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1670号 2018年9月12日

「自分の活かし方」を見つけると、生産性がアップする

(本日のお話 2053字/読了時間2分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は、『7つの習慣』カスタマイズ研修1日の実施。

一般職の女性を対象に行いましたが、
皆様、新たなことを考える機会になった様子で、嬉しく感じました。

思ったのですが、

「自分の人生をどうしたいのか?」
「仕事のゴールは?目的は?」

ということは、普段、ほとんどの人が考えないでしょう。

でも、腰を据えて考えてみると、

”自分が大切にしたいこと”

が見えてきたりして、多くの発見があったりするもの。

そしてその発見によって、たくさんの時間を占める日常に活力を与えてくれたり、
輝かしく感じたりするのです。

だからこそ、

『第二領域』(=緊急ではないけれど、重要なこと)

として、こういった「自己投資」に時間をかけることは、
やっぱり大事だなあ、、、などと思いました。


また、夕方からは、
「ストレングス・ファインダー」のギャラップ公認講師の仲間たちと共に、
週末のワークショップの企画でした。

食べすぎました。。



さて、本日のお話です。

4ヶ月前に起業してから、
「ストレングス・ファインダー」という
”強み分析”が趣味&仕事になっています。

その”強み”を自分自身で分析しつつ、
今、流行りの「生産性向上」について、新たな発見がありました。


そして、その内容が皆様にお役に立つのだろう、と思いましたので、
本日はそのお話について、皆様にご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、


【「自分の活かし方」を見つけると、生産性がアップする】。


それでは、どうぞ。


■マネジメントの神様として有名な、
故ピーター・ドラッカー氏は、こう言いました。



「驚くほど多くの人たちが、自分の得意とする仕事の仕方を自覚していない。

 仕事にはいろいろな方法があることさえ知らない。

 得意でない仕方で仕事をし、当然、成果が上がらないという状況に陥っている人が多い。」


、、、とのこと。

そして加えてこんなことも述べています。



「最初に知っておくべきことは、

 読んで理解する人間か、聞いて理解する人間か、ということである。

 ところが、世のなかには、読んで理解する「読み手」と、
 聞いて理解する「聞き手」がいるということ、

 しかも、両方である者はほとんどいないということを知らない人が多い。」


※引用:『自分を成長させる極意 ハーバード・ビジネス・レビュー ベスト10選』
   (著:ピーター・F・ドラッカー クレイトン・M・クリステンセン)


だそうです。


■私達は、


『自分の得意な仕事の仕方を知らない。
 だから成果が上がらない』


というわけです。
 

世の中に、

「読んで理解する」タイプと、
「聞いて理解する」タイプがいて、

自分がどちらか知ることで、
能力を発揮することができる。

だから、『自分のやり方』を見つけましょう。

こう、ドラッカー氏は言っているのでした。


■私もこの話は、以前聞いたことがあるし、
確かメルマガにも書きました。

、、、しかし、実際できているか?

と問われたら、多分(というか絶対)できていなかった。

しかし、昨日、ある発見があったのです。




ちなみに、米調査会社ギャラップ社200万人を分析して作った、
「強み分析」のツール、「ストレングス・ファインダー」によると

私の”強み”には、


『コミュニケーション』


というものがあるそう。


これは、

「物事を書いたり、話したり、ストーリーにしたりするのが得意」

という特徴を持つ資質です。


これを持っている人は、

「喋りながら考える」
「書いて考える」

と、うまくいきやすい、という。


■最近、研修プログラムを自分自身で、
企画・開発をすることが多いのですが、

ふと気がついたのが、


”1人で黙々と考える”→ なかなか進まない

”誰かに話しながら考える” → サクサク進む


ということでした。


「あ、これは私の「コミュニケーション」の資質を使ったほうが良いのだ」
(=喋りながら考えたほうが、圧倒的に効率的だ!)


そんな風に、ひとり「アハ体験」をして、感動をしたのです。


■驚くべきことは、こんな単純なことなのに、
実はこれまで明確には気づかなかった、ということ。

つまり、これがドラッカー氏の先述の話である、



「驚くほど多くの人たちが、自分の得意とする仕事の仕方を自覚していない。

 仕事にはいろいろな方法があることさえ知らない。

 得意でない仕方で仕事をし、当然、成果が上がらないという状況に陥っている人が多い。」



ということなのだろう、
と、ハッとさせられたのでした。


■おそらく、皆様も日常の仕事をする中で、
同じ仕事(企画・開発・営業)などをする中でも、

・1人でじっくりやりたい
・少数で行いたい
・大人数で巻き込んで進めたい
・人の能力を上手く活かしながら進めたい
・人に指示をして進めたい
・競争しつつ切磋琢磨して進めたい
・落ち着いた話し合いで進めたい

、、、などなど


『この環境だと、自分が活きる』

『このやり方だと、早く出来る』


ということ、実はあるのだと思います。

しかし、ではその状態を意図的に作っているか、
というと、それはまた別の話なのでしょう。


単純な話ですが、そういった

”自分自身が活きるポイントを明確に自覚しているかどうか”

が、自分の働き方、生産性に大きく関わってくるのです。


■今、世の中は働き方改革、制度改革、
色々な動きがありますが、大切なのは、


『まず自分を知ること』


なのです。

そして、魚は水、鳥は空のように、
然るべき環境を用意すること。

それが自分を活かし、
高いパフォーマンスを上げる秘訣である、

そのように強く思った次第です。


ちなみに、そんな自分の活かし方、ご興味がある方は、
ぜひ「ストレングス・ファインダー」やってみてください。

お金がかかりますが、面白いです。

https://www.gallupstrengthscenter.com/product/ja-jp/10108/top-5-cliftonstrengths-access?category=all-products



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。
しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ。

ラポック

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