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1558号 2018年5月23日

人の成長とは、「技」を極め、「道」へと到るもの

(本日のお話 1992文字/読了時間2分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は、1件のアポイント。

ならびに、7つの習慣の社内ファシリテーターである方が、
今後、社内で開催される「7つの習慣」の実施のため、
公開コースにご見学に来られており、その立ち会いなど。

だいぶ、体のダメージが癒えて来ましたので、
頭の回転も戻りつつあります。

何よりも、14時間以上ずっと2000メートル級の山で、
日光に晒され続けてきたため、
顔の日焼けが大変なことになっております。。

プロテイン(タンパク質)をとって、
早く回復させてまいります。



また、先日ご案内いたしました、

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「6/9(土)「ストレングス・ファインダー」ワークショップ(1日) 
~自らの「強み」を知り、好きで得意なことを仕事と人生に活かす方法を学ぶ~

https://goo.gl/forms/Ts3A0po9THQo9HIm1

=================================================================

について、多数のお申込み、ありがとうございます!

ここまでお申込み頂いた方、
受付をさせていただいておりますので、
また追って詳細の連絡をお送りいたします。
(まだご連絡ができておらず、申し訳ございません)


定員の20名にすでに達しておりますが、
「どうしても参加したい」という方がいらっしゃれば、
お申し付けくださいませ。

皆様の、新しい視点を得て、
より良く生きるための、
お手伝いをさせていただければと思います。

よろしくお願いいたします。




さて、本日のお話です。

昨日、名古屋から「7つの習慣」の
公開コースを受講にお越しいただいた、
人材開発の責任者のMさん。

彼と、研修が終わった夜、

「人が成長するとはどういうことか?」

というテーマで、
思うところを語らい合いました。

その中で、気づき、
改めての発見がございましたので、
皆様に、ぜひご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【人の成長とは、「技」を極め、「道」へと到る】。


それでは、どうぞ。


■少し前から、あるご縁から、
「空手」(というより総合格闘技に近い)
に参加させていただき、

まだ未熟ながら、その体験を通じて、
思考の幅が広がっているように思います。

それが、「技」と「道」について。



例えば、
私は元々大学時代ボクシング部(アマチュア)だったので、
「パンチ」という「技」については、
多少、上手に行うことができます。

すると、いろんな「技」があるのです。

例えば、

・ジャブ
・ストレート
・フック
・アッパー
・ボディ

そして、これらを組み合わせると、
もうちょっと上位の「技」となります。

例えば、

・ワン・ツー(左ジャブ&右ストレート)
・ワン・ツー・フック(ジャブ&ストレート&フック)
・4回(左右左右)
・かわして、右フック

など。


私のような力量のものが、
あまり「技」と語れるものでもありませんが、

それでも「技」を練習し、
一つずつ身に染み込ませていくと、
それは一つの武器になる、

という感覚はあるのです。


そして、今の私の空手の師範ともなると、

ボクシング、極真空手、
色々な「技」を複合して、
自身の独自の理論が出来上がってゆく。

そして、


「武道(武の「道」)とはなにか?」


ともよべる、深い生き様、
ポリシーとも呼べるものに昇華されていく、

そのように感じています。


■そして、昨日の、

「人が成長するとはどういうことか?」

という話も、実はこの

「武道を極める」

というプロセスに、すなわち、

【「技」を極め、「道」へと到る】

ことに、とても似ているのではないか、

と思うわけです。



例えば、営業だってそう。

例えばある商品の営業のプロセスでは、

・新規アポイント獲得
 ↓
・新規訪問
 ↓
・信頼関係構築
 ↓
・商談
 ↓
・契約
 ↓
・フォロー

という流れで、「営業」が進みます。


成果を出そうとするのであれば、
「新規アポイント獲得」のために、

”流れるようなTELアポの話し方などの「技」”

が必要になるでしょう。

また、最初の新規アポイントがとれても、
その次は新規訪問でグッとお客様の心を近付けるための

”信頼を生み出す話し方/商品・業界知識などの「技」”

も必要でしょう。

その他にも、

・深いヒアリングの技法
・魅力的なプレゼン手法
・情報提供のエレガントな方法
・社内外の人を巻き込む力
・より質の高い商品提供をする工夫
・期待値を超えるフォローの方法

、、、

などなど、「営業」とひとくくりにいっても、

たくさんの「技」が、
そこには詰まっているのでしょう。


■そして、上記の「技」を、
積み重ねるように、少しずつ極めて行った先に、

”百発百中”

”出会った人は皆お客様”

とも呼べる、頭ひとつも、ふたつも
抜きん出た状態となり、

その時に


”我が思う、営業の「道」とは?”


という深く、自分の中での再現性が高いステージへと、
突入していくのではなかろうか、

そのように思ったのです。



■「営業はお客様のために」。


そう口で言うことは簡単です。

しかし、同時に思うのが、


『もし、己の「道」を語るのであれば、

 然るべき「技」を磨くこと』


は当然の努力として、必要なのではないか、
ということ。

「道」を語る人が、実は弱かった。

「道」を語りながらも、実際は実力がない。

、、、となってしまえば、
それは「綺麗事」でしかなく、
せっかくのいい言葉の意味も、
薄っぺらく、真実味のないものになってしまいます。

そしてそれでは、やっぱりもったいないのです。

だからこそ、言っていることが
きちんと形にできるように、


【「技」を極め、「道」へと到る】


というプロセスを、愚直に歩み続けること、

そのことが、大変重要なのではなかろうか、

そのように思う次第です。



私自身、まだまだできていない「技」だらけ。

『道』がおぼろげながら見えている気もしますが、
全然いたっていないな、と思いつつ、
自戒の念も込めて、書き記した次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。


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<本日の名言>

わが行く道に 茨(いばら)多し
されど生命の道は一つ
この外に道なし この道を行く

武者小路実篤

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