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773号 2016年3月27日

「幸せでない婚活コンサルタント」には、耳を貸さない

(今日のお話 1249文字/読了時間1分)
■こんにちは。紀藤です。

この土日は読書につぐ、読書。

今更ではありますが、
前から読みたいと思っていた、
山崎豊子氏の『華麗なる一族』を黙々と読んでおります。

人間の欲や葛藤、建前と本音、
人間心理の複雑な奥深さを、

ありありと描く山崎氏の小説は、
ある意味「7つの習慣」以上に勉強になります。

本当に、人間ってすごい。
(そして時に恐ろしいですね)



さて、本日のお話です。

友人から、とある
「婚活コンサルタント」
のお話を聞きました。

そのお話から、
非常に教訓めいたものを感じましたので、
本日はそのお話について
皆様にご共有させていただければと思います。

それでは、どうぞ。

■「結婚をして、幸せを手に入れましょう!」

あるところに、そう昂り語る、
「婚活コンサルタント」がいたそうです。
(私の友人のお話です)

彼女は、”婚活のプロ”として、
このように語るそう。

「結婚すれば、上手くいく」
「将来の不安は、結婚が解決してくれる」
「結婚は、今見えない幸せを教えてくれる」

そんな風に、
相談にくるクライアントに対して、
気持ちを昂ぶらせ、多くの男性・女性との
「お見合い」の機会を提供する、

それが彼女の仕事であり、成果であるとのこと。


■ですが、そんな「出会い」を演出する
当の「婚活コンサルタント」。

彼女の成績はいまいち振るわない様子。

どうやら、彼女の言葉に、
クライアントの男性・女性は、
あまり心動かされないようです。

それはなぜか。

その原因を探ってみると、
実は意外なところにあったそうなのです。

それは、

『「婚活コンサルタント」である当の本人が、

 離婚の岐路に立たされ、”結婚”に疑問を感じていた』

という事実。
(ありがちですね)

彼女は、表面的な言葉では、

「結婚は素晴らしい」
「結婚は新たな世界を見せてくれる」
「結婚、最高!」

といいながら

その実、「結婚」について、
彼女自身、心からは賛同しかねる、

そんな雰囲気がどこかにあったようです。

だからこそ、
その雰囲気がどことなく相談者にも伝わってしまい、
クライアントの心を動かしうる
力を持ち得なかった、

そんなお話でした。


■さて、このお話を聞いて、
どう思われましたでしょうか。

もちろん、これは一つの結果に対する推察でしかありません。

ですが、私たちは、
大なり小なり、図らずも
常にこんなフィルターを持ちながら、人と相対しているのでは、
と思うのです。

それは、

「この人の言っていることと、やっていることは一致しているだろうか?」
「言っていることに、心が入っているだろうか?」
「何となく嘘くささを感じないだろうか?」

という『目に見えないフィルター』です。

相手の言うことを信じるか、信じないか、

それは、意図せずに働く、
第六感とも言うべきものかもしれませんが、
誰もがそういった感覚を、人間関係で働かせている、

そのように思うのです。


■言葉で言うことは簡単。

でも、その人の何気ない目使い、姿勢、態度、

そういったところで、
その人の”本音”や”人間性”は出てしまうもの。

とすると、

『幸せでない婚活コンサルタント』

が成果をあげられないのは、
ある意味、必然なのかもしれない、

そのようにも思えます。

と、すると、私たち自身も、

表面的なセールストークや、
言葉をカムフラージュすること以上に、

自分の「あり方」「考え方」に対して、
後ろめたいところがないのか、

言っていることとやっていることが
一致しているのかどうか、

時折立ち止まり、
こんな「本質部分」に焦点を当てることが、
実は大事なことではないだろうか、

そのように思った次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。

【本日の名言】 子供たちは、大人の話ではなく、
大人のあり方によって教えられる。

カール・グスタフ・ユング

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