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2389号 2020年9月4日

「理想の結果」と「理想のプロセス」、両方を実現するにはどうすればよいか?という問いを持つ

(本日のお話  2556字/読了時間4分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。
また2件の個別コーチング。

夜は久しぶりにキックボクシングの
ジムで汗を流してきました。

運動をすると、体がスッキリしますね。



さて、本日のお話です。

私は個人的に、月1回プロコーチの方に、
コーチングを受けています。

色々と”問い”を投げられることで

・自分の事をより理解できたり、

・問いを通じて、いつも嵌っている
 無意識の失敗パターンに気づいたり、

・考えたことがない別の視点を
 与えられて発想が広がる、

効果があります。

ゆえに、月1回のリセットタイムであり、
自らの考えに幅を持たせる良質な時間になっています。



昨日、そんなコーチングを受ける中で
「そうだよな!」と気づいたことがありましたので

今日はそのお話を皆様に
ご共有させていただければと思います。


タイトルは、



【「理想の結果」と「理想のプロセス」、両方を実現するにはどうすればよいか?
  という問いを持つ】



それでは、どうぞ。




■目標を持とう。
ビジョンを描こう。


この大切さは、
よく言われますね。
(もう聞き飽きた!という人もいるかと)


目標が大切な、理屈としては、

・目標やビジョンを思い描くからこそ、
 キャリアでも、プライベートでも
 目的地が明確になる
 
わけだし、

・目標、ゴール、そして理想的なイメージである
 ビジョンを描くことが大事だよね

という話で、
私も「その通り!」だと思っています。


、、、というか、
目標やビジョンがないと、

「自分の人生どこに向かうねん?」

と私は思ってしまうからです。



■、、、ですが一方。

この「目標バンザイ!」的な考え方は、
実はあまり主流派でないことも、
よく理解しています。


うちの妻に「目標持とうゼ!」
と語っても、

「ああ、目標ね…
 あっても、そんなやる気でないよね」

で、はい、おしまい。

(とほほ)

そして、そういう方は、
珍しくなく、むしろ多数派のようにも感じます。



■というのも、少し余談ですが、
「ストレングス・ファインダー」という
強みを分析するアセスメントがあります。

メルマガでもちょくちょく紹介をしていますね。


ストレングスファインダーによると
人には「34の資質(強みのタネ)」がある、
といい、その中の資質に

『目標志向』

という資質が分類されています。

これは、

”目標が定まると、
そこに向けて猪突猛進する”

”逆に目標がなければ
走り出すことが出来ない”

という思考や行動のパターンです。


、、、ですが、この「目標志向」を
高いレベルで持っている人が多いかというと
実はそうではない。

「目標志向」が出現するランキングは、


世界標準 29位/34位中


と、みんな、あんまり持ってないのです。

順位、低いです。
(日本は23位/34位中)


つまり、

「目標を持って燃える人」

というのは実は少ないのでは、、、という話。



■だから、”目標”という
そのものを持つことが苦手である人も、
確かにいるのでしょう。


ただ、今日のお話は、

”目標に燃えない人”に対しても、
”目標に燃える人”に対しても、

「こういう”問い”を持つと
 自分の理想が見つかるのでは?」

というお話です。



それは先日の私がコーチングを受ける中で、
出会った”ある問い”でした。



■先日のコーチングの時の話。

今日、何の話をします?
というコーチの問いから、こんな話に繋がりました。


私「やっぱり、会社の売上げなどの結果や、

 誰かの役に立つためにも、自分の専門性とか
 これくらい高めていきたいんですよね。

 そのためには、もっと目標必達、のように
 体育会系でやっていかないといけない気もするし、

 妻にも、「もっと働けー!」って言わないと
 いけないかな、って思ったりするのですよね…」



対して、私のコーチングの先生でもある
コーチの方は、私に、こう”問い”を投げかけました。


コーチ「ちなみに紀藤さん。

  どのようなプロセスで、結果を得たいのですか?

