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2535号 2021年1月28日

コミュニケーションを増やすと、「コンテクストの理解」が生まれてくる

(本日のお話 1023字/読了時間2分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日は1件のアポイント。
その他、研修の準備など。

また、改めてご報告いたしますが
個人的に大きな出来事が本日ありました。

一つの転機になることは間違いなく、
改めて頑張ろう、と思った次第です。



さて、本日のお話です。

今日はシンプルな話ではありますが、
「コミュニケーションの大切さ」について

皆様にご共有させていただければと思います。

タイトルは、

【コミュニケーションを増やすと、「コンテクストの理解」が生まれてくる】

それでは、どうぞ。

■チームコーチングで
組織やチームに携わらせて頂く際に、

しばしば頂くコメントが

「コミュニケーションがよくなり、
仕事も効率的になった」

という話があります。

※組織とチームの関係性を良くする「チームコーチング」
↓↓
https://www.c-courage.co.jp/service/team-coaching/

■これまでも決して
関係が悪いわけではなくとも

チームコーチングを通じて
更に対話を多く重ねていくと、

・それぞれが大事にしている価値観

・普段語らない不安や怖れ、願い

・仕事におけるこだわり

などが明らかになっていく。

そうすると
何が起こるかと言うと、

『コンテクスト(文脈)の理解』

がチームなどの関係性の中で
生まれてくるのです。

■”コンテクスト”とは、
「言外のニュアンス」とも
言いかえられるもの。

例えば、

「◯◯さんだったら、
ここまで踏み込んで言っても問題ないだろう」

とか

「△△さんだったら、もう少し丁寧に
このあたりまで伝えておいたほうがよさそうだ」

とか

「今のチームの現状だったら、
自分がこういう動きをしたほうがいいだろう」

みたいな話。

これを知っていると、

『空気を”正しく”読んで、無駄なく、無理なく、
効果的なコミュニケーションが取れる』

わけです。

それが「コンテクストを理解している」ということです。

■逆に理解していないのは、

必要な時にしか話さない関係などで
よく起こります。

その場の要件だけを話をする。

それは一見効率的なように
見えるものの、実際は、

「この人は何を考えているんだろう?」

「これを言ったら怒るだろうか?
気を悪くするだろうか、、、」

「このお願い聞いてくれるだろうか、、、」

という配慮という名の杞憂、遠慮のため、

対話に必要以上に時間がかかり、
むしろ職場の効率性、生産性を下げている、

ということはままあるもの。

■ゆえに、コミュニケーションとは、
功利的な理由でも重要ですし、

そのためには、

”「真面目な雑談」のごとき
その人の人となりがわかるような
『コミュニケーションの土台』を作ること”

こそが

仕事のチーム上でも、
あるいはプライベートの関係性で
「コンテクストの理解」を促し、

日常的な対話の効率性・効果性を高め、
ひいては生産性まで高める、

そのような機能が、
「コミュニケーション」には存在しているということを、
改めて認識する事が重要であろう、

そんなことを思った次第です。

ということで、本日は短めに。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<本日の名言>

友たるものは、推察と沈黙に
熟達した者でなければならない。

ニーチェ(ドイツの哲学者/1844-1900)
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