メールマガジン バックナンバー

1700号 2018年10月12日

「旦那と見るか、長男と見るか」により、気苦労が晴れる(場合もある)

(本日のお話 1777字/読了時間2分)

■おはようございます。紀藤です。

本日で、1700号!

100号ごとに、山をちょっとずつ登っている、
不思議な感覚を覚えます。

”継続は力なり”、と信じて、
粛々と今後も続けてまいります。

改めていつもお読みいただいている皆様、本当にありがとうございます!



さて昨日は、午前中、博多にて、
『7つの習慣 社内ファシリテーター集中養成コース』の
実施立ち会い。

午後からは、東京に移動して、
アポイント1件。

夜からは、「メルマガ交流会」の実施。
30名ほどの、本当に多種多様な方と
お会いする素敵な時間でした。

遠路はるばる栃木からお越し頂いた方もおり、
参加頂いた皆様、本当にありがとうございました!

また近々開催したいと思います。

ぜひ、お楽しみに。



さて、本日のお話です。

昨日の『7つの習慣 社内ファシリテーター集中養成コース』でも、

”「パラダイム(モノの見方)」が、
 いかに人生に大きな影響を与えるか”

というワークを行い、
その大切さを噛み締めたのでした。


そして、偶然にも夜の「メルマガ交流会」にて、

”「モノの見方」が人生に多大な影響を与える”

という、リアルな例を聞き、心震えたのでした。


今日はそのお話について、
一部ではありますが、大変参考になるな、
と思いましたので皆様にご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、


【「旦那と見るか、長男と見るか」により、気苦労が晴れる(場合もある)】


それでは、どうぞ。



■『陽転思考』、という言葉があります。


一言で言えば、


【事実はひとつ、考え方はふたつ】


と思う、「思考を変える技術」とでも
表現するとわかりやすいかと。


例えば、

”自分は、仕事を失った。
本当に惨めだ、ツライ”

と思うこともできます。

しかし、前半の「仕事を失った」というのは、
同じだとしても、

”自分は、仕事も失った。
この状況は、これからの残りの人生を考える
きっかけになるかもしれない”

というように、後半の「考え方」については、
変えることができる”余地”がある。

すなわち、

『”選択”をすることができる』

ということです。

(難しい、と感じるかもしれませんが、
 出来るといえば出来る、というのがポイント)


■そして、その話に関連する、
あるエピソードがあります。

昨日のメルマガ交流会の参加者の方で、
40代ほどのある女性がいらっしゃったのですが、
その方が、興味深い話を語ってくれたのでした。


その女性は、現在、ご自身で、
会社を経営をしているとのこと。
現在成人のお子さんをお二人お持ちです。

しかし昔、旦那さんとの関係でひどく悩んだことがあったそう。

彼女は、このように語っていました。


「結婚した後、旦那が全然働かなくて。
 子供が2人できたけど、全然家事も手伝ってくれない。

 仕事もすぐ辞める。
 離婚を切り出すと、就職を一応する。
 でも、また辞める。
 それを繰り返すんです。

 野球が好きだから、子供が学校から返ってきたら
 野球は教えてくれるけど、、、それくらい。

 だから、ある時、”夫の存在”がすごくストレスになって、
 会うと、吐き気がするほどになってしまいました」


、、、なかなか衝撃です。

そして、その後、彼女はこのように続けました。


「でも、ある時、こう思うようにしたんです。

 彼は、『旦那ではなくて、長男だと思おう』って。

 そうしたら、期待しなくていい。
 ある意味、野球も一緒にやってくれる兄ちゃんだと思えば、
 まあ、役割はこなしてくれている。

 どうせ分かれてシングルマザーになるなら、
 自分で選んだ人なのだから、そう割り切ろう。

 そう思ったら、気が楽になりました」

そう、明るく話されており、

(とんでもない御仁だ)

と、更に衝撃を受けたのでした。


■この話には、
ここではお伝えできない更に深い話があり、
かつ、この女性のような「考え方」は
誰もが真似できないものかもしれません。

しかしながら、参考になるところは多分にある、
とも思うのです。

特に、「夫婦関係」というテーマは、
昔からずっと持ち上がる話です。



私達は、何かネガティブなことがある時に、つい

”こうに違いない”
”こうあるべきなのに”

と一つの考え方に固執してしまうこと、
あると思うのです。


でも、その「考え方」は、
あくまでも一つの「考え方」にしかすぎない、

というのもまた事実。

別の「考え方」をすることで、
霧が晴れるように感じることだってある、

ということ。

ここがポイントなのです。


■私達は色々な壁にぶつかるものです。

・仕事のこと
・人間関係のこと
・自分自身のキャリアのこと

しかし、いずれにせよ、
どんな「考え」も私たちの人生に、
何かしらの影響を与えます。

そして、その「考え」は、必ず、
「行動」や「結果」に関わってきます。


だからこそ、

【事実はひとつ、考え方はふたつ】

という『陽転思考』を、
”思考技術として磨く”こと。


ご紹介した女性が、


”「旦那と見るかを、長男と見る」としたことで、気苦労が晴れた”


と語るように、これらの”技術”を
もし上手に使えるようになれたとしたら。

それは、私達の人生を、
よりたくましく、力強く生きるための
武器になりうるのだろう、

そのように思った次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。


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<本日の名言>

人はその好むところを持って、
真実とするなり。

デモステネス
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