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183号 2013年11月25日

「女にモテるヤツは、仕事もデキる論」 を紐解く

■おはようございます。紀藤です。

週末はある大手システム企業の管理職の方々を対象に、
「7つの習慣」のセミナーを行わせていただきました。

40~50代の方が中心で、
多くのビジネス経験を積まれた方々が参加者でしたが、
「7つの習慣」というひとつのフレームを通して考えることで、

「自分自身の経験を整理し、人に伝えやすくなった」
「リーダーシップに大切なことを経験と理論を紐づけることができた」
「部下や妻にもぜひ伝えたい」
などたくさんの嬉しいご感想を頂きました。

たくさんの経験を、一つのフレームを通してみることで、
仕事に大切な要素を

「整理しやすくなる」 = 「人に伝えやすくなる」

というのも研修の一つの特徴ですね。

皆さま、改めてありがとうございました!

■先日友人と
ある雑談で盛り上がりました。

それは、

「女にモテる奴は、仕事もデキる」

という話は、本当か?
なぜなのか?という内容です。

恐らく諸説あると思いますが、
たどり着いた仮説の一つで、

【人の「欲」を見抜くことが上手い】

ことではないか、という結論がでました。

もう少し細かくいうと、

<「相手が求めていること」に気付き、それを満たすことができる人>

ということです。

自分の欲求を満たしてくれる人は、
どんな場所でも求められます。

人は誰しも、
自分の欲求を満たしてくれる人、
自分を気持ちよくさせてくれる人、
に対しては悪い気はしないものですし、
多少の贔屓もしてしまうものでしょう。

結果、より多くの機会やチャンスが集まるように思います。


■仕事も恋愛の共通点は、

「自分と深く関わる人達がいること」、
そして
「それぞれ求めているものがある」
という2点だかと思います。

口に出さずとも、色々な利害の中で、
人には様々な「欲」があります。

「この仕事、誰かに任せたい。でも頼みづらい…」(同僚の「欲」)
「もう少しだけ、商品を安く買いたい」(お客さんの「欲」)
「俺の上手くいった仕事を評価してほしい」(部下の「欲」)
「もっと私の話を聞いてほしい」(妻の「欲」)
などなど。

経済などはまさしく人の「欲(=需要)」で回っている例ですし、
仕事や恋愛も、恐らく同様でしょう。

だからこそ、

「デキる人」&「モテる人」の要素は

<相手の欲求を気付き、満たすこと>

といえるのではないか。
そんな話になったわけです。


■実際に、仕事や恋愛問わず、
人間関係で成功するために必要なステップとして、

「7つの習慣」では
「第五の習慣 理解してから理解される」
という習慣が大切である、とお伝えしています。

これは先の例で言えば、

<相手の欲求に気付くこと>
と同義になります。

相手のことを理解すること、
すなわち相手の欲することを知ることが出来る人は、
相手が求める、適切な行動をすることができます。

「満足のいくサービスだった」
「一緒にいて楽しい」
「話のわかるヤツだ」

こんな「デキる人」「モテる人」
に贈られる数々のコメントも、
「相手を理解している」がゆえに、得られる言葉なのでしょう。


■仕事もプライベートも、
私達の周りには人がいます。
皆が何かを求めて生きていて、その欲求は人それぞれ。

その事実を忘れずに、

「相手の求めていることを理解すること」
を人と関わる上で心がけることで、
より協力しやすく、良い結果も生み出せるようになるのかもしれません。

特に「モテる」には程遠い私も(涙)、
改めて身に付けたい習慣だな、と書きながら思った次第です。


■今日のお話は、

・「モテる&デキる人」に共通していること。
 <相手の欲求に気付き、満たすこと>である。

・最初に来るのが、「相手の欲求に気付けるかどうか」。

・仕事も恋愛も経済も、「欲」が原動力となっていると考えるならば
 相手の「欲」が何なのかを知るアンテナが高い人は、
 相手を満足させる行動もとりやすくなる。
 
・その結果、お客さん、社内関係者、彼女、などを満足させることができ、
 「デキる」「モテる」と言われるようになるのではないか。
 
という内容でした。


今日も皆様にとって良い一日になりますように。

【本日の名言】 人を説得する最良の方法の一つは
自分の耳を使うこと
つまり、相手のいう事に耳を傾けるのだ

               ディーン・ラスク

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