷を掛けてまで、
このような”学びの時間”に、自ら身を投じたのか?

また「サムライ塾」だけでなく、
いくつかの人が、世にある研修や学びの場に、
大切な時間やお金を使って、参加しようと思うのか?


それを考えていたときに、
とある本に書かれていた、
こんな問いを目にしたのでした。



『あなたは、今までの生き方をやめて、

 新しい目標に生きる「勇気」はないかもしれない。


 しかし、だからといって、

 このまま今までの生き方を続けていく

 「勇気」はあるのだろうか?』



きっと人は、
誰もが多少なりとも、

”明日の今日よりも良くなっていたい”

という未来に対する期待・希望を
持ちたい生き物だと思うのです。

だからこそ、
人は大なり小なり、自分に対しても、

「このままで良いのだろうか?」
「本当はもっと出来るはず、よくなりたい」
「自分の可能性を信じたい」
「自らを変えたい、変わりたい」

といった、向上意欲を持つ、
そんな生き物なのではないか、

私はそう思います。


■変化をさせることは、
リスクであり、怖いことでもある。

でも、同時に、

「変えずに今のままを続けていく」

ということに本当に、
100%満足できるのか?


【このまま、今のままを続けていく「勇気」はあるのか?】


と自らの問うた時に、
どのような答えが出てくるのか、

そのようなことを考えることが、
自らが新しいことに一歩踏み出す、
きっかけになるのではないか、

そのように思います。


■私自身、常に、

「このままを続けるのは何かイヤ」

という思いがあります。

だから、常に何か
新しい可能性を探したいし、
そしてそれを見つけた時に、
成長の喜びを実感することができるのです。


全員が全員、私のような考えとは、
もちろん思っていませんが、
何か感ずるものがあるとすれば、

自らに先述のような「問い」を
投げかけてみること、

意義あることではないか、
そう思う次第です。

今回は、短めに。

【本日の名言】 人は年月を経るだけで老いるのではない。
理想を捨てることによって老いるのだ。
年月は肌に皺を刻むが、
好奇心を捨てると魂に皺ができる。

ダグラス・マッカーサー”

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