メールマガジン バックナンバー

287号 2014年5月12日

継続のためには、〇〇が役に立つ

■おはようございます。紀藤です。

土日は家で勉強をしたり、
テニスをしたりと、
健康的な週末を過ごしていました。

「週末に勉強」というのは、
最近始めたことで、ある理由がありました。

数か月前の話ですが、
同じような目標を持つ友人何人かで、
「一緒に勉強をしようグループ」
を作ったことがきっかけです。

「皆で同じ時期に同じテストを受けよう」
と、計画がスタートしました。


■そんな中、勉強の波に乗り遅れた私が、

「最近どう?勉強してる?」と、
(「いや全然だよ~」という答えを少し期待しながら)聞くと、
「毎日1~2時間くらいはしてるよ」

とのこと。すると、

「やばい。自分もやらねば(汗)」

という半ば強制的な”焦り”
のような感情が湧きあがるわけです。

ちなみに、
もし勉強しなくとも、
誰に責められるわけでもないですし、
出来なかったからといって、
別に今の仕事に大きな影響があるわけでもありません。


■でも仲のよい友人と一緒に始めた手前、
「今回はそんなに本気で勉強しなかったからな~」
という負け惜しみ的なセリフは、
カッコ悪くて言いたくないですし、
皆が頑張っているのに、
自分だけだらだらとしているのも、
何だか落ち着かなく思えます。

そんなこんなで、
週末の時間があるときには、
自分も、目標に向けてがんばろう、
と思い、週末の勉強が
習慣になり始めました。


■ちなみに私だけでなく、
「〇〇をがんばろう」と思ったことがある人、
例えば、

「資格取得に取り組もう」
「ダイエットを習慣にしよう」

という経験を持つ人は、
少なくないと思います。

ですが、世の中の多くの
「ダイエット商品」「英語学習教材」などの
ラインナップの多さを見ても、
多くの場合は失敗してしまうのが現実のようです。

それくらい【習慣化】は難しい。

これは紛れもない事実でしょう。


■そして、私が今日共有したいことは、
この現状を打破し、
習慣を作る大きな推進力となるのが、

「一緒に同じ目標を目指す仲間」

ではないか、と強く感じるのです。

「まあ、やってもやらなくてもいいか」 VS「自分で決めたし、頑張りたい」

という、
2つの気持ちの間で揺れ動いたときに、
大体勝つのは「まあ、やってもやらなくてもいいか」
が多いように思います。

なぜならば、人は面白いほど、
「やらなくてもよい理由」を見つけてしまうからでしょう。

そんな時に、
自分の中の”悪魔のささやき”に負けない、

【周りで頑張っている仲間】

という事実が、
自分を奮起させてくれ、
頑張ろう、という気持ちを湧き立たせ、
「継続」「習慣化」「目標に向けての努力」などの
大きな推進力になる、
そのように思うのです。


■「7つの習慣」では、習慣のために、

「知識」「スキル」「やる気」

の3つの要素が必要といいますが、
この中で【やる気】というのが、最も厄介です。

しかし、一人でなく、皆で動くことで、
この「やる気」の手綱も、
しっかり握ることができるのかもしれません。

【本日の名言】 人間の心というものは
活動が止まってしまうと
雑草が生えるものだ。

           ウィリアム・シェイクスピア

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