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2318号 2020年6月25日

荒れに荒れる大海原(=世の変化)の中で、サバイブするための3つの心構え

(本日のお話 2117字/読了時間3分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は1件の個別コンサルティング(受ける方)。
ならびに3件の個別コーチング(する方)。
2件のシステムコーチングの打ち合わせ(学ぶ方)。

でした。

コーチング&コンサルティング祭りの
1日でございました。



さて、本日のお話です。

昨日、私が起業前から長らく
師として仰がせていただいている方に

「今後の経営相談」ということで
コンサルティングを受けておりました。

その際のお話が考えさせられるもので
私だけではなく、変化の渦中にいる多くの方にとって
大切なことだなあ、と思いましたので、

本日はそのお話を
皆さまにご共有させていただければと思います。

タイトルは、

【荒れに荒れる大海原(=世の変化)の中で、サバイブするための3つの心構え】

それでは、どうぞ。

■お世話になっている経営者の方に、

『経営とは変化対応業である』

という話を、
以前聞いたことがあり
その話がずっと耳に残っていました。

なぜ残っていたかと言うと、
「そうだよね」と頭では理解しつつも、
心からの共感はおそらくできておらず、

その微妙な理解しきれていない感が
噛み切れないコンニャクのように
自分の中に残っていたから。

■しかし、最近

「経営とは変化対応業である」

という感じが
ビリビリと伝わってくる、
そんな感覚がしています。

■そして、一たび、1つの
「自分なりの勝ちパターン」を見つけたとしても、

それは気づくとすぐに
世の中の変化により、
市場のルールが変わり、
「勝ちパターン」ではなくなる、

ということが起こるのです。

■例えば、私の場合も、

「メルマガ営業」

という一つの勝ちパターンを
自分で言うのもなんですが、
これまで築いてきた、

と思っております。

メインシステムの
「勝ちパターン」の骨格は、

・メルマガのための
情報収集・学びのリズム化

・メルマガ執筆による
取得した情報の言語化、体系化

・その内容をお客様との
アポイントの際に情報提供し
価値として感じていただく

ことで、

研修関連の営業の方より
広い視点で教育を語れるように
なってきたと感じますし
(おそらく、ですけれど)

それにより、成果も
極小のインプットで極大(とまでは言わずとも)
それなりの成果を生むことが
できてきたようにも思います。

■、、、がしかし、
ルールは変わっていくもの。

例えば、コロナ化になると、
「オンラインでの情報提供」が
あふれるわけです。

・いろんな人がメルマガを始める

・メルマガだけではなく、動画も始める

・動画だけでなく、オンライン勉強会も
わんさか始まっていく

となると、相対的に
自分の「メルマガ」を通じた情報提供も
競争にさらされるようになります。

つまり、勝ちパターンが
陳腐化していく、ということ。

■かつ、人は飽きる生き物。

私(紀藤)のメルマガも、
同じ方向から同じことを言い続けていると

「また同じ話だなあ」

「まあ、予想できるから読まなくてもいっか」
(世の中には新しい情報がどんどんやってくるし)

という気持ちは、いい悪いではなく
感覚として沸き起こってくるのが
やっぱり人の常だと言えます。

(悲観しているのではなく、
冷静な事実として、です)

■例えば、メンタリストDaigoの

『心理分析してみた』という非常に
学びになるニコニコ動画のチャンネルがあり

情報量の割に1ヶ月500円という
比較的安価な会員費のものです。

そのチャンネルについてご本人が、
「有料会員の継続期間は平均27ヶ月」
と語っていましたが、これはすなわち
良質な情報でも「飽きられる」ということ。

(まあ、有料会員が10万人以上なので、
それでも5000万円/月収となるので
すごいことですが)

■そんなことを考える、

「メルマガ営業」

という勝ちパターンを
一たび見つけた、としても

その後も継続的な
マイナーチューニングを
重ね続けていくことが必要になるのは当然で、

かつ、

世の中の変化のスピードが早まっている今では、
3〜5年(もしかしたらもっと早いかも)で、

自分の「勝ちパターン」を
リセットするくらいの気持ちで、
メイン仕様も変える覚悟と勇気と行動力を持たねば、

”気づくと自らが
陳腐化しきってしまっていた”

となることもあるのであろう、、、

などと思ったのでした。

■多分それは、
自分が独立をしたことにより
搭乗している船が、

中型船(コヴィー社)→小舟(カレッジ)

に乗り換えたから、
ダイレクトに

”波の揺れ”

を感じているからなのだろうと思います。

特に、まさに今の世の中は、
波がざっぱんざっぱんしているので、
揺れに揺られ、激しい揺れを体感しています。

ゆえに、冒頭にお伝えした

『経営とは変化対応業である』

という言葉がなんとも
身に沁みるなあ、、、

と感じたのでした。

■そして、これは

小舟(私)だから、ではなく、
あらゆる人に影響がある話です。

波(今の急激な変化)の下で
影響を受けるのはそうですが、

それより着目すべきは
波のもっと下の部分で、

大型船、中型船も
影響を受けざるを得ない地殻変動が
起こっていることでしょう。

(例えば、働き方の抜本的な変化、
ホワイトカラーの人余り問題
業界全体が淘汰される可能性など等)

■そんな中だからこそ、
どんな状況にいる人も
「健全な危機意識」を持ち続けること、

具体的には、
変化に対応するために、

-----------------------------------------------------
1,学び、情報を集め続け、
変化を観察し続ける

2,その中で筋の良い仮説を立て続ける

3,膨大に新たな手数を打ち続ける
-----------------------------------------------------

という3つのサイクルを回すことが、

変わりゆく世界の中で、

ダーヴィンの進化論
「強いものが生き残るのではなく
変化するものが生き残るのである」

の言葉のごとく、
【 荒れに荒れる大海原(=世の変化)の中で、サバイブするための3つの心構え 】

なのではなかろうか
そんなことを思った次第です。

なんだかビクついているようですが、

「健全な危機意識」

って大事だよね、というお話でした。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

必死に戦っている時よりも、うまくいっている時のほうが心配だった。
何もかもが順調な時は、突然何かが台無しになるのではと、
気になって仕方なかった。

ウォルト・ディズニー(1901-1966)

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