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506号 2015年4月1日

「自分が変えられそう」と思えることをしてみる

■おはようございます。紀藤です。

昨日は、2件のご商談。

少し早目に家に帰ったので、
圧力鍋で豚の角煮を作ってみました。

料理も結構楽しいものですね。

■さて、本日のお話です。

先日読んでいた本で、
“成功者の目”というものがある、
というお話がありました。

成功している人の目とは、
いったいどういう目なのか?

それでは、早速どうぞ。


成功する人は
自分で変えられると思う範囲が広い。

他の人が変えられないと思っている範囲のことも、
成功する人は
もしかしたら変えられるかもしれない
という目で見ているんだ。

それが成功者の目なんだよ。

「トレジャー/成功者からの贈り物」 著:犬飼ターボ 著


■いかがでしょうか。

短く、シンプルな文章ですね。

同時に「なるほどな」と
思わされる内容ではないでしょうか。

仕事でも、プライベートでも、

「お金さえあればなあ」
「もうちょっとタイミングがよければなあ」
「あの人がいなければ、うまくいくのになあ」

というように
「変えられない」と思うことばかりに意識がいき、
愚痴る、嘆く、あきらめる…
このようなこと、もしかすると
つい、やってしまいがちかもしれません。


■先ほどご紹介したお話では、
”成功者の目”というのは、
”「他の人が変えられない」と思うことも、
「もしかしたら変えられるかも」と思えること”
である、と言いました。

しかし、私は納得すると同時に、
ちょっと反対の部分もあるのです。

確かにそうだとは思います。

しかしながら
「他の人が変えられないことを、自分が変えると思えること」
というのは、結構レベルが高いようにも思うのです。

もちろん、成功者とか物凄いパワフルな人であれば、
「この業界の常識を変えてやる!」
「この当たり前と言われる世の中に革命を!」
と思えるかもしれません。

しかしながら、私達は
必ずしもそういうわけではない。


■ですが、変えられないことを嘆くばかりなのも、
自分の人生です。もったいないです。

ここで、思う事があるのです。

それは、まず肩慣らしとして、
【自分が変えられる、と思えることに力を注ぐ】
ということです。

例えば、苦手な人(奥山さん/仮)がいたとします。
「奥山さんの性格を変える」
ということは無理でも、
「奥山さんの良い部分を見るようにする」
というくらいはできるでしょう。

仕事でも、
「会社のルールを変える」
という事はすぐに無理でも、
「会社の新しいルールについて、同僚と語り合う場を設ける」
くらいはできるかもしれません。

そしてそれが、もしかすると新しい動きに繋がるかもしれません。


■「7つの習慣」では、このように、
【自分ができることに集中する】ことを、
『”影響の輪”に集中する』といいます。

そして、この「影響の輪に集中する」ことは、
自分で自分の人生を切り開くための土台となる、
”第一の習慣 主体的である”
を実現するための考え方、と言われます。


■もちろん”成功者の目”のような、
「もしかしたら変えられるかも」という視点を
持つに越したことはありません。

でも、もし難しい、と思うのであれば、
【「自分が変えられそう」と思うことを、1つだけやってみる】
というスモールステップ、
ベイビーステップから始めることで、
より良い方向に弾みがつくのではないか、
とも思うのです。


最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 最高位にのぼらんとせば、
最低位より始めよ。

               プブリリウス・シルス

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