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725号 2016年2月8日

「内なる声」を、心の中心に置いておく

(今日のお話 1741文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日はテニスの試合が
急遽中止になってしまったため、
カフェにて読書、そしてメルマガ交流会の企画など、
諸々やっておりました。
(ご参加頂ける皆様、ありがとうございます。
 追って詳細をお送りいたしますので、今しばらくお待ちくださいませ)

さて、今日は6件アポイントがありますので、
濃厚な1日になりそうです。

週明けから飛ばしていきたいと思います。

■本日のお話。

先日、メルマガでご紹介した
『リーダーシップの旅』(著:野田智義、金井壽宏)を、
引き続き、読み進めております。

私の仕事も「リーダーシップ」がテーマ。

ですから、興味津々で
食い入るように読んでおります。

その中で、「そうだよなあ」と、
強く共感することがありましたので、
皆様にご共有したいと思います。

それでは、どうぞ。


■組織に入ると、
「夢」や「志」を忘れてしまう。

残念ながらこういうこと、結構あるようですね。

しかしながら、その危険性とメカニズムを、
先述の著者の野田氏はこのように表現します。

”どんな人でも組織にはいるまでは、
「あれをしたい」「これをしたい」という希望をもっている。
会社に入ったばかりの新人や若い社員たちは、多少なりとも
自らの「内なる声」に耳を傾け、この論理に従って生きようともがく。

しかし、組織の中で生きるうちに、
そのことを忘れ、与えられたポジションに収まって組織のために働くようになる。
そんな人たちが、皆さんの属する組織にはたくさんいるのではないだろうか。

人はいったん組織の論理に従って生きる術を身につけてしまうと、
いつの間にか慣行に従い、皆と同じものを見るような生き方に染まってしまう。

なおかつ組織は、個に同化を強烈に求めてくる。
職場では自由にポジションを選べないし、
人事異動にも簡単には逆らえない。

いっそ会社を辞めようかと悩んでも、失うものが大きすぎるからそれも怖い。
そうこうしているうちに、組織にとって正しいことが
自分にとっても正しいことと言い聞かせるようになり、いつの間にか、
組織の成功が自分の成功と無意識に思い始める。

そうした生き方、考え方を前提とした行動が、
組織の中で評価されてしまうと、ますます個と組織の同化が進み、
私たちの目には「見えないもの」(=夢・志)が見えなくなる。”

『リーダーシップの旅 見えないものを見る』より


■本当は誰もがどこかで、
「何かをしたい」という想いを、
少なからず持っていたはず。

しかし、私たちは「大人」だから、
他の人の状況や、組織の論理を考えて、
言うこと、言わないことを決めていく。

でも、それが当たり前になってくると、
自分が「そもそも何がしたかったのか」という、

『内なる声』

に蓋をしてしまい、
本来持っていた「夢」「志」を
見失ってしまうようになる。

そして「なんだか燃えきれない」という
鈍い痛みを抱えたまま、惰性に従って働いてしまう。

ともすると、組織内で
こんなことが起りうるのではないか、

という話でした。


■しかし、思うのです。

これが健全な状態なのだろうか。
こういった状態で、社会が前へと進んでいくのか。

そう、考えてみると、
疑問を感じざるを得ません。

これは私の考えかもしれません。

でも、理想とする状態とは
私達一人一人が意義を感じ、

「これがしたい」「あれがしたい」

という想いとアイデアに溢れ、

それが現行のやり方と違っていても、
より前へ進めるために、
信じるものを形にするために、

ルールと戦ったり、時に変えたりしながら、
時に痣だらけになりながらも、
形を変え進んでいくことではないか、

そう思ってやみません。


■そのためにも、
自分の『内なる声』、すなわち

「何がしたいのか?」
「何をしているときに幸せと思うか?」
「今までで感動したことは?」
「ワクワクした経験はどんなときか?」
「この場を去るとき、周りから何と言われたいか?」

こういった、自分の価値観の源を探し、
見失わないように、
心の中心にしっかりと持っておく必要がある、

そのように感じます。

組織の論理も大事。

でもそれ以上に大切なことは、自分の想い。

「7つの習慣」でも、一番大切な習慣は、
コヴィー博士曰く"

【本日の名言】

”第二の習慣 終わりを思い描くことから始める”
(=目標、ビジョン)

である、と言います。

夢、志、ビジョン、目的。

青臭いようですが、やっぱり大事なことです。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。",今から20年後、あなたはやったことよりも
やらなかったことに失望する。

マーク・トウェイン"

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