  得たいのは話された結果なのか、
  あるいは奥様との関係性なのか」


私は答えます。


私「もちろん、大事なのは妻との関係性です。
  でも、仲良くしながら、結果も出したいですよね」


すると、コーチの方。


コーチ「求める結果とプロセス、
   どちらも得る方法はありますか?」


、、、実にシンプル。

シンプルな”問い”です。

でも、ぐさりと来ました。



■コーチの方続けて教えてくれた話は、
コーチの方自身の考えでした。


・私(コーチ)が思うに、資本主義というのも、
 一つの共通概念にすぎない。

・ただその考えを前面に出すと、
 利益をどんどん増やして
 どんどん会社を大きくする
 社員に結果を迫る必要がある、となる

・しかし自分は目標、目標は好きではない。

・だから「自分が楽しい仕事をどれだけたくさんできるか?」
 ばかり考えてやってきた。

・正直、年間目標数字など、
 創業以来一度も考えたことがない。
 しかし、創業から10数年間、ずっと増収増益になっている


という話をしてくれました。



■その”問い”を聞いて思ったこと。

それは2つです。

まず1つ目は、

『結果を達成するには、目標を掲げ、
 自分に鞭打ってやらねばならない』

という”思考の囚われが
自分の中に存在している、

ということ。

「目標を掲げ走るんだ!」

これは過去、和菓子がそのように教育され、
この考えで成功体験を積んできたからです。

自分の「勝ちパターン」でもありますが、
同時に「制約」にもなっていたのでした。


■そして2つ目。

それは

【「理想の結果」と「理想のプロセス」、
  両方を実現するにはどうすればよいか?
  という問いを持つ】


ことの大切さでした。


目標を立て、結果を求めても、
もし「結果」だけにこだわったらどうか?

その過程で、

・大事にしたい人間関係
・自分の健康
・お客さまとの信頼関係

など、本当は”結果”と同じか、
それ以上に重要なものを、

失ってしまったとしたら、
本当に幸せだろうか?


おそらく、本当に幸福な状態とは、


1,「理想的なプロセス」を実現しつつ、

 (例/みんなが仲良くハッピーで、
    ノルマ等で追い立てずに、
    週休3日 労働時間1日6時間という状態で)


2,「理想的な結果」も達成する


という「結果とプロセス」の両方を
描いていくことであるのでは、

そんな事を思ったのでした。


そして、「理想的なプロセス」を考えると、

”これこれが実現したい”

という目標志向型のタイプではなくても
発想が広がる問いになりえるのでは、

と思います。



■加えて、「理想の結果と理想のプロセス」
そのどちらも両立させようとすると、
ゲーム難易度がググッと上がります。

「何が何でも、
 何を犠牲にしても結果を出す!」

のほうが、シンプルといえばシンプル。


でも、”こういうやり方で”という
理想的なプロセスの条件が付加されると、

今までの自分のやり方を手放す必要もあるし、
新しい手法を学ぶ必要もあるし
予測できる手法でない未知の事にチャレンジする

ことも必要になります。

だから、より難しいのです。


ただ言えるのは、
とはいっても、まず最初に


【「理想の結果」と「理想のプロセス」、
  両方を実現するにはどうすればよいか?
  という問いを持つ】


ことで、初めてやり方を考え、
実現の可能性が見えてきます。


ゆえに、特に大きな組織や、
多くのルールがある中では、
極めて難しいことでしょう。

それでも、絶対不可能かといえば、
そうでもないはず。


■ゆえに、繰り返しますが、

【「理想の結果」と「理想のプロセス」、
 両方を実現するにはどうすればよいか?
 という問いを持つ】

ことが、自らが

ゴキゲンかつ快適で、
日々幸せな状態を維持し
ますます拡張させていくために、
大切なことではないだろうか、

そのように思う次第です。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

素晴らしい詩や美しい物語が、
何の役に立つのかと尋ねることは、愚かなことだ。

例えば、カナリアの歌声や夕映えが生活に不可欠かどうかを、
日常の言葉で立証するようなものだ。


ホルヘ・ルイス・ボルヘス(アルゼンチンの詩人/1899-1986)

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