メールマガジン バックナンバー

2114号 2019年12月4日

メルマガの毎日発信のコツは、「出すものをこさえておく状態」を意図的に作ること

(本日のお話 1936字/読了時間2分半)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は1件のアポイント。
また1件の個別コンサルティング。
また英語塾への参加。

夜は、某大手旅行会社の役員の方と会食でした。
(Yさん、ありがとうございました!)



さて、早速ですが本日の話です。

最近、

「メルマガを書くこと」について、

質問をいただくことが増えております。

確かにマニアックな習慣であり、
そういうご質問をいただくのも、
わかるような気がします。。。

そんなわけで、今日は

「メルマガを書く」
(=継続的にアウトプットする)

ことの意義と価値、
そして書き続けるためのコツについて、
思うところを皆さまにご共有できればと思います。

タイトルは、


【メルマガの毎日発信のコツは、「出すものをこさえておく状態」を意図的に作ること】


それでは、どうぞ。



■ちょっと大きな話から始めたいのですが、
「充実した人生」

を定義するとしたら、
どのような答えになるのでしょうか?


、、、おそらく、
これは人それぞれ違うもの。

価値観が違いますから、
幸せの定義など強制できるものでもなく、
正解もないものだと思います。


ただ、私(紀藤)が個人的に思っている
「充実した人生」とは、


『毎日、学び、発見、出会いなど、
 感情を伴う、新たな気づきがあること』


だと感じております。


■たしかに、

”淡々と、同じように続く毎日が安心、
 それこそが幸せである”

という幸せの定義もあると思いますし、
否定するものでもありません。


ですが、とはいっても、

誰しもが、世界のまだ見ぬ美しいものや、
自分が知らない、経験してない事と出会った瞬間と言うのは、
いくつになっても心躍るもの、

ではないでしょうか。

例えば、それが

・初めて行った海外の旅先の美しい風景と出会った瞬間

・フルマラソンに出場など
 今まで自分ができなかった挑戦をしたとき

・ビジネス書を通じて出会った
 霧が晴れたような新たな考え方を得たとき、

・小説を読んで、誰かの人生を疑似体験して、
 得られる感覚的な揺らぎを感じたとき

、、、そんな、

「感情を伴う未知との出会い」の瞬間の積み重ねは、

私たちの人生を、色鮮やかに、
温かさをもって彩ってくれるものである、

そのように感じるのです。

(が、皆さまはいかがでしょうか)


■そして、唐突なようですが、
本日のテーマの、

「メルマガを書く」
(=継続的にアウトプットをする)

という事は、この


『毎日、学び、発見、出会いなど、
 感情を伴う、新たな気づき』


を継続的に、日々創出するための、
最大かつ、最強のエンジンになりうる、

と思っているのです。


■私(紀藤)の体験談なりますが、

少なくともこのメルマガにおいては、
「皆様の1日を5%元気にする」ということを謳っているため、


”自分が「これは面白い!」と感情的に思ったこと”


でなければ、基本、
文字に記すことができません。

なぜならば、
あんまり面白くないなぁ、と思うことを、
ただ冗長に言葉にしても、
不思議なもので、なんとなく伝わってしまうのです。

お恥ずかしながら、自分で読も返しても、
(ああ、薄っぺらいなあ、、、)
と思ってしまうこともしばしば。

(読んでいただいている皆さま、スミマセン、、、。
 そんな日もあるのです)


■すなわち、

「良質なものを継続してアウトプットをし続けようとする」

ことは、

『「新しい学び、発見、出会い」と言う”気づき”を常に得続ける』

ことをコミットする、ということになります。


そうして、
「出すものを常にこさえておく状態」
をキープすることで、メルマガを続けられるのです。


しかしながら、
毎日毎日メルマガを書いていると、
自分の中にあるものを出し続けるわけですから、

「こさえていたはずの出すもの」

が、残念ながら、
どんどん枯渇していきます。

そしていざメルマガを書こうとするときに、
「あれ最近なんだか出すものがない…」
と、頻繁に思うようになるのです。

しかし、出すものがない、と思ったときに、
その感覚が”サイン”となるのです。

もしかすると、

・新しい本など「気づきや学び」に出会っていないのかもしれない

・「深く思索する時間」が少なくなっているのかもしれない

・「新しい人との出会い」が少なくなっているのかもしれない

・最近マンネリ化して、挑戦できていないのかもしれない
というように、
自らの「思考の状態」に対して、
自覚的になるのです。


■普通に考えると、

「言いたいことができたから(インプットをして)、
 発信する(アウトプットをする)」

が通常の順番と思うかもしれません。


しかしながら、逆なのです。

私が冒頭にお伝えしたような、
「充実した人生」の定義を、

『毎日、学び、発見、出会いなど、
 感情を伴う、新たな気づきがあること』

としたのであれば、たくさんの気づきを得るために、
「出すこと」を先にしたほうが、効率がよいのです。


すなわち、

1,必ず毎日”アウトプット”をすると決める

2,良質なアウトプットをするために
  「出すもの(新たな学び、経験、出会い)」を毎日こさえにいく(=”インプット”する)

と言う順番の方が、

より多くの未知のこと、
学び、経験、出会いを生み出そうとするならば、
大変有効であるし、

そのように思っております。


■そして、そのような、

【「出すものをこさえておく状態」を意図的に作ることが、
  メルマガの毎日発信の一つのコツである】

と思っておりますし、 この話は、
「アウトプットこそ大事」

という意味で、

”まず出すこと”

がもたらす価値と意味を、
改めて考えてみる事が大事ではなかろうか、

などとも思う次第です。


皆さまは、新たな学び、経験、気づきと出会うために
どのような工夫をされていますか?

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<本日の名言>

私は気分が乗るのを待ったりしない。
そんなことをしていては何も達成できないから。
とにかく仕事に取りかかるのだという意識が必要なのだ。

パール・バック(米国の小説家/1892-1973)

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