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2049号 2019年9月30日

「悩み」の全ては、〇〇と〇〇からやってくる

(本日のお話 1176字/読了時間1分半)

■おはようございます。紀藤です。

昨日日曜日は、終日研修の企画。

また、参加者の感覚を知るために、
愛知にいる姉と父にウェブ会議にて意見を聞いておりました。
便利な世の中になりましたね!


■さて、早速ですが本日の話です。

ここ2~3週間ほど、
あれこれ考えて(悩んで)おりました。

それは主に研修の企画についてであり、
考えるほど「心が重たくなる感覚」がありました。

理由は色々あるのですが、その中で
「なぜ悩みが起こるのか?」について、
”根本はこれだな”と、ふと気づいたことがあります。

本日は、その気付きについて、
皆様にご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【「悩み」の全ては、〇〇と〇〇からやってくる】


それでは、どうぞ。


■私が心から尊敬する人物で、
「中村天風」と言う方がいます。

あの有名な稲盛和夫氏が師事しており
京セラグループの幹部の方は、
皆その著者を読むことが求められている(と聞いたことがある)くらい、
大変、有名な日本の哲学者・実業家です。

(詳しくは「中村天風」でお調べください)


そんな中村天風氏が残された言葉の1つに、
こんな言葉があります。


『さしあたる、その事のみをただ思え、過去は及ばず、未来知られず』


と。

取り越し苦労は厳禁である。

すなわち、「今この時」に集中せよ、
という非常にシンプルな言葉です。


■この言葉、本当にその通りだなぁと、しみじみ思うのです。

というのも人は、多くの場合、

過去のことをくよくよ悩んだり、
これから起こる未来への杞憂によって、

自分の心が重たくなるからです。


「来週のプレゼンどうしよう」
「あー、あの時これをしなければよかった」
「なぜ今までもっと頑張ってこなかったのか」」

、、、

なんて思っても、そう思っていること自体で、
何も変わるはずがないのです。

過去は及ばず、未来知られず、ですから。


ただ得るものといったら、

自分の中でぐるぐるぐるぐると廻る、
自分に対する煩悶の言葉で、自分の心を傷つけ、
勝手に不幸になることだけ。


■つまり、


【「悩み」の全ては、過去と未来からやってくる】


ということです。


では、どうすればいいか。

ここからは私の意見ですが、
「悩まない」ためには、

”忙しくすること”

このことに尽きると思うのです。


暇だから、あれこれ考える。
暇だから、あることないこと想像する。
暇だから、あの人と自分を比較して悩む。
暇だから、Facebookを見て、リア充な投稿見て凹んだりする。

、、、


今この時を、生きる。

そのために、どんどん予定を入れる。

今できることで埋め尽くす。


過去も未来も考えすぎない。

ある程度描いたら、
あとは、ひたすら”今この時”を生きる。


どんどん自分でプロジェクトを打ち立て、
そしてやり続ける。

こういった姿勢が、逆説的ですが、
結果、自分の心を楽にしてくれるのではなかろうか、

そんなことを思った次第です。


精神論と言えば、まさしくその通りですが、
人の感情は「心」がつくり出すもの。
だから、おろそかにしてはいけないな、と思います。

今日は、短めに。

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<本日の名言>


さしあたる、その事のみをただ思え、過去は及ばず、未来知られず


中村天風(日本の実業家、思想家、ヨーガ行者/1876-1968)
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