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2429号 2020年10月15日

「机に花を置く」ことで、毎日を少しだけ豊かにする

(本日のお話 2154字/読了時間3分)



■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。
ならびに、夜はシステムコーチングの
勉強会でした。



また急遽ですが、昨日
自分の”強み”を知る

「ストレングス・ファインダー」

の特別公開コース(50%OFF)の
ご案内をさせていただきました。

10/31(土)朝8:00〜16:00という
参加をしたら、自己効力感が増しそうな
スケジュールではございますが、

ご都合がつく方がいらっしゃれば、
ぜひお越しくださいませ。

(残り2枠でございます!)

*詳細・お申し込みはこちらから
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皆様が、自分の「強み」に気づく、
お手伝いをさせていただければと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。





さて、本日のお話です。


先週末に北海道に行き、
自然や、旭山動物園の動物に触れて、
リフレッシュをいたしました。

頭がクリアになると同時に、
感性が研ぎ澄まされるような、
そんな感覚も覚えております。


今日は、『7つの習慣』のお話も引用しつつ、

”自然と触れること”

について、感じたことを
皆様にご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、



【「机に花を置く」ことで、毎日を少しだけ豊かにする 】。



それでは、どうぞ。




■週末に北海道に行っていたのですが、
帰ってきたら、私の書斎の机に、

”小さな花”

が瓶に刺さっていました。


ちょっとだけおしゃれな
「ぽんず」の瓶。

そこに小さな10本くらいの
白とピンクの花があります。

どうやら妻が旅行中に
置いてくれたようです。


そして、その花を見ていると、
なんとなく心が休まる感じがして、

仕事の合間に、ふと眺めていました。



■少し前から、ビジネスでも
注目されているキーワードは、

「瞑想」

です。

故スティーブ・ジョブスが、
禅の思想を大切にしており、
瞑想や呼吸などに注目したことから、

それが逆輸入のような形となり、


『マインド・フルネス』
(=今ここに、集中すること)


という言葉として
人材開発の業界でも流行りました。



■深呼吸をして、今に集中する。
煩雑な頭を、空っぽにする。


そうすることで、


・集中力・記憶力が向上する。

・複数の仕事を並行して進めている状況下でも
一つ一つの事に集中することができるようになる。

・仕事や勉強で質の高いパフォーマンスにつながる


という「生産性」の向上が見られるだけではなく、
加えて、肉体面でも

・免疫力の改善、血圧の低下、
血中コレステロール、血糖値の低下

・交感神経と副交感神経のバランスが整い、
よく眠れるようになる

・緊張・うつ状態の緩和、
不安の減少、ストレス耐性の向上

という効果が実証されており、
大変、注目されることになったのでした。



■おそらく皆様の中でも
共感される方がいるのかと思いますが、

つい仕事に没頭していると、
1つのことにぐぐっと集中をしすぎて

確かに、目標に向かって
邁進する力は得られる一方、

視野が狭くなることも
同時に起こり得ると感じます。


ゆえに、

「自分にとって何が本当に大切なのか?」
「中長期的にどうしていきたいのか?」
「どんなあり方でいたいのか?」

という、長期的には極めて大切な問いも
ニュートラルな気持ちで見つめる機会とは
どうしても少なくなりがちです。



■ただ、自然(お花も動物も)

「今ここを生きる」
「ありのままでいる」

ということを教えてくれる
シンボルのようにも感じ、
机の上の小さな花を見ていても、

少しリラックスする感覚を
得られるようにも思うのです。



■人の成功を記した
世界4000万部のベストセラー『7つの習慣』では、


【人間には「肉体/精神/知性/情緒」の4つの側面がある】


と語ります。


以下、『7つの習慣』から引用です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

”表現の仕方は違っていても、
人生を巡る哲学のほとんどは、

何らかのかたちでこれら
四つの側面を取り上げている。

哲学者のハーブ・シェパードは、
バランスのとれた健全な生活を送るための
基本価値として、

・観点(精神)
・自律性(知性)
・つながり(社会)
・体調(肉体)

の4つを挙げている。

「走る哲学者」と呼ばれたジョージ・シーハンは、
人には四つの役割、

・よき動物(肉体)
・よき職人(知性)
・よき友人(社会・情緒)
・よき聖人(精神)

があると説いている。

組織論や動機づけの理論の多くも、

・経済性(肉体)
・処遇(社会・情緒)
・育成や登用(知性)
・社会に対する組織の貢献・奉仕(精神)

のかたちで四つの側面を取り上げている。

※『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』より
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

とのこと。

人間には「肉体/精神/知性/情緒」の4つの側面があるし、
ゆえに、全部大事である、ということですね。



■しかしながら、資本主義の世の中で、
価値・成果が問われる中だと、

・経済性(肉体)
・自身成長(知性)

などについ注目しがちのようにも思えます。

あるいは、

・人間関係(社会・情緒)

などの側面が気になって
なかなか今に集中できない、

ということも、起こりがちかもしれません。



■しかし、それだけでは
どこかで息苦しくなるもの。
長く歩み続けることはできません。


ゆえに時折気づいたときに、
自分をメンテナンスする意味でも、


・自然と触れること(精神)
・瞑想を通じて今に集中すること(精神)
・花を鑑賞してリラックス(精神)
・音楽を聞く/演奏する(精神)


など大事にしていくこと。

それが、日々健やかに生きる上でも、
大切なポイントになるのではないか、

そんなことを感じている次第です。



■ぽんずの瓶にささった小さなお花も、
素敵な存在感を放ってくれるものです。

皆様もぜひ
精神の側面をメンテナンスしつつ、
日々健やかにお過ごしくださいね。

急に秋らしくなってきたので、
風邪など気をつけつつ、ご自愛ください。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆様にとって素晴らしい1日となりますように。


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<本日の名言>


成功とはただ一つ。
自分の人生を自分の流儀で過ごせることだ。


クリストファー・モーリー(米国の作家/1890-1957)

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