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1870号 2019年4月1日

「もっと頑張りたい、もっと頑張れる」という自分を尊重するには、◯◯が必要

(本日のお話 1318字/読了時間1分半)


■おはようございます。紀藤です。

今日の午前11時半、「新元号」が発表されますね。
楽しみです。
さて、昨日は、友人の先輩経営者の案内で参加した、
「起業家向けセミナー」なるものに終日参加してまいりました。

今日はそのセミナーからから学んだこと、
思ったことについて、皆様にご共有できればと思います。

タイトルは、


【 「もっと頑張りたい、もっと頑張れる」という自分を尊重するには、◯◯が必要 】


それではどうぞ。



■昨日、東京国際フォーラムにて、
とある起業家向けのセミナーが行われました。

「独占塾」という名のセミナーです。朝10~19時まで。
正直ちょっとタイトルが怪しいのです。

この1日は、”フロントエンド商品(=入口の安い商品)”であり、
1日かけてセミナーの内容を聞くと、”バックエンド商品(=本命の高額の塾)”が欲しくなる、
という構造でもありますが、内容は至極勉強になりました。

■4人の経営者が登場し、
自分のビジネスがうまくいった理由を語るのですが、
その内容と「本命の塾」の提供する価値が大変面白く、本質的だなあ、と思ったのです。

その経営者の方々が、”塾の価値”を語る上でこう述べるのです。

「フルボッコにされたかった」
「癒しは全くないけども、これが自分の転機だった」
「毎月この塾の日が本当にプレッシャー」
「もうこれくらいでいいや、という気持ちを消してくれた」
「仲間が頑張っていたから刺激になった」
「本当に辛辣な言葉を投げられた」

、、、という言葉たち。

孤独だけど、自由な経営者たちは、
「あえて自分のケツを蹴ってくれる環境」に対して、
大層なお金をかけて投資し、そして結果を出す。

乱暴に言えば、そんな話でした。


■「経営者」なんていうと、人によっては、

”何かしら自分で自己管理できて、意志を持ち、
そして駆け抜けることができる人”

なんて印象を持つかもしれませんが、
何の事は無い、99.9%は普通の人間。
むしろ、怠惰な人のほうが多いかもしれないくらい。
誰からも見られていないところでは怠け、行動できないのは人の常なのです。

ゆえに、このような場で、

【経営者は「外圧を外注」する】

ことを行っているのです。


■このセミナーを聞きながら、私の頭には、ふと先日読んでいた本、
『恋愛依存症のボクが社畜になって学んだ人生の泳ぎ方』のワンシーンが頭をよぎりました。

それは著者の須田氏が、ソフトバンク黎明期に
孫正義から激昂して言われたというあるシーンです。

以下引用です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「孫社長が今すぐ来てくれと言っています 」

急かされるように雑居ビルにいくと、
ガラス張りの小さな会議室で孫さんと社長室長の三木さんが侃々諤々と何かを言い合っているようだった。
孫さんは土曜の朝から憤慨していて顔を真赤にしていた。

「お前ら、そんなチンタラチンタラやってたら、このプロジェクトが全然進まんやないか!
 タスク管理をやっとるのか !やることはたくさんあるんだ!
 今からタスク1000個書け!必ずやれ!今すぐやれ!」

「俺はホンキなんだよ!オマエラ、分かってるのか!ホンキでやってるのかよ?
 こっちは全力でホンキなんだよ!分かってるのか! ! 」

ホワイトボードを叩、ペンやら黒板消しやらを思いっきり投げつけた。
「人が黒板消しを投げる」というシーンを初めて現実世界で見た。

学園ドラマでは見たことがある気がしたけど、リアルに見たのはこれが初めてだ。
社長室長の三木さんは「あんなに孫社長が憤慨した姿を見たのは初めてだった。これは本気だと思った」と呟いた。


引用:『恋愛依存症のボクが社畜になって学んだ人生の泳ぎ方』より
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

このシーンはいろんな捉え方があるかもしれませんが、要は

”孫正義氏の「強力な外圧」によって
 この著者の須田氏と、周りの人はタスクを1000個書き出そうとする”

というエピソードが含まれます。

そしてその時思ったのが、

(創業期の思いある人の集団とはいっても、
 “強烈な外圧”があるから、人は強烈に動くんだよな)

ということなのでした。

でも、そんなものだと思うのです。

■人には、その心の内に、「2つの気持ち」を抱えていると感じます。

1つ目は、”もっと頑張りたい、もっと頑張れる”という自分。
2つ目は、”そこそこで走っているこの状況が楽だから、このままで良い”という自分。

どちらも本音です。

でも、その2人の自分が戦ったときに、自分1人だと
易きに流れ、後者(このままでいいや)に留まってしまう。

しかしそのときは楽でも、長期的に見たときに、
「どちらの方が自分のことがより好きになれるか」というと、
前者の”もっと頑張りたい、もっと頑張れる自分と出会った時”である、

、、、私はそう感じるのです。
(が、皆さまはいかがでしょうか)

■でも、1人では頑張れないのでs。

だから、「外圧」が必要なのです。

駅伝部の山ごもり合宿で、皆で追い込み合うように、
汗と涙にまみれながら「もうちょっとだ、頑張ろう」と励まし合い、
研磨し合うからこそ、人の能力は伸び、新しい世界を見れるもの。

そして、それが定常的にできる筋肉質な組織は強いのでしょうし、
それに代表されるのが「リクルート」なのでしょう。


■外圧は苦痛です。
でも、自分の背中を蹴ってくれる環境は、貴重です。
「外圧の外注をする経営者もいる」ということは、
”外圧には価値”がある、とも言えるのかもしれません。

自分の価値観や方向性があっていて納得しているとき、
『「外圧の力」を戦略的に活用すること』は有効な手段なのでしょう。

ゆえに、

【 「もっと頑張りたい、もっと頑張れる」という自分を尊重するには、「外圧」が必要 】

ということであり、結果を出すための大切な要素である、
そう思った次第です。

ということで、私もこの塾、入塾するかもしれません。
(かなり高いですが、、、)


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

最高の処世術とは、
妥協することなしに適応することである。

ゲオルク・ジンメル


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