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974号 2016年10月14日

傷口にレモンのごとし、辛辣フィードバックがもたらす価値

(本日のお話/1883文字 読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は3件のアポイント。

お世話になっている社内ファシリテーターの方が、
ご異動になられるとのことで、ご挨拶に伺ったり、
その他、来季以降の研修の提案など。

(Aさん、諸々ありがとうございました。
 また新しい部署でもご活躍、お祈りしております!)


日々、色々と動いているつもりではいるものの、
できることはまだまだありそうです。

もっとギアを上げていきたいと思います。



さて、本日のお話です。

最近、ありがたいことに、
「フィードバック」をいただける機会が増えております。

それは、プライベートで通っている
「サムライ塾」なる私塾もしかり、
「英語塾」もしかり、
はたまた、「仕事」でもしかり。


そして、その都度思うのが、
”フィードバック”によって、
得られるものの大切さです。


というわけで本日は、


「傷口にレモンのごとき、
 辛辣なフィードバックの効能」


というテーマで、思うところを
皆様にご共有させていただきたいと思います。


それでは、どうぞ。

■難しいもので、人は、
「相手のこと」はよく見えるのに、
意外と「自分のこと」は見えないものです。


知り合いで”コーチ”を
生業にしている人がいるのですが、
人の話や、課題を見つけ、解決策を導くプロであるはずなのに、
その彼曰く、


「人の話だと、客観的に整理できるんですが、
 自分のことになると、

 いやあ、全くわかんないですよね(苦笑)」


と、言っていました。

(だから、彼は”コーチ”ですが、
 自分のために、”コーチ”をつけているそう)


すなわち、

「自分のこと」とは、
 なかなかわかりそうでわからない、

ということ。



■最近、私もこのような、

”自分のことに気づかない”

という事実を認識する、
いくつかの体験談がありました。


それは、会社の上司と共に、
一緒に商談に行ったときのこと。

終わった時、色々話をしている中、
ふと上司がこんなフィードバックを私にされました。


「そういえば、ふと思ったけど、
 紀藤さんって、接続語が多いよね。

 例えば、「あの」「それ」「ちょっと」「この」
 といった言葉とか。

 一度気になりはじめると、
 お客さんも気になって話に集中できないだろうから、
 気をつけたほうがよいかもね」
と。


(そうだったのか。
 全く、気が付かなかった。)


小さなショックと共に、
はたと目を見開かせられる気がしたのでした。



■私も営業という仕事に携わり、
それなりの期間が経ちます。


しかし、ふと思えば、ずっと、
基本は一人。


だから、私がお客様先で話すことや、
その中で行われていることは、
誰の目にも晒されないブラックボックス。

だから、
自分でよかれと思ってやっている

「ある種のパターン」

は、気付いていないだけで、
実はよい成果を生み出さないものであった、
ということも、十分あり得たのです。


よかれと思ってやっていても、
実は全然、よくないパターン。

でも、それしか知らないから、
そのパターンに頼り続ける。

そして同じ結果を出し続ける。


きっと、
このようなことは私だけでなく、
あらゆるビジネスに携わる人にとって、
同じことが言えるのではないかと思います。



■そして、思うのです。

それらの

”気付かず繰り返すある種のパターン”

を断ち切り、よりレベルが高いものへと
昇華させる効果的なツールの一つが、


『他者からのフィードバック』


ではないか、そのように思ったのです。



■今回のフィードバックの、

”「あの」「それ」「ちょっと」「この」が多い”

なる話も、私にとっては、
今までのパターンを振り返る、
一つのきっかけになりました。


正直、この話を率直にされたときは、

(そんな初歩的なことを、
 そんな素人臭いことをやっていたのか)

と、傷口にレモンをたらされるかのような、
恥ずかしさすら感じました。


しかし、だからこそ、
「受け止め、改善したほうがよいことだろう」
と思えたのも事実。



■人は誰もが、自分を認めたいし、
できれば否定はされたくないものでしょう。

しかしながら、
「よくない」「なんか変」と
自分以外の誰もが気付いているのに、

フィードバックをされず、
そのまま「裸の王様」になるより、

一瞬、心に痛みを感じるような
厳しいフィードバックを受けたとしても、
それにより自らを向上させる機会を得られたほうが、

長期的にみて、自分にも他者にとっても
プラスになりえることではないだろうか、

そのように思います。



しみるからイヤだ、
なんてぬるいことを言わず、

むしろ、

「どんどんキツいフィードバックをちょうだいな」

と、一瞬の痛みと恥ずかしさを受け止める覚悟、
そして勇気を持つことが出来たなら、
人は劇的な成長を遂げる一歩を踏み出せるのかもしれません。

と、いうことで、
ややM的発想ではありますが、


【傷口にレモンのごとし辛辣フィードバック】


を自ら求める姿勢を大切に、
自分を高め続けていきたいものですね。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 いつか失敗しなければいけないのなら、
早く失敗しなさい。
そして間違いを小規模に留めなさい。

ニクラス・ゼンストローム

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