今週の一冊 『教養としてのテクノロジー ―AI、仮想通貨、ブロックチェーン』
(本日のお話 1785文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は15キロのランニング。
かなり追い込んで、
1キロあたり3分55秒のペースで
走ってみたところ、呼吸ができず、
酸欠の金魚のようになってしまいました。
ここが今の私の限界。
しかしながら、せっかくなら
サブ3を目指すべく、
自分を追い込みつつ、限界を越えていきたいと思います。
*
さて、毎週日曜日は、
オススメの一冊をご紹介する「今週の一冊」のコーナー。
今週の一冊は、
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『教養としてのテクノロジー ―AI、仮想通貨、ブロックチェーン』
伊藤 穰一 (著), アンドレー・ウール (著)
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です。
■皆様は、NHKで
「スーパープレゼンテーション」
という番組をやっているのを、
ご覧になられたことはありますでしょうか。
「TED」という、
・テクノロジー
・教育
・デザイン
に関して、世界で最先端のトップランナーが、
その知見を披露し、イノベーティブな考えを送り出している
プレゼンイベントです。
そして「スーパープレゼンテーション」は、
その”TED”のプレゼンの中で、
よりすぐりのものを紹介してくれています。
そして、その番組のコメンテーターを努めるのが、
MITメディアラボ所長を務めている、伊藤穰一氏。
まさしく、
”イノベ―ションの中心”
と言っても過言ではない機関で指揮を取っている人物です。
だから、その知見や視点が、
番組を見る度に、
「へえー、なるほど!」
と一般人の私には思わないような意見で、
発見させられることばかりで、
こういう人が未来を作っていくんだなあ、
などと思っていたのでした。
■そして、今日ご紹介する一冊、
『教養としてのテクノロジー』
そんな伊藤穰一氏の思い描く、
「テクノロジーと未来」
について、非常にわかりやすくまとめられています。
*
現在、ニュースなどでだいぶ有名になっていますので、
AI、ブロックチェーン、貨幣経済、、、、
様々な技術が、
劇的に私たちの生活を変えようとしている事は、
ある程度、知られ始めたと思います。
しかし、実際にそのような技術が、
我々の未来をどう変えていくのか、、、
それについては、
「予想もできない」というのが、
現実なのではないか、と思います。
”モノづくり”と言われる日本が、
どんどん世界に押されていく現状。
自動車産業もどうなるかわからない。
これから訪れるオリンピックがどうなるのか。
その後、日本はどうなるのか。
、、、
テクノロジーや産業が、劇的に変わる世の中。
”変わっていくもの”(=環境)と、
”変わらないもの”(=日本が持っているもの文化)が
どのような価値をもたらすのか。
例えば、日本古来の文化の、
神道、アニミズム、八百万神の考えなど、
日本にとって当たり前。
でも他の国にとっては当たり前ではない考えが、
今後世界にどのような影響を与えうるのか、、、
そんな
「つながり」と「可能性」
を、一つ上の視点から、
指し示してくれている本です。
・これから、世界はどうなっていくのだろう、
・私たち日本人は、どうなってくのだろう
そんな疑問について、
俯瞰した目で考えてみたい方に、お勧めの1冊です。
(以下、本の紹介の引用です)
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<テクノロジーは未来をどう変えるのか?
日本人はどう変わるべきなのか?>
AIやロボットは人間の労働を奪うのか?
仮想通貨は国家をどう変えるのか?
ブロックチェーンがもたらす金融・経済への影響は?
世界大学ランキング6年連続1位(*)の米国MITで、
メディアラボ所長を務める伊藤穰一が語る、
「経済」「社会」「日本」──未来を見抜く3つの視点。
[内容]
第1章「AI」は「労働」をどう変えるのか?
第2章「仮想通貨」は「国家」をどう変えるのか?
第3章「ブロックチェーン」は「資本主義」をどう変えるのか?
第4章「人間」はどう変わるか?
第5章「教育」はどう変わるか?
第6章「日本人」はどう変わるべきか?
第7章「日本」はムーブメントを起こせるのか?
※Amazon 内容(「BOOK」データベースより)引用
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<今週の一冊>
『教養としてのテクノロジー ―AI、仮想通貨、ブロックチェーン』
伊藤 穰一 (著), アンドレー・ウール (著)
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