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1775号 2018年12月27日

「自分の強み」を活かして、「弱み」に対処する方法

(本日のお話 2611字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は、決算に向けてのまとめ、
研修プログラムの企画・開発など。

やっと、1期目の諸々の経費処理が終了しました。


本当に、事務作業が苦手なので、
終わってホッとしています。

また、昨日もムエタイジムに行こうと思いましたが、
昨日の練習でローキックをもらいすぎてダメージが回復せず、断念。
また明日行こうと思います。




さて、本日のお話です。

最近考えること、それは

「弱みに対処する方法」

について。

そのことについて思うこと、
気付きがございましたので
皆様にご共有させて頂きたいと思います。


タイトルは、


【「自分の強み」を活かして、「弱み」に対処する方法】。


それでは、どうぞ。



■米ギャラップ社が開発した、
「ストレングス・ファインダー」というツール。

これをコーチとして実施していて、


”「強み」にフォーカスをする”


ことを、もはや自分の一部、
生活の一部となるほど、頻繁に考え続けてきました。


実際、自分が「強み」、すなわち


『好きで得意で、感謝されること』


に集中しているときというのは、
非常に楽しく、充実しているのです。




米ギャラップ社の調査によると、

「強み」にフォーカスをしている人は、

 ・生活の質が非常に高いと報告する可能性が3倍高い
 ・仕事に積極的に取り組む確率が6倍高い

というデータがありますが、
まさしくその通り。


やっぱり、働く上でも、生きる上でも、

「自分の強みにフォーカスすること」

というのは、幸福感を得る上でも、
この上なく、重要な考え方である、

そのように強く思うのです。



■思うに人は、

「あなたはここが出来ていない」
「ここを直したほうがいい」
「なんでこんなこともできないの?」

と言われ続けると、
よほどメンタルがタフネスな人でなければ、
鬱々としてしまうもの。

だから、

『好きで、得意で、感謝されること』

に集中できるように、

そしてその環境に、仕事に、
自分を導いていくこと、導こうとすることが、
とっても大事だと思います。

だから、

「まずは自分の強みを知る」

ことが大事であり、
それが、ストレングス・ファインダーの価値なのかな、

そんな風に思っております。



■、、、と、つい熱く語ってしまいましたが、
ここまでは前段です。


しかし、考えてみたいことがあります。


とはいっても、やはり人は

”人の中、ルールの中”

で働くことを、求められます。

特に、

「組織で働く」

という立場の方は、なおさらそうでしょう。

人はそのポジションで、

”果たすべき役割・職務”

が存在します。

ある意味それは、自分の向き不向き関係ない、
「義務」のように感じられるものです。

でも”やらねばならない”こと、
現実にあるものです。


そして、その「義務」が、
自分の「強み」ではなく、
失敗しがちで、うまく出来ず、


「自分の成功を阻むもの」


であれば、それは「弱み」なのでしょう。


そして大切なことのもう一つが、


『「弱み」に対処する』


こと。


これをしなければ、急いで前に進みたくとも、
後ろから髪の毛を引っ張られる如く、
なかなか前に進めない、むしろ後退する、、、

ということなりかねません。



■では、どのように
「弱みに対処」すればよいのでしょうか。


その工夫の一つが、


【自分の「強み」を活かして、「弱み」に対処する】


ことです。

これは、どういうことか。

少し、抽象的なので、
具体的にお話をさせていただきます。



例えば、私の場合。

ストレングス・ファインダーによると、
私の『強み』は、「目標志向」「最上志向」です。

すなわち、


”目標を決めると、俄然燃え上がる、集中できる(目標志向)”

”より現状を良くしようとする時に、燃える(最上志向)”


という特徴がある、ということ。


しかし逆に、『弱み』として、
”「回復志向」「慎重さ」がない”のです。

これは、


”出来ていない事があっても、無視して、突き進もうとする(回復志向がない)”

”リスクがあっても、とりあえず先に進んで、後で痛い目を見る(慎重さがない)”


ということ。


つまり、「案ずるより生むが易し」、
「石橋を叩いて渡らない」というスタンスが、私。

ゆえに、トラブルも多い。
ミスも多く、逆に時間がかかる。

そして、

失敗により自分が痛い思いをしたり、
誰かに迷惑をかけてしまったり、
そして、信頼を失ったり、、、

ということがしばしばあります。

(お恥ずかしい限りですが、、、)



■しかし、この「弱みに対処」したい。


そのために「自分の強み」である、

”「目標志向」「最上志向」を使う”

のです。


それらを遣って
「リスクを避ける」という結果を実現しようとすると、
少し結果が違ってくるのです。


具体的に私がトラブルが続きそうな時、
心がけていることが、


今日1日のタスクリストに、


『仕事で躓かないための予防策に、時間を投資する「目標」を立てる』


ということを入れます。

これをやると、

・未来の仕事に集中しやすくなる。

・自分が好きなことに、時間が取りやすくなる。

・ミスや失敗で脚を引っ張られない、仕組みが作れる。

そうすると、「燃える」のです。


逆に、
「リスクを洗い出す」「トラブルに対処する」という言葉が、
”燃えない”のです。

つい、後回しになってしまう。


そうではなく、

「それは未来をより良くするための(最上志向)、
 今日フォーカスすべき一つの目標なのだ(目標志向)」

と言い聞かせてみる。

マインドセットをしてみる。


、、、不思議なもので、これだけで、
ずいぶんとやりやすくなるのです。

同じ、

「リスクを避ける」

という結果を出すミッションを、
こなしやすくなる。

、、、


そして、思うにこのような「思考方法」が


【強みを活かして、弱みに対処する】


ことなのです。




■「考え方」というのは、『ツール』です。


自分がモヤモヤしているとき、
なんだか前に進めないとき、

・たまたま読んだ本の「一言」
・たまたま先輩からもらった「アドバイス」
・ふと気づいた新しい「発想」

によって、霧が晴れるように、
今の現状を打破することができたりします。


それは、

物質的には何も得ていなくても、
表面的には何も変化がないとしても、

”「思考ツール」を手に入れた”

からなのです。


「思考ツール」を手に入れて、考え方を変えると、
やり方は変わります。すると、結果も変わるのです。


ゆえに、

「考え、思考を整理するためのための術」(=『思考ツール』)

をたくさん知っておくと、
より望ましい結果を生み出しやすくなる、

そのように思います。


本日紹介した、


【強みを活かして、弱みに対処する】


という考え方もそう。

『思考ツール』の一つである、

そう思いますし、
役立てていきたいものである、

そう思う次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

人が変わるためには、
自分についての意識を変える事が必要だ。

アブラハム・マズロー

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