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2969号 2022年4月8日

若手育成のコツは「パーソナリティの変化を望まずに、能力を改善する」

(本日のお話 1423文字/読了時間1分半)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件の打ち合わせ。
その他、研修の企画でした

夕方からはキックボクシングジムにて
汗を流してまいりました。



さて、本日のお話です。

4月は「新入社員」が旬な話題とのことで
本日も引き続き、

『活躍する若手社員をどう育てるか:研究データからみる職場学習の未来』 (P62-63)
山内祐平(著、編集)(慶應義塾大学出版会)

からの学びを、
おすそわけさせていただければと思います。

それでは、早速参りましょう!

タイトルは、

【若手育成のコツは「パーソナリティの変化を望まずに、能力を改善する」】

それでは、どうぞ。

■伸び悩んでいる若手を、
どのように育てればよいのか。

これからの季節(に限らずですが)
多くの組織にておいて
先輩達が頭を抱えるテーマかな、と思います。

ただ、そんな中で、

”パーソナリティの変化を望む”

と当人としては、
なかなかしんどいものがありそうです。

■例えば、営業において

「君はちょっと暗いから、
もっと元気よく、明るくしたほうがいいよ」

「気持ちの波を安定させたほうが
成果も出るんじゃないかな」

と言われても、

元々、学生時代から外に
ガンガン出ていくタイプではない、

あるいは、割と色々なことに
目が行ってしまい気になるタイプである、

という”パーソナリティー”を
持っていたとしたら、

その部分の変化を求められても
どうしたらよいかわからないものです。

それは”パーソナリティ”とは、

・「継続的安定性」があり
(=経験や年齢によってあまり変化しない

・「通常的一貫性」がある
(=仕事な状況が変わってもあまり変化しない)

ものだから、
基本変わりづらいわけです。

■では、どうすればよいか。

そのためのポイントが、

『パーソナリティと能力を分けて考える』

とのこと。。



例えば、

「君は、あんまりじっくり考えるタイプじゃないよね。
もうちょっと慎重になったほうがいいんじゃない」

と言われてもどうしようもないですが、

「戦略的思考力、論理的思考力に課題がありそうだよね。
プロジェクトマネジメントのスキルを学んで
その分野の能力を高めたらどうか」

であれば、道筋は見えそうです。

■スキルというのは

対人関係力でも、思考力でも
多くの分野で体系的にまとめられていたりします。

しばしば、「人に興味がない。聞くのが苦手」
という人に出会いますが、

「コーチングの型」を身につければ、
相手から引き出す力も、一定割合、
身につけることができます。

向き不向きはあるけれども、
必要とされる「能力」というのは、
それなりに開発することができます。

そういった意味で、

なかなか変えられない
パーソナリティに注目するのではなく、

変えることができる
能力(知識・スキル)を分けて考える

ことは当たり前のようですが
重要な観点である、

と言えるかと思います。

■余談ですが、昔、新卒で飲食店に入社したとき、

アルバイトを上手くまとめられない
自分に対して、スーパーバイザーの方が、

「紀藤は、迫力がないから
リーダーっぽくなれないんだよ。

もっと元気に、声を張り上げて、
でかい声でしゃべればいいんだよ」

と言われたことを思い出します。

一瞬だけ声を張り上げようと
「迫力を持って」振る舞おうとしましたが

自分のパーソナリティにあっていない
自分のキャラを変えるようなアクションだと

結局、長続きしないものです。

■パーソナリティと能力を分けて考えて、
必要な知識・スキルを提供する。

そんな観点が
自他ともに大切なのだろう、

と思う次第です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>
成果をあげる人とあげない人の差は、才能ではない。
いくつかの習慣的な姿勢と、
基礎的な方法を身に着けているかどうかの問題である。

ピーター・ドラッカー(オーストリアの経営学者/1909-2005)

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