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1649号 2018年8月22日

「自分との約束」を破り続けると、どうなるのか

(本日のお話 1081字/読了時間1分半)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は1件のアポイント。

ならびに、お世話になっている、
ある企業の人事の方の主催で、
人材開発に関連する人たちの懇親会に参加してまいりました。

企業人事の方だけでなく、
年代も職種も様々な方が8名ほど集い、
大変刺激的な時間でした。

(Yさま、皆様、改めてありがとうございました)



さて、本日のお話です。

少し前に、経営者の先輩から聞いた、
とある言葉が心に残りました。

今日はその言葉について、
ご紹介させていただくと共に、
思うところをご共有できればと思います。

タイトルは、


【「自分との約束」を破り続けると、どうなるのか】


それでは、どうぞ。



■ある有名な経営者の方が、
こんな事を言っていました。
(どなたの言葉かわすれてしまいましたが、、、)


それは、


『「人との約束を破る」より、実は、
 「自分との約束を破る」ほうが、人生へのダメージがでかい』


そんな言葉でした。


■その意味することとは、
こんな内容でした。

~~~~~

「人との約束を破る」と、
確かに、その人との”信頼関係”は損なわれる。

しかしながら、
乱暴な言い方をすると、

「その人との間」

で、亀裂が入り、
それが結果的に自分に戻ってくる。

それが「人との約束を破る」ということ。

確かに良くない。
しかしそれ以上に良くないことがある。

それが、「自分との約束を破る」こと。

「自分との約束を破る」と、
自分で自分のことが、信用できなくなる。


すると、何か挑戦しようとしても、
常にこう思ってしまう。

「どうせ、俺なんか、、、」

「結局、自分にできっこない」

「また途中で投げ出すんだろう、、、」

と。


これは、自分に対する”不信”が
ちょっとずつ蓄積した結果であり、

”自分の人生は自分でコントロールできない”

と暗示がかかってしまい、
慢性的な無力感に苛まれてしまう。

~~~~~~~~~~~~

、、、そんな話でした。

そして、その話は、
私もものすごく共感しました。

「自分には何もできない」

こう思ってしまう状態ほど辛く、
無力感をもたらし、

「人生に長期的なダメージをもたらすものはない」

とさえ思います。


だから、自分のために、
自分の人生の舵を自分が握っていると思うために、

「自分との約束を守る」

のがとても重要なのです。


■今日やると決めたこと。

本当は、ちょっと怠けたい。
ここらで辞めにしたい。

でも「自分で決めたこと」を、
なぜやり通すことが大切なのか、

と問われれば、

それは、
どこまで言っても切り離すことができない、

”「自分のこと」を、自分が信頼できるようになるため”

です。


何があっても、

自分は決めたことが、きっと出来る、、、
きつくても、もう一歩、きっと頑張れる。

そう思えることほど、
心強いことはないのだろう、

そう思います。


■だからこそ、

”自分との小さな約束”

を守り、ちょっとずつ、
自分への信頼を蓄積していくこと。

それが、

「自尊心」
「自己効力感」

へと繋がっていくのだと思います。


自戒を込めて。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。

本日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。

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<本日の名言>

自分の運命は自分でコントロールすべきだ。
さもないと、誰かにコントロールされてしまう。

ジャック・ウェルチ
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