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264号 2014年4月6日

”華々しい成果を出す多忙期”よりも、そこに至る”地味な毎日の過程”を大切に

■おはようございます。紀藤です。

人事の皆様は新卒研修、
新卒採用の真っただ中で、大忙しの時期ですね。

逆に私の場合この時期は、
営業としては1年で一番の閑散期。

ですのでこの時期は
営業としては、時間に余裕があります。
(忙しい人事の皆様、スミマセン・・・)


■どんな仕事でも、大なり小なり

「バイオリズム」

というものがあると思います。

忙しい時期は、
仕事をさばくことでいっぱいいっぱい。

だからこそ、成果をわけるものは

【余裕がある時間に何をするか】

が、肝になるのではないか、
と感じます。


■余裕がある時間は、
ぼーっと過ごしていると、
あっという間に流れていきます。

しかしながら、
そんな余裕がある時にこそ、
普段できない重要なこと、
例えば、

・資格の勉強
・種蒔きの活動(営業)
・身体のリフレッシュ
・大切な人とのコミュニケーション

などなどに、
集中して時間を使えるかどうかが、
「将来の成果」に大きな影響を
与えるのではないでしょうか。


■そしてこれは、
”1年”という単位だけでなく、
”1日”という単位でも同様。

1日の終わりに、
家に帰って、ご飯を食べて、
お風呂に入って、くつろいで、
「ちょっと時間が余ったな」
という時に何をするか、

1日の間に、
「スキマ時間が少しできたなあ」
という時に何をするのか、

いつ、何時も気合を入れて
フルスロットルでいるのは疲れるので、
常に考えましょう、というわけでもないですが、
1日のうちの
5分でも10分だけでも、

【余裕がある今の瞬間に、何か大事なことはできまいか】

とアンテナを立て、実行することは、
長い目で見たときに大きな差を
生み出すように思えて止みません。


■「7つの習慣」では、
望む成果を出し続けるためには

【「第二領域」に時間を投資せよ】

といいます。

「第二領域」とは、
「緊急ではないが、重要なこと」のこと。

今やらなくとはいいけど、
そのうちやるべき重要なことはなにか。


■よく、

”高く飛ぶためには、膝を深く曲げなければならない”
”大きな花を咲かせるためには、根を深く張る必要がある”

などと言われるように、
成果を出している華々しい多忙期よりも、
そこに至る過程の地味な毎日に、
どれだけ

「緊急ではないが、重要なこと(第二領域)」

の時間をとれるのかを、
ぜひ大切にしたいものです。


■今日のお話は、

・忙しいとき、時間があるとき、
 バイオリズムがある。
 
・忙しいときはさばくことでいっぱいいっぱい。
 だから、肝になるのは「余裕がある時間」。
 
・余裕がある時間に、何を考え、何を実行するのか。
 「緊急ではない、重要なこと= 第二領域」にどれだけ時間を使えるのか。
 それが長期的な成果をわける。
 
・華々しい成果を出している瞬間でなく、
 地味な道のりにこそこだわることが大切ではなかろうか。
 
という内容でした。


今日も皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。

【本日の名言】 一日を大切にせよ。
その差が人生の差につながる。

                ルネ・デカルト

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