メールマガジン バックナンバー

271号 2014年4月15日

「本」と「セミナー」の違い

■おはようございます。

先日植えたばかりのバジルの種が
芽を出すのが楽しみな紀藤です。

さて、本日はいつもと
少し違うセミナーのご案内をひとつ。

フランクリン・コヴィー・ジャパンは
法人向けのセミナーだけでなく、
実は、個人向けのセミナーも実施をしております。

そして、来たる4月26日(土)に、

【インサイド・アウトのアプローチで
    学ぶ営業心理学セミナー 入門編】

という内容で、セミナーを実施します。


■研修講師は、フランクリン・コヴィー・ジャパンの
営業研修「ヘルピング・クライアンツ・サクシード」の
ファシリテーターである田路講師。

彼は、

・大手企業において営業MVP&7半期連続の営業表彰を
 含む11半期連続全指標達成(いずれも会社記録)したトップセールス

であり、

・日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー、
 米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー

という肩書きも持つ、非常に多才な講師です。

そんな彼が、

”「世界共通の営業の原則」×「心理学」×「長年の営業経験」”

という彼の持つ多くのエッセンスを融合し、
オリジナルの内容に仕上げているのが今回の企画でございます。

よろしければぜひご検討下さい。

■さて、私自身、
お客様にトレーニングをご紹介していて、
しばしばご質問を頂くことがあります。

それは、

「本でも同じこと言っているから、
 とりあえず、”本”、読んでおけばいいんじゃない?」

というご質問。

「本」には本のメリットがあるので、
これがNGというわけでは全くありません。

しかしながら、

”本”だけ読んでしっかり実践できている、

という人は、意外と少ないように感じます。

恐らく、その理由を考えると、

”素晴らしい理論”だけではイメージできない
のかもしれない、と思うのです。

人は感情の生き物ですので、
”出来るかもしれない”
”やったら変わりそう”
と強く感じることで、初めて、
「実践すること」に繋がります。

ですから、
もしかすると「本」というものは、
”頭”や”理論”を整理するためにはよいけれども、
感情を伴って学ぶことには、
少し不向きなのかもしれません。


■では、どうすれば”感情を伴った学び”にできるのか。

そのために必要なことが、

”多彩な経験(失敗例&成功例)を持つ人から学ぶこと”

ではないか、と思うのです。

「机上の空論」だけではなく、
実際にやってみた経験則をどれだけ持っているか。

そして”理論”だけでなく、
実際の生活で実践をしようとしたときに
何が起こりうるのか。

そして何を得て、
どんな人物になれそうなのか。

この部分を踏まえて、学べるかどうかが、

「本で理解する」

ことと

「研修・セミナーで体感する」

ことの大きな違いなのでしょう。

どちらがいいというわけではなく、
万人に当てはまる考えでもないと思います。

しかしながら、
それぞれの特性を考えて「学び」に利用することで、
より加速度的に成長できるかもしれない、

と思う次第です。


■今日のお話は、

・よく研修・セミナーと本との違いを尋ねられる。

・その違いは「理論」に「できそう」という温度感があるかどうか、
 という点があげられる。

・「理論」に多彩な失敗例、成功例が加わり、
 それを実際に聞いたり、感じられたりすることが、
 「本」と「研修・セミナー」の大きな違いなのかもしれない。

・どちらがいい、というわけではないが、
 それぞれ特性を考えて学びに生かすことが大切ではないだろうか。
 
という内容でした。


今日も皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。

【本日の名言】 賢者とテーブルに向かい合っての
一対一の会話は、
十年にわたる読書勉強に勝る。

              ロングフェロー

365日日刊。学びと挑戦をするみなさまに、背中を押すメルマガお届け中。

  • 人材育成に関する情報
  • 参考になる本のご紹介
  • 人事交流会などのイベント案内

メルマガを登録する

キーワードから探す
カテゴリーから探す
配信月から探す