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295号 2014年5月22日

「穴の空いたバケツ」状態にならないために

■おはようございます。紀藤です。

つくづく思いますが、
「復習」ってとても大切ですよね。

特に「本を読む」ことについては、
尚更そうだな、と感じます。

私自身、
「(自身の知識の習得のために)本を読むこと」
を習慣にしているつもりなのですが、

たまに思うのが、

「読んだ本の中の、
 どれだけが自分の血肉になっているのだろう?」
 
ということ。


■大量に積み上げられた読了済みの本を見て、
読んだ気になっていますが、

「じゃあ、ここから学んだ事を言って下さい」

と質問されたら、
「あれ、なんだろう?」という本が、
結構あることに、ふと気が付きました(汗)

本を読んだり、
情報を取り入れているときは
没頭していて気が付きませんが、

「そもそも何のために本を読むのか」

ということは
(特に学習のための読書において)
常に頭に置いておかなければならないのでしょう。

実用書やビジネス書などは、
なぜ読むかと問われれば、

”得た知識を活かして、
生活やビジネスをより豊かにしたいから”

のはず。


■しかしながら、
何となく冗長的にこなしてしまうと、

結果、

「穴の空いたバケツで何度も水をくむ」

というように、
同じ情報を、何度も得ては失い、
得ては失い、得ては失い、得ては失い、得ては失い(以後繰り返し)
一応、少しずつ溜まっていく、
という、よく考えると何だか
とても非効率的なことになってしまうように思います。

これは読書だけでなく、
セミナーでの学び、
仕事上の学びでも、
あらゆる学びに関して
同じことが言えるかもしれません。

穴の空いたバケツ状態にならないためにも、

「何故、何のために●●をしているのか?」

を、自分自身に問い続けることは
とても重要なことなのでしょう。


長くなりそうなので、明日に続けます。
今日も皆様にとって良い一日になりますように。

【本日の名言】 知識に対する投資は
常に一番の利益を生み出す。

         ベンジャミン・フランクリン

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