メールマガジン バックナンバー

1421号 2018年1月4日

「声なき批判」に耳を傾ける勇気を持つ

(本日のお話 1554文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。

本日がお正月休暇、最終日です。

ちなみに昨日、1月3日は、
お世話になっている方の自宅で、
妻と共に、新年会でした。


また昨日は、ランニングはお休み。

<現在の走行距離 107キロ(あと143キロ)※1月20日まで>

箱根駅伝が、アツかったですね。
出し切る姿が、とにかくカッコいいです。



さて、本日のお話です。

本年の仕事を始め、
年始から諸々の計画をしておりました。

その中で、メルマガを始めるきっかけになった、
ある経営者の方に相談に行ってまいりました。

その“経営者の方”とは、20万人もの、
メルマガ読者を持つ、メルマガの道でも日本第一人者の方です。


その方との対話の中で、
今のメルマガについて指摘された話が非常に思い当たる節が多く、
大いに、動揺(反省)させられたのでした。

本日はそのお話を皆様に、
ご共有(懺悔)させて頂きたいと思います。


タイトルは、


【「声なき批判」に耳を傾ける勇気を持つ】。


それでは、どうぞ。

■昨年、諸々ジタバタしてきました。

自分の思いつく限り、大事だと思うことを、
色々アクションもしてきました。


その中の一つのプロジェクトには、

「メルマガの読者様を増やしていく」

という目標も含まれていました。


目標と掲げた所以は、

”駄文、拙文ながらも、皆様にとってメルマガが、
きっと何かしらの役に立つのではないか”

という己の信念、こだわりで、
ひたすら続けてきたのでした。


■しかし、現状のメルマガの状況を、
その師匠と振り返りつつ、こんな教訓を頂いたのでした。


それは、


『批判の声は、届かない』


という教訓でした。


例えば、私が日々メルマガを送っていても、
私に届く声は、基本的に「いい声」しかありません。

それも、そのはず。

メルマガだけでなく、飲食店でも、何でも同じですが、
わざわざクレームを言うなんて、実は、殆どいません。


マイナスな事を言って、
体力を使わずとも、スッと離れていけば良い。
むしろそうする顧客がほとんどなのです。



だからこそ


”「いい声」以上に、「声なき批判の声」のほうが、
  実は、もっともっと沢山潜んでいる”


という声を知らねばならない、

実は、9割は批判(または無関心)である可能性もある、
ということも、知らねばならない、

そんな意見を貰ったのでした。


■人は、愚かなものです。
(私を含め、です)


『自分が良いと思うものは、良い(はず)』


と盲目的に思ってしまいがちです。

否、そう信じようとしているのかもしれません。



しかし、価値観も生き様も、
人によって、全く違うもの。

「自分がいい」というものは大切にするのはよくとも、
「自分がいい」と思ったものを強制的に押し付けることは、

”善意という名のありがた迷惑”

にもなりかねない、ということ。


そうした行為を”善意”と勘違いして行い続けた場合、
「信頼」を積み重ねているつもりが、
かえって「信頼」を失いつづけることになりかねない、

そんなことを、アドバイスとしてもらい、

「このメルマガも、そうなっていそうだ 汗」
「いや、メルマガ以外でも同じことを沢山している 汗」

と我が身を振り返り、空恐ろしく感じたのでした。


■「いい声」だけで見ることは、
居心地がよく、楽なものです。

しかし、

“「見えない批判の声」を想像する”

ことをせずして、

「影響力を高める」などということはおこがましいし、
それを無視していたら、いつか必ずしっぺ返しが来るのでしょう。

本当に貢献していこうと思うのであれば、
開けたくない「パンドラの箱」を見つめることが大事であるし、


【「声なき批判」に耳を傾ける勇気を持つ】、


ことが大切なのであろう

そう、強い、強い自戒と共に思った次第です。

2018年、反省しつつ、
信頼を再度、積み重ねて行きたいと思いました。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!

【本日の名言】 人をとがめず、
わが誠の足らざるを尋ぬべし。

西郷隆盛”

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