メールマガジン バックナンバー

445号 2015年1月5日

1年の計は元旦にあり

■あけましておめでとうございます。

フランクリン・コヴィー・ジャパンの紀藤です。

皆さま、お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。

私は、代表的な日本人らしく(?)、
実家にてコタツを囲み、お餅を食べ、ミカンを食べ、
皆で箱根駅伝を見る、というお正月を過ごしておりました。

今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

さて、”1年の計は元旦にあり―”ということで、
「今年の目標」について考えたいと思います。


■1年の始まりは、新しいスタートということで
何となく気分も高揚する感じがありますよね。

年始には、1年が長く感じられて、
色々とできるような気がします。

ということで、

「今年は、月に10冊は本を読み、
 週に2~3回はランニングをして、朝型の生活に切り替えよう。
 簿記の資格をとって、英会話も始めよう!」
 
と、ここぞというばかりに”盛った”目標を立ててみたりします。
(私は、毎年こんな感じでした汗)

計画を立てているときは「できそうだ!」と思えるのですが、
しかしながら、実際はそんなに溢れるほどに時間はない、というのが現実。

多くの場合、たくさん立てた目標というのは続かず、
「結局、今年もダメだった・・・」という事になりがちです。


■では、どうすればよいのでしょうか。

メルマガやいくつかの習慣は出来るようになった(と自負をしている)私なりの、
そして非常に単純な答えですが、
何かを続け、目標を達成するためには、

【よくばらないこと】

この一言に尽きるのではないか、と強く思うのです。

目標を達成するためには、壁があります。

その壁は、”続けること” です。

目標に向かって続けることさえできれば、いつかは達成できる。
このことは多くの方が認めることだと思います。

しかしながら、
「したい人、10000人。始める人、100人。続ける人、1人」
とも言われるくらい、何かを続けることは難しい。

そして「続ける人」になるためには、
”結果が出ている感”が得られるまで、
”つまらなくとも、とりあえず続ける”という地道な期間を乗り越えること
このステップが必要になるかと思います。


■例えば、ダイエット。

今までやっていなかった、食事制限や運動と、
これまでと違う事をすると、当然ストレスがかかります。

「運動嫌だな。めんどうくさいな」
「腹減ったな。ご飯もっと食べたい」
そう思い続ける期間が続きます。

でも一定の期間頑張ります。

すると、
「あ、何だか痩せてきたな」という実感(成果)
「細くなったね!」「スタイルよくなったね」という評価(成果)、
という『うま味』を感じることができます。

『うま味』を感じられると、
ダイエットをすることも、始めたときほど苦痛でなくなる。

むしろ、それが気持ちよくなったりもする。

そうして、
”努力をする → 成果が出る → 気持ちよくなる → もっとやりたくなる”
という上向きの螺旋階段のリズムが出来上がります。

結果、やること自体が楽しくなる、

【真の習慣化】

が訪れるのではないか、と思うのです。


■1年の計は元旦にあり、ということですが、
この1年もできれば決めた計は達成したいもの。

そのために、

【よくばらず、地道に実行できる一つに絞る】

という考え方も、有効なのではないかな、
と思った次第です。

「7つの習慣」ということで、
習慣化のお話で年始は始めさせていただきました。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今年が皆様にとって、素晴らしい一年になりますように。

【本日の名言】 ひとは1年でできることを過大評価し、
10年でできることを過小評価する。

             アンソニー・ロビンス 

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