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1519号 2018年4月12日

「陰の自分」(=ネガティブな自分)がもたらしてくれる価値とは

(本日のお話 1575文字/読了時間1分半)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は、電話ミーティングを2件。
ならびに、コーチング(受ける方)など。

また夜は、ランニング15キロ。
(今週あと25キロ)

しばらく走っていないと、
すぐにバテてしまいますね。

何事も継続が肝心。



さて、早速ですが本日のお話です。

昨日コーチングを受ける中で、
大変納得する話がありました。

それは、

「”陰の自分”を活かす」

という話でした。

今日はこのお話について、
皆様に学んだこと、感じたことを
ご共有させて頂きたいと思います。

タイトルは、

【「陰の自分」(=ネガティブな自分)がもたらしてくれる価値】。

それでは、どうぞ。

■私の友人で、最近、
独立されたNさんという方がいます。

その方は、これまで
とある成長中の保険会社の経営者を
やっておられました。

が、50歳を過ぎ、

「これから人生100年時代、
勝負するなら今だ!」

と、会社を辞め、コーチとして、
新しいスタートを切った方です。

当然、最初の収入はゼロ。

家族も、子供もいるのに、
スゴい覚悟です。

■そんな全身全霊で、
コーチングをされているNさんに、

「アイミング」

という自己探求系のコーチングを
やっていただいたのですが、
それがなかなか興味深いものでした。



まず、皆様自身でも、
想像できると思うのですが、

人には「陰の自分(=ネガティブな自分)」があります。

例えば、私の場合、

・小学生時代、とある特定の男子にいじめられる

・中学生時代、足が遅い、運動ができない、
ハンドボール部の後輩からバカにされる

・大学時代、バーのマスターに殴られ顎が折れる

、、、

みたいな、「負(陰)」の歴史があります。

(書いていて、悲しくなりましたが、、、涙)

非常に多感な時期に起こった
「負(陰)」の出来事というのは、
影響力を持つそうです。

時間が経ってはいるものの
やはり、自分の心のどこかに、
陰を落とすことが、ある。

だから、上記の私の例でも、

”「中学生時代、運動ができなかった自分、バカにされた自分」

= 『「自分は、劣っている人間なのだ」というネガティブな思い』”

が、知らず知らず根をはっており、
今の価値観にも影響を与えている、

、、、みたいな話。

(なんとなく、ニュアンス、わかりますでしょうか)

■なるほどな、、、と思いつつ、

ふとNさんに対して、
私(紀藤)が質問しました。

「では”陰の部分”は、克服したり、
出ないようにしたほうがいいんですよね」

すると、Nさんはこう答えます。

「いや、逆で、

『”陰の部分”を大切にしたほうがいい』

んです。

”陰の部分”がなくなっちゃうと、
エネルギーがでない人、多いんです。

・あのときの悔しい思いを忘れられない とか

・この自信のなさを克服したい とか

・自分は能力が足りないから伸ばしたい、

みたいな、”陰の部分”は、
エネルギー源になりうる。

だから、「自分のコンプレックス」は、
うまく武器にする、というのがいいんです」

と。

■誰しも、何かしら

「陰の部分」

は持っているものです。

でも、それは、
上手に活用すれば、
プラスの力になりうる。



余談ですが、

私の好きな漫画で
『NARUTO(ナルト)』という、
忍者系(?)の話があるのですが、

主人公ナルトが赤ちゃんの頃、
”九尾”という当時街で暴れていた「魔物」を、
やむを得ず、腹の中に封印されたのでした。

でも、ナルトは、
ピンチのときに、その「魔物」の力を使って、
パワーアップすることができる、、、

(でも、「魔物」の力が強くなりすぎると、
暴走して、人を傷つけてしまう)

みたいな話。



多分、我々も

「魔物」まではいかずとも、

「魔物的な”陰の部分”」というのは持っていることがある。

そしてそれがあっても、
忌み嫌う必要はなく、

”上手くつかえばいい”

というだけである、ということなのでしょう。

陰と陽。

これらは、合わせて一つです。

ちょっと抽象的な話ですが、
「陰の部分」「負の部分」に光を当ててみると、
思わぬ発見がある、というお話でした。

【「陰の自分」(=ネガティブな思い)がもたらしてくれる価値】

ぜひスポットを当てていきたいものですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。

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【本日の名言】

人の悪徳、欠点は牡蠣の中の砂粒のようなものだ。
私たちは、これを真珠にしなければならない。

エドワード・カーペンター

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