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1210号 2017年6月7日

「無用の用」こそが、人生を豊かにする

(今日のお話 1858文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は一件のアポイント。

ならびに、お昼はインターンでアメリカからやってきた
Brianさん(大学生)とランチ。

なぜ、日本人は食事の前に「いただきます」と言うのか、
また、日本の明治維新についてなど、

私のつたない英語ではありますが、
話す機会があり、私自身とても勉強になりました。


また夜は、ふとしたご縁で再会した
大田区町工場の二代目社長のHさんと会食。

歴史の話や、宗教の話や、雑学の話(ウルトラマラソン、ランニング方法)などで、
ひとしきり盛り上がりました。

改めて、とても、楽しい時間でした。
(Hさん、ありがとうございました!)



さて、本日のお話です。

昨日の話にも繋がるのですが、

「何気ない雑学こそが重要である」

ということを、最近ひしと感じます。


今日はそんな思いも踏まえて、


「無用の用こそが、人生を豊かにする」


いうテーマで、
感じたことを皆さまにご共有させていただきたいと思います。

では、どうぞ。

■「無用の用」、

という言葉があります。


この言葉は、


”役に立たないように見えるものでも、かえって役に立つこともある。
 このように無用なものは存在しないという教え。”


とのこと。


中国の有名な古典『老子』に描かれている
大切な考え方であるそう。


■最近、つくづく思う事は、
特に営業などしていても

この

「無用の用」(=一見、役に立たないように見えること)

の大切さを、強くじるのです。


正直、状況によっては、

”キレキレのプレゼントークよりも
 何気ない雑学の方が、数倍効果がある”

と感じたりします。


例えば、最近私が参加した、
100キロウルトラマラソンの話。

最近通い始めた、
スイミングスクールで習った泳ぎ方のコツ。

去年から学んでいる、
「武士道とは何なのか」という歴史につながる教養。

自分の小さな趣味である「手相鑑定」の知識。


実際、本業とは少しずれているように見えても
実は、これらの何気ない話が、

「営業」に必要とされる、

・自らの人間性を表す手段になったり、
・自分自身の信頼性を表す一つの証明になる、

ということがある、
そう感じるのです。


■また、別の話で
「無用の用」の必要性を感じたことがあります。


私が、去年から通っている、
「英語塾」があります。

そこの塾長は、完全なバイリンガルで、
有名な経済雑誌エコノミストの名誉会長などをやっている、
バリバリのビジネスパーソンなのですが、


塾長いわく、


『グローバルで話をする上で、
 もっとも大切な事は、英語力そのもの以上に、
「リベラルアーツ(一般教養)」である』


と言われていました。


だから、その英語塾の名前も

”IELLA : Institute of English Language and Liberal Arts”
(= リーダーが英語とリベラルアーツを学ぶ塾)

と名されています。


英語が使えても、海外の人と、

「好きな食べ物は?」
「君の故郷はどこ?」
「仕事は何をしているの?」

という会話しかできない
引き出しのレベルであれば、
本当に深い文化的な話は、当然ながら出来ません。


そうすると、深い関係を築くことも、
やはり難しくなるのでしょう。


■「英語力」というものが
TOEICの点数などで測られ、
それこそが『有用』である、と言われる一方、

あまり注目されていないものだけれど、

・日本の文化
・日本の歴史
・世界の宗教感
・国際紛争の問題

などの教養を知っておく事は、
とても大事だと思うわけです。


これらのことは、

「今すぐに必要なのか?」

と言われれば、業務を進める上で必要ではない
「無用の用」ではあります。


しかし、間違いなく、
グローバルの中で、一目を置かれる武器になりますし、
俯瞰して世界を見る力も身につけられる、


だからこそ、

「無用の用」

である、そのように思うわけです。


■営業であれ、英語であれ。


最近は、慌ただしい世の中で、
「成果に直結するもの」以外は、

”ムダである”、

と思われる傾向があると感じています。


しかしながら、
人生を豊かにするものは、
そして回り回って成果に繋がるものとは、

やはり、

【無用の用】(=趣味、教養/雑学、歴史、哲学など)

であると感じます。


だからこそ、


『無用の用こそが、人生を豊かにする」


と思うのです。


■7つの習慣でも、

『第7の習慣 刃を研ぐ』

において、”自らの「知性」を磨き続けること”が、
自らの人生をより効果的に、充実したものにする、と言います。


ぜひ、自分の心がピンときたものがあるのであれば

======================

一見無駄と思えること(無用の用)こそ、

とことん掘り下げてみる

======================

ことを、お勧めしたいと思います。

【本日の名言】 世の中に実に美しいものがたくさんあると思うと、
自分は死ねなかった。

だから君も、死ぬには美しすぎるものが人生には多々ある、
ということを発見するようにしなさい。

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