メールマガジン バックナンバー

3550号 2023年11月13日

ChatGPTで「メルマガ変換マスター」を作ってみた

(本日のお話 2662字/読了時間3分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は、沖縄に暮らしている従姉妹と
約10年ぶりに会い、家族でランチをしていました。

10年という月日は、物事を変えていきますが、
皆がたいへんな変化を見せていて驚かされます。
(子供の成長しかり、ですね)



さて、本日から(実験的に)少し形を変えて、
メルマガを配信してみたいと思います。

いつもと違う仕様ですが、物は試しということで、
チャレンジしてみたいと思います。

それでは早速まいりましょう!

タイトルは


【ChatGPTで「メルマガ変換マスター」を作ってみた】


それでは、どうぞ。

**

■私は約10年前から毎日メルマガを書いています。

今日の時点で、3549号のメルマガを継続して書いてきました

1記事あたりの文字数はおよそ、2000~3000文字。
思えば、土日も祝日も、お盆も正月も、コロナに罹かった日も、
全身麻酔で入院した翌日も、アフリカ旅行に1週間いった日も(以下略)
ひたすら、メルマガを配信してきました。


■メルマガを配信し始めた10年前は、非常に面白がられました。

まだ今ほどSNSが流行っていなかったですし、
「note」もありませんでした。

ゆえに、メールlに最適化した形で、
メルマガを書く。そしてお送りする。

営業で名刺交換をさせていただいたお客様にお送りすることで、
信頼関係が築かれていきました。

メルマガには、私の個人的な経験や価値観の自己開示が多分に含まれます。

ゆえに、読んでいただいているお客様からよく頂く言葉が
「メルマガ読んでいるので、久しぶりな感じはしませんよ」でした。

ほんとうに、ありがたいことこの上なしです・・・(涙)


そして、6年前にして起業しましたが、
メルマガで築かれた繋がりによって築かれた関係性によってお仕事もご紹介がいただけて、
順調にここまで仕事を進めることができました。
(感謝!)

■ただ、思います。

「時代が変わった、自分も変わらねば・・・!」

、、、と。

なにか特別なことが出来るわけではない自分も、
さして凄い内容をかけるわけではないとしても、
「メルマガを書き続ける」だけで、一定の信頼を獲得できたこと、
この成功体験は大きかったのです。

ゆえに、ある意味、その行為を手放せなくなっている、

とも言えました。


■しかし、数年前から

「SNSはやらないの?」
「え、今の時代にメルマガっすか?You tubeじゃなくて?」(若者より)

と言われ始めます。

「note」というプラットフォームも横目に、
そしてそれを活用して配信する人が増えていく中で、
まるで一人二人と、外界の世界に旅立っていくかのよう。

メルマガ配信は自分が愛してやまない行為の一つ。


■しかしながら、とはいえメルマガはSNSとは違い、
広がっていく世界ではなく、閉じた世界とも言えます。

繋がりやインパクトが自然発生的に連鎖するのではなく、
”人づてのメルマガ紹介→登録”というアナログな世界です。

現在メルマガも登録いただいている方は3000名ほどですが、
それも増えたり減ったりして、今の状態にキープし続けている。

メルマガという存在に、もう少し力も与えてあげたい気もする。
ゆえに、この形も少し変えていったほうが良いのかもしれない、、、

そんなことを思い始めたのでした。

■さて、そこで感じ始めたのが

”論文まとめには「note」が良い”

ということでした。

最近、大学院のメンバーが「論文の要約」をnoteにアップしているのを見て、
めちゃわかりやすい、、、!と衝撃を受けていました。

もちろんまとめ方が秀逸なのは前提として、加えて
「note」のデザインが素晴らしく見やすいのです。

特に、論文では”図表の挿入ができる”ことも重要です。
また”引用”が自然とできるのも、実によいです。

書く方も、自然と書くことに集中できるようにできています。
外の世界でそれらが記録され、蓄積されていくのもいい。

「やっぱ論文まとめにはnoteだよね」と思いつつ、
noteとメルマガの仕様が異なるため、noteを書くのであれば、
その時間的な制約から「メルマガを書く(メルマガ用に最適化された行替えなど)」は
諦めなければならない、と思いました。

でも、メルマガは続けていきたい、、、はて、どうしたものか。


■そんな中、
ふとChatGPTを開くと、こんな項目が追加されていました。

それは

『MY GPTs』

なるものです。

どうやら、「特定の機能をもたせたChatGPTが作れる」らしいです。

ということは、
「noteにコンテンツを書く」→「メルマガの仕様に変更する」これくらいだったら、
生成AIでもできるんじゃないか?と、思いました。

そして、物は試しということで、
ChatGPTに「note→メルマガに変更する」ために、
紀藤のメルマガの形を、いくつか添付して、学習させてみました。

すると、このようなものが出来上がりました。

ーーーーーーーーーーーーー
<メルマガ変換マスター>
ーーーーーーーーーーーーー

なかなかいい名前です。期待ができそう。
このツールのインストラクションはこんな感じです。

(以下)
「メルマガ変換マスターは、noteで書かれた記事をGmailで送信する際のフォーマットに最適化する役割を担います。文章の文字数は2000から3000文字の間で調整します。行替えと行間を開けて読みやすさを向上させることが重要です。書き方は、記事のオーサーが直接送信するようなフレンドリーなトーンを重視します。この目的を達成するために、メルマガ変換マスターは、ユーザーの記事を簡単に解析し、Gmailの読みやすいフォーマットに変換します。」

だそうです。。


■さて、「メルマガ変換マスター」の機能はいかほどか・・・

まずはものは試しということで使ってみました。

さて、結果はどうだったか、、、というと、
あんまりイケてませんでした(汗)

なんとなく文章全体が「ChatGPT風」にアレンジされており、
引っ掛かりがない言葉に変換されていました。

よって、結論としては
「自分でそのまま行替えをしたほうが早かった」
ということになりました。

私の指示が悪いのか、期待とは少しギャップあり。
もう少し教育が必要そうです。

ただ、これから上手に育成していけば、非常に有用なツールになりそうです。

■色々やってみて思ったこと。

それは、今回の一連の実験にかかった時間は、2時間ほどでしたが
いずれにせよ、「noteの記事を下書きにする」→「メルマガに変更する」という行為と、
その時間を最小化するために、ChatGPTに変換することもやってみると、
意外と選択肢が拡がるようにも思いました。

そして、これまで「これしかない」と囚われていた考えから、
一歩踏み出す事ができるようにも思いました。

とにかくやってみる、試してみる。
使えるかどうかも含めて見えてくるものがある。

そんな事を思った次第です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。


※今日の記事は「note」にも作っています。
 よければ、ぜひフォローしてください!!
 https://note.com/courage_sapuri/n/nbc58bb948e31
 
 
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<本日の名言>

試してみることに失敗はない

デイルドーテン
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