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1642号 2018年8月15日

「精神の筋繊維」を破壊すると、”耐える心”が身につくもの

(本日のお話 2154字/読了時間2分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。
ならびに諸々の研修企画など。

また、来月の白馬トレイルマラソン(50キロ)に向けて、
夕方は皇居を10キロのランニング。

その後、『サムライ塾』
https://samurai-school.jimdo.com/
という私塾の仲間と会食でした。



またメルマガ読者の皆様のご要望に応じて、
諸々イベントを企画しております。

以下、現在企画中の8月9月の企画です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
8月22日(水) 『ゼロからのメルマガ・トップセールス講座』(あと1名)

9月1日(土)『「人生のミッションを定める」自己探求ワークショップ』(満席)

9月15日(土)『ストレングス・ファインダー・ワークショップ(応用編)』(満席)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ありがたいことに、
ほぼ満席でございます。


8月22日(水)は若干名受付可能ですので、
(直前ですが)ご興味がある方がいらっしゃれば、どうぞお越しくださいませ。

以下詳細でございます。
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【広告なしで3000人登録。
 メルマガのおかげでの営業トップを獲得。
 その源泉となった「ゼロからのメルマガ・トップセールス講座」】
 
▼日時:8月22日(水)19:00~21:00

▼場所:東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5階
    KSフロアー セミナールーム

▼参加費:1万円(税込)

▼詳細・お申込み:以下URLよりご確認くださいませ。
 https://goo.gl/forms/io3PzkeGGZupAlGU2

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さて、本日のお話です。

私はランニングが趣味だったのですが、
起業をして3ヶ月、諸々バタバタとしており、
全く走ることができておりませんでした。

久しぶりに10キロランニングをして、
走りながら色々考えたのですが、その中で改めて、

「走ることがもたらす効果」

について感じることがありました。

本日はそのお話について、
皆様に思うところをお伝えできればと思います。


タイトルは、


【「精神の筋繊維」を破壊すると、”耐える心”が身につく】


それでは、どうぞ。



■最近、書店にて、

”「運動」と「生産性」”

について語られている本を、
見かけることが多くなりました。

例えば、

『脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方』
(著:ジョン J. レイティ)http://amzn.asia/5z4mjAC

『筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決』
(著:Testosterone(テストステロン) )http://amzn.asia/5geU74m』

など。

上記の本は平積みにされており、
また内容もすごく面白いものです。

結構、売れているようです。


■実際、私も「運動」せずに、
机にかじりついているよりも、
少し走ったりして身体を動かしたときのほうが、

御飯も美味しいし、
睡眠の質もよいし、
結果、集中力も高まる、

と感じます。

かつ、実際そういう効能があることも、
科学的にも証明されている様子。

(きっと、運動される方は、
 同じように思う方も少なくないはず)


■しかし、私が思う

「運動」(=特に走ること)

の良いところは、それだけではない、と感じています。

むしろ本当のメリットは、
別のところにあるのではないか、と思うのです。



「走る」というのにも、
色んなやり方があるのですが、

例えば、

”目標を決めて走る”
(ペースや距離など)

ことをすると、多かれ少なかれ、

「自分の能力をストレッチさせる(伸ばそうとする)」

ことが必要になります。


すると走りながら、頭の中で、
こんな言葉が浮かんでくるのです、

(キツくなってきた、、、)
(ちょっと歩きたい、、、)
(途中だけど、これくらいでやめちゃおうか、、、)

という”甘い誘惑の声”です。


■それらの「甘え」に負ける事は簡単。

でも、実はそうすると、
その後のビールが美味しくなくなることは、
自分が一番よくわかっている。

ですから、自分の中で走る度に、

「妥協しようとする自分」
 VS
「決めた目標(距離やタイム)をやりきろうとする自分」

が”戦い”を繰り広げるのです。



そして、やっぱり負けたくないので、
その「甘え」「妥協」を自分で抑え込んで、
”己に克つ”のです。(たまに負けますが、、、汗)


すると、何が起こるか。

それは、

『小さな自信』

が自分の中に生まれるのです。


すると、それだけでなく、
不思議なことに仕事など別のことにも
「転移する」(=乗り移る)のです。

(走って自分に打ち克てたのだから)

「もうちょっとだけ、頑張れる(はず)」
「もう1件、訪問できる(はず)」
「もう1本、電話できる(はず)」

、、、

不思議なことに、そんな

『精神の粘り』

につながるのです。


だからこそ、私はランニング(運動)の、
素晴らしき効能というのは、
「健康のため」とか「脳を鍛える」だけではなく、


【精神の筋力を鍛える】


という意味で、非常に効果的である、
と強く感じているのです。


■世界的なベストセラーである『7つの習慣』では、

”第7の習慣 刃を研ぐ”(=自分を磨く)

の項目で、以下の記述があります。


「7つの習慣」の著者であるコヴィー博士と、
運動生理学博士である友人とジムに行った時、
ベンチプレスを限界まで上げる友人をみて、
「なぜそこまでやるのか?」とコヴィー博士が思わず友人に聞いた、

そんなシーンで、このように描かれます。


(以下、引用)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「運動の効果のほとんどは最後にこそ来るんだよ、スティーブン。

 私は筋肉を強化しようとしているのだから、
 筋肉繊維が破れて、神経がその痛みを感知するまで続けなくちゃいけない。

 そこまでやれば、肉体は自然と過剰反応して、
 その繊維は四十八時間以内に以前より強くなるんだ」

と彼は答えた。


これと同じ原則が、忍耐など情緒的な筋肉にも作用している。

自分のそれまでの限界を超えるまで我慢し続けると、
精神の筋肉繊維が破れ、自然と過保証され、
次にそれと同じ負荷がかかっても耐えられるようになる。

精神力が強くなるのである。


引用:『完訳7つの習慣 人格主義の回復』より
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


■とのことです。

すなわち、

「筋肉」を酷使すると筋肉が太くなるように、
「限界を超えるまで耐える」と、”精神の筋繊維”が太くなる、

というのです。


そして、これこそが、
まさしく先述の「ランニングの最高の効能」だと思うのです。

”自分に打ち克つ”

と精神が強くなるのです。


■「自分を磨く」上で
肉体を磨くことはとても効果があること。

さらに、肉体を追い詰めることは
精神を鍛えることにもなり、実は、


【「精神の筋繊維」を破壊することで、”耐える心”が身につく】


という副産物が訪れるのです。

一度で、二度美味しい。

だからこそ、自らを向上させるアイデアとして、

・ランニング
・筋トレ

など、改めて皆様にも
おすすめしたいと思った次第です。

長らく運動から離れていたり、
暑い日、ちょっと億劫に感じる方もいるかもしれませんが、

一度、この旨味を感じると、
本当にクセになるはずです。

運動で、「精神の筋繊維」も、
鍛えてまいりましょう。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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<本日の名言>

行き詰ったときは決してうろたえてはいけません。
無理をせず、十分に休養して力を養うのも一策です。

松下幸之助

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