メールマガジン バックナンバー

587号 2015年7月31日

言ってみなきゃわからない

(今日のお話 1498文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。

先日は3件のアポイント。
夜は大好きなテニススクールへ。

ただラケットを振る、という動作なのに、
本当に難しいものです。

当たり前で、基本的な動きを、体にしみこませ、
どんなときでも出来るようになるプロセスは、
「7つの習慣」を身に付ける過程に通ずるものがあるなあ、
としみじみ感じいってしまいました。

当たり前で、基礎的な事を繰り返すこと。

一番大事なことですね。

■さて、本日のお話です。

今日は「言ってみなきゃわからない」
というテーマでお送りしたいと思います。

昨日、メルマガ編集後記にて、

”三人寄れば、文殊の知恵の会”
~ テーマ:多様なキャリアを考える~

というものをやります。
興味ある人、返信下さい!

とメルマガの編集後記にて
発信いたしました。

正直、具体的な事は何も書いておらず、
ある方との会話で生まれた、
完全な思い付きの企画。

ですから、もしかすると、
何のリアクションもないのではないか、
とも思っていました。

しかしながら、蓋を開けてみると、
ちょろっと発信しただけで、
5名近くの方が集まり、
しかも有名企業の部長や、
コンサルの非常に能力の高い人など、

”自分が想定していなかったリアクション”

があったのです。


■また「アチーバス」という、
チームビルディングのボードゲームを
一緒にやりませんか?と募ったときもそう。

正直、

「自己啓発っぽいボードゲーム、
 果たして興味を持つのだろうか?
 そして、花金(花の金曜日)にわざわざ集まるのだろうか?」

という気持ちもありました。

でも、それも”チョロっと”編集後記に載せただけで、
10名を超える方から

「ぜひ参加してみたい!」
「いけないけど、次回はぜひ!」

など、非常に前向きな声をたくさんいただいて、

”自分が想定していなかったリアクション”

がこれまたあったわけです。


■ここで強く思ったことがありました。

それは、

【言ってみなきゃ、わからん】

ということ。

すごく当たり前のことかもしれません。

でも、言ってみなきゃわからないのに、

「こんな発言しても、きっと誰も関心を示さないだろう」
「こんな企画は誰も賛同してくれないだろう」
「きっと徒労に終わってしまうのだろう」
など、
”杞憂”ばかりが先に来て、
足が固まり、動きづらくなってしまうこと、
意外と多いのではないか、と思うのです。

ですが、よくよく考えてみれば、
人の考えは、千差万別であり、

「多くの人の考えはこうだろう」
と推測すること自体、
おこがましいことではないか、
とも思うのです。

きっと興味を持たない、と思っている人が、

”自分の想定していないリアクション”
をすることなんて、
いくらでもあります。

「7つの習慣」研修でも、
興味を持たないと思った○○さんが、
目の色を変えて聞いていた、
ということも、たくさん目にします。


■「7つの習慣」では、

”第一の習慣 主体的である”において、

『影響の輪に集中する』
ということを進めています。

要は、

”自分が影響できることに、
意識と行動を集中させましょう”
ということ。

これを行いつづけると、どんどんその人の持つ、
”影響の輪(影響力)”が拡大していく、
と言われています。

これらの話をまとめると、

・”自分が想定していなかったリアクション”
  はたくさんあるもの

・「とりあえず言ってみる」と、思いもよらない、
 賛同者が現れたり、反応する人が出たりする  

・であるならば、「自分の影響の輪(できること)」として、
 【言ってみなきゃ、わからん】ということで、
 とりあえず発信してはどうか

と言えるのではないか、
と思った次第です。

言わなきゃ、0のまま。

言ってみたら、1が生まれるかもしれない。

それだけでも、
発信することの価値はあります。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 心配ならば、私たちは行動を起こすべきであって、
憂鬱になるべきではない。

                 カレン・ホーナイ

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