「やりづらい計画」は、人を巻き込んでこそ、実現される
(今日のお話 1543文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、朝から福岡へ出張でした。
ちなみに今週末、5月21日(日)は
いよいよ100キロウルトラマラソンの本番。
レース完走のために、
体重を絞って参りましたが、
昨日、目標としていた59キロ台に突入いたしました。
今日は、そんなウルトラマラソンの練習を振り返り、
「目標達成のための計画の立て方」
について思うところがありましたので、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
「やりづらい計画は、人を巻き込んでこそ、実現される」。
それでは、どうぞ。
■ウルトラマラソンの練習を開始したのは、3月20日。
ちょうど二ヶ月前です。
それまで、ランニングの練習は
全くしておらず、やることといえば、
週一のテニスくらい。
そこから練習を開始し、
この二ヶ月間でどれくらい走ったのだろうかと、
ふと振り返ってみました。
正直、週末以外は何かとバタバタしており
ほとんど練習はできず。
結果、
・フルマラソン 42km練習 4回
・峠走 25km練習 3回
合計 約260kmのランニング
を2カ月間に走ったことになります。
■とはいうものの、
この「2ヶ月で260km」と言うのは、
実は、ウルトラマラソンの練習としては
多いわけではないようです
(推奨練習距離は月200kmだそう。
クレイジーな人だと1000km走る人もいるそうです汗)
実際、本当は、私自身、
「もうちょっと練習したかったな」
と少しの後悔を感じています。
そして、振り返った時、
「練習できなかった理由(=失敗)」の原因について、
ふと思い当たることがありました。
それは、
『1人で練習すると甘えてしまう』
この一言につきます。
■悲しきかな、
人は、1人だと弱いものです。
「明日の朝走ろう!」と決めていても
ちょっと肌寒かったり、
昨晩、夜寝るのが遅かったりすると、
「今日はまあいいかな」
なんて、”やらない言い訳”を思いついてしまう。
本当は20km走やろうと思っていたのに、
結局、15km位走って、終わりにしてしまう。
自分の心の中では、
こんな”小さな妥協”が恥ずかしながら、
幾度か起こっていたように思います。
そして、実は、
一緒に大会に出るマラソン仲間と話したときも、
みんな、同じような事を言っていました。
「皆で走ると、高め合えるから、いいよね」
1人で走ると、退屈だし、
甘えてしまうことがあるよな」
と。
■「衆人環視」、と言う言葉があります。
これは、
”人は周りに見られていると
見られていることを意識する”
という性質を表す言葉だそう。
誰かと一緒に走っていると、
皆頑張っている中走ると、
「もう疲れた、今日はもうやめるわ」
などは言いづらいもの。
朝起きて、走るのがちょっとだるくても、
一緒に計画していた仲間に対して、
「気が乗らないから、今日は行かないわ」
なんて、なかなかに言えません。
だから、この性質を利用すると、
”決めたこと”を実行しやすくなる。
すなわち、
【「やりづらい計画」は、人を巻き込んでこそ、実現される】
といえるのではないか、
と、ひしと思うのです。
■色々な予定が、
飛び込んでくる世の中です。
そんな中、”良い計画”を立てたとしても、
実行するのは、以前よりも難しくなっていると感じている人、
多いようなのです。
・予定を手帳に書き込んでも、
・今日はやると決めたとしても、
・そのための準備を前からしていたとしても、
それが、
「自分1人の予定」だった場合、
寄り掛かる”緊急事項という竜巻”に、
吹き飛ばされてしまうもの。
だからこそ、
吹き飛ばされないよう、
予定した計画に重量を持たせましよう。
計画に重量を持たせるためのポイントは、
人の巻き込みです。
だから、
【「やりづらい計画」は、人を巻き込んでこそ、実現される】
ことを念頭に置き、ぜひ、
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計画を立てる時は、
友達、家族、仲間を誘って一緒にやる
(トレーニング、勉強等、朝のウォーキングなど、
ちょっと気が進まないことは特にオススメ)
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ことを、試してみてください。
きっと、面倒くさいと思いながらも、
実行確立は高まるはずです。