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1432号 2018年1月15日

新入社員にぜひ伝えたい「逓増する人生」の秘訣

(本日のお話 2056文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。

昨日は、友人のお誘いで、
とある講演会に参加。
エネルギッシュな場で非常に元気をいただきました。


そして、その上がったテンションのまま、
夜からは25キロのランニング。

<現在の走行距離 172キロ(あと87キロ)※あと6日>

今週が勝負。



さて、本日のお話です。

昨夜ランニングを一人黙々と走りました。
そして1日を経て、感じたことがありました。

「あれ、全然疲れてない(驚)」

と。

己の「肉体」に対する、
そこはかとない嬉しさを感じつつ、

「人生において大切だな」
「自分の後輩には絶対この事は伝えたいな」

と、思うことがあったのです。

本日はそのことについて、
皆様にご共有させて頂きたいと思います。


タイトルは、


【新入社員にぜひ伝えたい、「逓増する人生」の秘訣】


それでは、どうぞ。

■25キロのランニング。

そして翌日、月曜日。


私、ふと気がつけば
前日の夜に25キロ走ったとしても、

「疲れが残らない」

身体になっていました。

(ささやかーな自慢です)


恐らく、私だけでなく、
日々ランニングをする習慣、
運動する習慣を持っている人は、

同じような感覚を、
持たれていらっしゃるのではないか、と思います。


■身体とは面白いものです。


本当に、肉体は使えば使うほど、
身体はそれに対応していきます。

(もちろん年の影響はあるにせよ、
 60歳、70歳でも、100キロ走る人
 実はじゃんじゃんいます)


身体は磨けば磨くほど、

回復力が高まったり
基礎体力が付いたり、

健やかに、伸ばし続けられるものです。


実際、私も、運動を殆どしていなかった
20代中盤のときに比べると、
今のほうがずっとずっと、体力も充実していると感じます。


■と、25キロ走ったけれど、
疲れなかった、翌日の感覚を噛み締め、
ふと思い出す話がありました。


それが「7つの習慣」で言う、



【第7の習慣 刃を研ぐ】



でした。

そして、この習慣が持つ
深い深ーい意味に、
改めて思いを馳せたのでした。


(※ちなみに、知らない方のために。

 この『第7の習慣 刃を研ぐ』とは、

 自分の「肉体、知性、人間関係、精神」の
 4つの側面を磨き続けることで、人生において望む成果を
 得続けられるようになる、という習慣です)



先ほど私が、
「肉体」の【刃を研ぐ】(=走って鍛えた)
ことによって、

・疲れない身体
・回復力が早い身体
・集中力が高まった状態

が実現できたように、

あらゆることは【刃を研ぐ】ことによって、
高めることができるものです。


■たとえば、「知性」。


「学ぶこと」を大切に、
いつも頭を使い、新しいことを学び、人に教え、
ということをやっている人は、

いつまでも聡明で、豊富な知恵を持ち、
その「知性」は色褪せることはない。

むしろ、どんどん

「知の巨人」

になっていくでしょう。



そして「人間関係」もそう。

出会った縁を見逃さず、
人の事を大切にして、
誰かに常にプラスの痕跡を残そうとし続ければ。


5年10年と、年を経れば経るほど、

「人の輪」

が農業のように広がっていき、
豊かな「人間関係」が育っていくはず。


■そして、こういった、

【刃を研ぐ】

という考えを、

”知っているか知っていないか”で、
まるで人生の航路が変わってくる、

と思うのです。


もし【刃を研ぐ】という考えを大切にして、

・自らの「肉体」も磨き続け

・自らの「人間関係」も磨き続け、

・自らの「知性」も磨き続ける

ことができたとしたら、

間違いなくその人の人生は、
「逓増」していくはずなのです。


1年でその差は見えづらいかもしれない。

持っている「差」で、
結果が左右されるかもしれない。

しかし、3年、5年、10年と経てば、
雪だるまのようにどんどん大きくなり、

間違いなく、


・【刃を研ぐ】(=自分を投資する)

と、

・「刃を研がない」(=自分を浪費する)


という人の差は、
雲泥の差、天地の差、鯨と鰯、雪と墨ごとき、

”圧倒的な差”になっていくのでしょう。


■そして、こういった考え方は、
出来るだけ早く知ったほうがよい、
と私は思います。


その方が、より多くの可能性があり、
本人のためだけでなく、社会のためになります。


だからこそ、若い人、
特に社会人になってすぐの
「仕事の基本の型」が決まっていない人こそに、

【刃を研ぐ】

ということの大切さを伝えたい、
否、伝えなければならない、

と思うのです。


それが、先人として、
後進に伝えるギフトであり、義務である、
とすら思うのです。


■しかし、こういった話は、
当たり前すぎるが故に、悲しきかな。

時に「お節介な先輩な小言」に終わりがち。


だからこそ、理論的に伝え、
納得させられるよう努め、
かつ、繰り返し繰り返し伝えることが大切である、

そして、それこそが、


【新入社員にぜひ伝えたい、「逓増する人生」の秘訣】


である、そう思って止みません。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【本日の名言】 20歳だろうが80歳だろうが、
とにかく学ぶことをやめてしまったものは老人である。
学び続ける者は、みな若い。

ヘンリー・フォード”

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