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1843号 2019年3月5日

「目標を打ち立てること」で、質量を持った重力体が発生し、無意識の意思決定が引き寄せられる

(本日のお話 2564字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日はフランクリンコヴィー研修の
『プロジェクトマネジメント・エッセンシャル』の研修実施立ち会い。

働く多くの方は「プロジェクトマネージャー」と言う名前はついていなくても、
“多くの人を巻き込み、期限や、予算を持って物事を進めていく”、
という役割を持つ事があるものです。

そのような人達を私達は、
「非公式のプロジェクトマネージャー」と呼ぶのですが、
それらの人が、利害関係者のニーズを満たし、プロジェクトを成功に収めるための、
”「人&プロセス」への取り組み方を美しいフレームワークで学ぶ”という研修です。

良い研修には、マインド(考え方)と、それを実行するツール、
そしてとスキル(どうやればいいか)がセットになって、
実効性が高まり、結果も変わりますが、それらが揃った良い研修だな、
と(手前味噌ながら)研修プログラムにほれぼれした1日でした。

また家に帰ってからは、室内で23キロのバイクの練習。
今年のトライアスロンに向けて、地道に練習をしていきたいと思います



さて本日の話です。

最近改めて思うことが「目標を打ち立てることの大切さ」です。
本日はこの話について、思うところをお伝えさせていただきたいと思います。

タイトルは、


【「目標を明確に打ち立てること」で、質量を持った重力体が発生し、
  無意識の意思決定が引き寄せられる】


それではどうぞ。


■1日の中には無意識の決定が約20,000回あると言われます。

意思決定と言うと、

・転職するとか、結婚するとか、
・ルンバを買うとか、パソコン買い換えるとか、

そのような“大きいこと”をイメージしてしまいますが、
実は多くの意思決定は、「無意識」です。

例えば、朝起きてから、

・二度寝しようか or 起きようかも、
・朝コーヒー飲もうか or お茶飲もうか、
・朝ご飯、ご飯にしようか or パンにしようか、
・テレビをつけようか、つけまいか、
・今日はどの靴履いていこうか、
・コンビニ立ち寄ろうか、立ち寄るまいか、
・電車に乗って、読書をしようか or YouTubeを見ようか、

これらも全部「意思決定」です。

ただ、私達はそれらの意思決定に気づいていません。
「無意識の意思決定」として、何気なしにやっているのです。


■そして、私たちは脳の性質上、放っておくと
「易きに流れる」傾向にあります。

そして更に恐ろしいことに、
巷に溢れる動画も、アプリもものすごく上手に出来ています。

開いたが最後、その世界から抜け出すことは非常に難しいです。
「強力な磁石」で引っ張られているかのようです。



私も全然興味がないのに、なぜかYOUTUBEを開いたら、
「カマキリが子ゴキブリを捕食する動画」があって、
なんとなく見ていたら、“おすすめ動画”で
「ぼうふらの入った水槽にメダカを入れてバクバク食べる動画」
が次に出てきて、ふと気づいたら1時間経っており、愕然とした経験があります。

この時間はなんだったんだ、、、と(汗)

しかし、ほうっておくとそうなるし、
そっちのほうが楽なのです。


■しかしながら。

ご存知の通り、それらの「取るに足らない時間」を延々と繰り返していると、
どこかで『自尊心の毀損』が起こり始めます。

皆様もきっと1度くらいあると思いますが、

“せっかくの週末、延々とよくわからないYouTube(アプリ・ゲーム)を、
 ひたすら4時間見続けて、気づいたら夕方だった“

と気づいた時の「なんとももったいないことをしてしまった感」、
あるのではないでしょうか。
(私だけ?)

まさしくあの状態です。

短期的にはアプリや動画も気持ちいのですが、長期的には必ずしもそうではない。

私体は、やはり心のどこかでは、
「意義あることに時間を使いたい」と感じているのだと思います。


■では、どうすればよいのか。

どうすれば、その不毛な時間、取るに足らない時間に、
自分を持っていかれないようにできるのでしょうか。


そのときに大切なこと、基本中の基本の行動が、

【目標を打ち立てること】

であると思うのです。

自分の時間を奪っていく、取るに足らないものの「磁力」から、
自分を引き剥がすには、「別の引力」を発生させる必要があります。
そして、それが「目標」です。

タイトルにもあるように、

【「目標を打ち立てること」で、引力を持った重力体が発生し、
 無意識の意思決定が引き寄せられる】

そんな現象が、不思議なことに起こるのです。


■意思決定をするときには「基準」が必要です。

ただただ気分に応じて行動していたら、
「無意識の意思決定」が定まらず、右行ったり、左へ行ったり、
あっちへウロウロ、こっちウロウロとなってしまうのです。

ですが、1つの方向に力が働かせつづけなければ、
「そこ」に行けるはずもないのです。

いつ何時も、同じ選択を、“無意識でも”し続けるためには、
「基準」を刷り込むことです。

不思議な話ですが、「脳幹網様体賦活系」という脳の機能は、
「明確に言葉にしたもの(必要と思ったもの)」を打ち立てると、
その情報を集め、それ以外のものはブロックするという性質があるそう。

軸となるもの、意思決定の基準となるものとして、
「目標」を掲げると、不思議と無意識の選択が引っ張られるのには、
そんな理由もあるようです。


■世界的なビジネス書『7つの習慣』でも、

“第2の習慣 終わりを思い描くことから始める”

において、自分のミッションを立てることが非常に重要であるということを、
強く、強くコヴィー博士は伝えていました。

その「ミッション」を言語化することによって、
その言葉に質量が生まれ、引力が生まれ、
無意識の意思決定が、そちらに引っ張られるのです。

そしてそれは、
明確で、リアルで、ありありと描けるものであればあるほど、
「そこに発生する引力」も大きいものになっていきます。


■「目標を立てよう」「志を立てよう」、

などと言う言葉は、言われすぎていて、
しかも暑苦しいし、今時あまり流行らないかもしれません。

それでも、目標を立てること、
目標を明確に言語化し、形にし、
物質として質量を、そして重力を発生させること。

このことは、

“ありたい自分に近づくために必要な不可欠な要素である”

そのように思ってなりません。

不思議なのですが目標を打ち立てると、引っ張られるのです。
ということで、まだの方は、ぜひ時間を取って言語化することを、
強く、強くおすすめいたします。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本日も皆さまにとって、素晴らしい1日になりますように。


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<本日の名言>

自分の運命は自分でコントロールすべきだ。
さもないと、誰かにコントロールされてしまう。

ジャック・ウェルチ
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