メールマガジン バックナンバー

1690号 2018年10月2日

Googleドキュメントの「音声入力」を通じて思った、自分をバージョンアップさせる意義

(本日のお話 1988字/読了時間2分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のポイント。

ならびに 月1で行なっている「組織コンサルティング」の実施。

加えて、夜は「個別コンサルティング」の実施でした。


改めて多くの方が、
組織であれ、自分自身であれ

”今の状態をより良くしていきたい”

と思っているものです。


しかし同時に、どうすれば良いのか、
”適切な言葉”や”行動のアイデア”が、
見つからないというのも事実。


だからこそコーチや、コンサルタントという第三者がいることで、
自分のことを客観的に見つめられるようになったり、
行動のアイデアが出るものなのだろうな、

そう思った1日でした。


私自身、お役に立てるよう、
もっともっと勉強していきたいと思った次第です。




さて本日のお話です。

最近、「音声入力」でのメルマガ執筆を、
本格的にはじめました。

それから、

”自分の中の意識に変化”

を明確に感じています。

そして、それがこれから、
大きな変化に繋がってくるであろうという予感を感じると共に、
多くの方にも関わる話ではないか、と思ったのです。


ということで、本日はそのことについて、
皆様にご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、


【Googleドキュメントの「音声入力」を通じて思った、自分をバージョンアップさせる意義】


それではどうぞ。



■私がひとつ、強く思っていることがあります。

それは、

「言葉の大切さ」

です。

というのも、多くの悩みや煩悶を聞いていて、

”言葉にできないことは、
 理解できていないことと同じである”

ということに気が付きました。


そもそも、「思考」というのは、
多くの場合ぼんやりとしたものです。

モヤモヤした霧のような、雲のような、
確かにそこにあるんだけれども明確には掴めない、

それが私たちの「思考」です。


そして、このモヤモヤした霧のような雲のようなものを、
実体化するものが

「言葉にする」

という行為である、

私はそのように思っています。


■だからこそ、悶々と考えていることを、


・人に話してみる

・紙に書き出してみる

・マインドマップのように図に表してみる


など、実体化、明確化させると、
「なんとなくすっきりする」というのは、
皆様にもご経験があることではないでしょうか。


それは、

”実体がないものが実体化されること”で、
対処方法も具体的イメージかできるからである、

という効能であるのでしょう。



言い換えれば、

”話がわかりやすい人、問題の自己解決能力が高い人”

というのも「言葉にするのが上手」という、
スキルから生まれた結果である、

とも言えるのかもしれません。



■少し、私の個人的な話になってしまうのですが、
私はこの、

「言語化能力」

に関しては、少しだけ自信がありました。


なぜならば、クオリティのいかんは置いておいたとしても

”1600日、なんだかんだで毎日「メルマガ」という媒体を通じて、
 自分の思考を言語化してきた”

ので、言葉にする、例えを作る、
ということは比較的容易にできている、

そう思っていました。


■しかし、です。

最近の「Google ドキュメントの音声入力」を通じて、
メルマガを書くように練習してみると、
新たな課題が発見されました。


それは、

『一言一言が雑である』

ということでした。


皆様にも、ぜひやってほしいのですが、
音声入力でメルマガを書くと、
圧倒的に早く入力されます。

その精度も、今や尋常じゃありません。

サクサク入力できるから、
気分良く話をして、メルマガが書かれて(音声入力されて)いきます。




しかし、いざ振り返ってみてみると、
けっこうひどいのです。


・同じことを何度も何度も言っていたり、

・あーとか、えーとか、必要のない言い回しが混ざっている、とか

・言葉が洗練されていない、


などなど。


もちろん、人により何を優劣とするかは違いこそすれ、
「音声入力」という媒体を通じて、

”自分の一つのスキルが明確化されること”

で、新たな課題が見つかった気がしたのです。




■世の中は、変化をしています。

こと

「思考を言葉にする」

という作業でも、
そのやり方は、どんどん変わってきています。


最近大学生と話をしていると、

”大学生はキーボードでの入力よりも
 スマートフォンのフリック入力の方が早く打てる”

という話をよく聞きます。


実際、今使われているキーボードの打ち方の歴史(QWERTY配列)は、
1872年に作られたもの(!)であり、それがスタンダードになっているから、
たまたま使われているだけ、

という話があります。


しかし、これからの時代を創っていく人が、

「思考の言語化」

の仕方を、

”キーボード → フリック入力や音声入力”

でやることが当たり前になった場合、
メールや ブログなどの書き方は圧倒的に変わるのかもしれません。



■「思考を言葉にする」。

このことはとても大切なことです。

おそらく、人が社会的な生き物である以上、
24時間の中で、最も使う回数が多いスキルの一つではないか、

とすら思います。


そんな中、ルールが「音声入力」という、
一つのツールが誕生し、変化は粛々と進んでいる、
私はそのように感じています。



世の中が、どんどん変化して、
世界全体がベルトコンベアに乗っているごとく、
前に前にと進んでいる中において、

自分だけがそこに止まっていれば、
当然ながら置いて行かれます。

隠さずいえば、ある瞬間、突然「淘汰」されることもありえるのでしょう。




だからこそ自分自身がサバイバルする上でも、
より良い自分を作っていく上でも、

”よく使っている能力”(今回の話で言えば「言語化」)

に焦点を当ててみると、
学ぶこと、気づくことも多いのではなかろうか、

そんなことを思った次第です。



ということで、話題が色々拡がってしまいましたが、


【Googleドキュメントの「音声入力」を通じて思った、自分をバージョンアップさせる意義】


を感じた、というお話でした。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

皆様にとって、本日も素晴らしい1日になりますように。

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<本日の名言>

一芸一能を身に付けておけば、
ビジネス社会でも心に余裕が持てる。

大山倍達
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