メールマガジン バックナンバー

2119号 2019年12月9日

後回しにしがちな「大切なこと」を実行するには、「雁字搦めのシステム」で自分を囲い込むこと

(本日のお話 2622字/読了時間3分半)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は友人のご縁で、
日本コーチ協会神奈川チャプターにて

『セルフミッションを見つける』

というテーマで、半日のワークショップを実施させていただきました。

ミッションやビジョンなるものは、
必ずしもなければいけないと強制するものではありませんが、

それでも、

”「ミッションやビジョンを言葉にすること」は
ぼんやりとしていた自らの軸がはっきりさせ
進む方向とその歩みに、確信めいたものが芽生えさせる”

と思っています。

もう2019年も終わり。

2020年に向けて、
ミッション・ビジョンを打ち立てることも、
とても大事なことかな、と思います。



さて、本日の話です。

本日のテーマは、


【後回しにしがちな「大切なこと」を実行するには、
「雁字搦めのシステム」で自分を囲い込むこと】


それでは、どうぞ。


■来年の2020年1月末に参加する、
トロントのワークショップ(フル英語での参加)に向けて、
今、英語の勉強に傾倒しております。

ランニングでも、英語でも、
何かのレベルをあげようとするときは、


「一定期間集中してやること」


これがなければ、能力はぐっと伸びない、
と感じております。


■ゆえに、今英語学習に時間を使うべく、

敢えて、その他の予定を少なくするように
計画をしておりますが、、、、悲しきかな。

実は、元来の計画通り、
うまくいっておりません(汗)

本当は、1日最低2時間、
休日は4時間は勉強したい、

と高らかに打ち立てていたものの、
イメージとしては50点くらい。

(はい、易きに流れています、、、)


■これは私だけでなく、
皆様にも思い当たる節があると思いますが、

「決めたはずのことを後回しにしてしまう」

こと、よくあるのではないかと。

その後回しにする理由とは


1、緊急性がない
 (すぐにやらなくても自分は困らない)

2、やらなくても人に迷惑をかけない
 (お咎めがない)


という2つの条件が揃った時に、

「人は(思い切り)易きに流れてゆく」

のであろう、と思っております。


そして、この2つに当てはまる、
典型的なものの一つが、

「英語学習」

であろう、と思うわけです。
(はい、言い訳です)


■ですが、分析なくして対策もないので、
英語学習を実行するために、マラソンと比較したいと思います。

自分が趣味でやっているマラソンは、
練習しないと明確に

「完走できない」

という結果が示されます。

それは、完走できなかったときに、
自尊心の毀損が起こります。
ゆえに、何かしらの緊急性は感じているのです。

かつ、「走る」練習をすると、
比較的短期間に走力が上がるもの。
実は、シンプルなゲームなのです。



一方、英語学習。

「英語」というのは、ゴールがないので、

「じゃあ、どこまで話せればOKか」

というゴールが実は結構曖昧。

海外のワークショップに参加してみて、

乗り切ったっちゃ乗り切った(気もする)
乗り切れなかったといえば乗り切れなかった(気もする)

というように、解釈のしようで、
何とでもなる”気がする”のです。

気がする、のオンパレードなので、ゆえに、

「この2時間、なんとしてでも勉強しなければ」
「勉強しないと期限までに取り返せない」

という気持ちに、なりづらいという、
メカニズムが働いているのでは、

と思ったのでした。


■そして「緊急性がない」し、
「人にも迷惑をかけない」。

ゆえに、メルマガで時間を宣言していても、
頭の中で、疲れてくると、
このようなメッセージが浮かんでくるわけです。

「今日頑張ったし、30分は勉強したからいいかな」
「まだメルマガを書いてないし、他にも色々やったしな」
「妻が体調不良だから、家事溜まってるし、これもやんないと」
「今週取り戻せばいいか」  

というように。

よって、「後回し」にしていく、、、(汗)


