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2755号 2021年9月6日

「経験資本社会」と「経験争奪社会」がやってきた

(本日のお話 1445字/読了時間2分)


■こんにちは。紀藤です。

最近、大学院でも
非常によく学ぶ頻出重要単語。

もうメルマガでも
何度もお伝えしておりますが、

「経験」

です。

(またか…と思われた方
 ゴメンナサイ汗)
 

ということで、今日は(も?)
この「経験」について大学院からの学びを
皆さまにご共有させていただければと思います。

それでは早速まいりましょう!

タイトルは、



【 「経験資本社会」と「経験争奪社会」がやってきた ~経験は貴重な資源~ 】



それでは、どうぞ。



■「経験」は大事。

このことについて、
否定する人は少ないのではないか、

、、、と思います。


体感的にも

「経験が自分を成長させる」のは
自分の軌跡を振り返ればわかりますし、

「経験学習」という学問分野があるように、

経験が自分の知識やスキルを磨き、
視野の拡大を促し、リーダーシップを開発してくれます。

ゆえに、

”「経験」は自分の選択肢を拡げ、
 未来の可能性も高める「資本」である”

といえるのでしょう。



■さて、このことに関連して、


『経験資本社会』


という考え方があります。

これは

”私たちの「経験」が「資本」となり、
 自らを開発する元手となりうる”
 
というわけです。



・「経験」をする
 ↓
・新たな能力を獲得する
(=自らの価値が高まる)
 ↓
・「この人に任せてみよう!」と
 新たな「経験」を呼び込む
 ↓
・更に、新たな能力を獲得する
(=自らの価値が高まる)
 ↓
・さらに多くの「経験」の機会を
 呼び込む。そして成長する
 ↓
以下、つづく
 
、、、

となるわけです。


まさに「経験が資本」になって、
増殖していくようです。



■確かに、組織において

「新しいプロジェクトがある。
 とても重要な仕事だ。 
 、、、はて、誰に任せようか?」
 
という状況のとき、
任せる側は結果を残したい。


すると、経験豊富な人材
任せる可能性が高そうです。

すると、その経験豊富な人材は
更に経験を重ね、能力を伸ばしていくでしょう。


、、、とすると、

特定の人に経験が集中する可能性、
も考えられますし、

「経験」を積んでいるかどうかが、
自分の未来に大きく影響を与えるという意味で、


『経験資本社会』


に私たちは生きている、

とも言えそうです。



■そしてこの「経験資本」は、

・経済資本
・人的資本
・社会関係資本
・アイデンティティ資本に続く、

”第5の資本”

とも言われます。

今や経験は

「意図を持って
 獲得しにいく資本」

となったのかも知れません。



■そしてその背景には

『経験争奪社会』

いう考えもあります。


社会全体が成長しなくなっている今、

”「新しい経験」は
 皆に配分できるほど存在していない”

のです。


「経験」をたくさん獲得できる人と
そうではない人にわかれます。

そしてそれは「資本」として機能する。

すると、率直にいえば、

”(経験を重ねている人とそうではない人の)
 差が開いていく”

わけです。



■、、、なんて考えてみると

短期的には大変そうな
「タフな経験」なども

”キャリアにおける貴重な資源”

に見えてくる、のかもしれません。


とすると、

「いやいや、こんな重責、
 とてもじゃないけどできません」
 
と固辞するよりも、

前向きに自分を育てる
「資本を獲得しているのだ」と思えることで、

新しい経験に対しての
見方、取り組み方も変わってくる(かも)
しれません。



■今は、求めれば

社内だけではなく
社外でも新しい経験を
積みやすくなっている時代とも言えます。

副業、兼業、
地方創生、ボランティア。
そして起業。

手を挙げる人には「経験」が呼び込まれ
それが資本として更に成長していく。

ドキドキする、ハラハラする。
そんな経験を沢山できることが
自分を成長させてくれて、未来に繋がると思うと、
大変な経験も、未来へのプレゼントと思えそうですね。

「人生、今日が一番若い!」

ということで、新たな経験、
積み重ねていきたいな、と思った次第です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<本日の名言>

心配ならば私たちは行動を起こすべきであって、
憂鬱になるべきではない。

カレン・ホーナイ(ドイツの精神分析家/1885-1952)

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