■しかしながら、易きへ易きへと流れると、
「英語力の向上」はもちろん期待できませんが、

同時に、約束を守れなかった自分に対して、

『自尊心の毀損』

が、じわりと胸の中で広がるのです。

これが、実は地味にイタい。

「自分との約束はいつも守れない」と自分が思ってしまうと、
「自己信頼の低下」が、起こります。

自分との信頼がないと、
何かをするにつけて、

「自分はどうせ続けられないんだろう」
「自分はどうせ道半ばで終えてしまうのだろう」
「自分はどうせ易きに流れてしまうのだろう」

という言語が、脳内で流れ始めます。

するとそれは

”自分の人生に対するコントロール感を持っていない”、

と自分で宣言していることに、
近しく、望ましくない無力感につながっていく。

この状況が、実は地味ながらも、

「自分の人生に与える中長期的なダメージが最も大きい」

と思うのです。

だから、話が戻りますが、

「やっぱり自分で決めた”大切なこと”は、
 なんとしてでもやり抜くべし」

だと思うわけです。

(はい、自分に強く言い聞かせています)が



■では、どうすれば良いのでしょうか。

私の場合、結局いつも、
このパターンなのですが、


『「他者を介在した強制力」を発動させる』


この一点張りです。

「強制力」の代表は、「他者の介在」です。
つまり、「誰かと約束する」ことに尽きます。

誰かと約束すると、
それを裏切ったときに、
自分の信頼が下がります。

それは避けたい。
この心理を利用します。


私の場合、メルマガの最後に、
学習時間の時間数を宣言するだけでは、
「外圧」が足りませんでした。。。

よって、英語については、
新たな「外圧」を設ける必要がありそうです。

例えば、

・今通っている英語塾の先生に、
 単語暗記テストの申し込みをしたり(塾で推奨中)

・自分が作った英作文を見てもらうアポをとる

・他の外圧をもう一つつくる
(友人と勉強時間を報告し合う、とか)

というように、
システムのコンボによる、

『弱い意志が入り込む隙がないほど
「雁字搦めのシステム」で自分を縛る』

ことで、実行へと自分を追い立てていくこと。
このことが効果的であろう、

と考えています。


■検証はこれからですが、
あらゆる「外圧」かを打ち込み続けて、
新しい施策(雁字搦めのシステム)を作り上げ、

「これだ!」というヒットポイントを見つけることができれば、
どこかで軌道に乗るタイミングが来るのでしょう。

大事なことは、諦めずに続けられる仕組み、
システムを探し続けること。

そして続けられたときに、
「やり遂げた感」が得られ、

また一歩飛躍することができるのではなかろうか、
そんなことを思っている次第です。


、、、ということで、
私の英語学習の言い訳のようなメルマガになってしまいましたが、

まとめますと、人は、


1、緊急性がない。
(すぐにやらなくても自分は困らない。後でやればいいや、となる)

2.やらなくても人に迷惑をかけない


ときに、「大切なこと」を、後回しにしてしまう。

外圧をかけることはプレッシャーに感じるかもしれないが、
「自分の約束を守れたという自己効力感」を感じ、
充足感を得続けるためにも、


『弱い意志が入り込む隙がないほど
「雁字搦めのシステム」で自分を縛る』


ことが実行し、自尊心を高めるために
大事なことではなかろうか、
と思った次第。

皆さまは、
「緊急でないけれど、重要なこと」を実行するために、
どのような仕組み、システムを用意していますか?


===========================
<本日の名言>

1日練習しなければ自分に分かる。
2日練習しなければ批評家に分かる。
3日練習しなければ聴衆に分かる。

アルフレッド・コルトー(フランスのピアニスト/1877-1962)

===========================

365日日刊。学びと挑戦をするみなさまに、背中を押すメルマガお届け中。

  • 人材育成に関する情報
  • 参考になる本のご紹介
  • 人事交流会などのイベント案内

メルマガを登録する

キーワードから探す
カテゴリーから探す
配信月から探す