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1868号 2019年3月30日

レス・イズ・モア(=Less is More)を考えてみる

(本日のお話 1318字/読了時間1分半)


■こんにちは。紀藤です。

昨日金曜日から、父方の祖母の三回忌のため、
山口県下関市の川棚温泉という所に来ています。

東京と違って、本当に何もないところで(いい意味で)
ゆっくりした時間を過ごしています。

夕方から、近所の山を10キロほど走り、
その後温泉に入り、山口の銘酒「獺祭」を飲みながら、
共に父母と、母方の祖母と妻とゆるりとした時間を過ごしています。

そんな中、ふと大切だな、と思ったことがありましたので、
そのお話を皆様に共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【レス・イズ・モア(=Less is More)を考えてみる】


それでは、どうぞ。


■情報が増せばますほど、その流れに逆行するかのように、
”減らすこと”の大切さが強調されることが多くなっているように感じるのは、
私だけでしょうか。

例えば、「マインドフルネス」という言葉も、
少し前からかなり流行っていますね。

ちなみに「マインドフルネス:とは、
”1つのことに集中して、細かい瑣末なことを生活から取り除く時間を設ける”ことであり、
いわゆる「瞑想の時間を設けることで、心が豊かになる」と言う話。

あるいは、「断捨離」もそうでしょうか

”物を減らすことで、心が豊かになる”といいます。

精神的な面でも、物質的な面でも、
減らすことの利点が強調されているようです。


■私は東京にすみ、東京で暮らしていて、
情報に囲まれ、雑多な喧騒の中、日々を過ごしています。

それはとても刺激的であり、楽しく、充実をしていて、
そんな日々が当たり前ののように感じているのですが

今回のようにふと田舎に来てみると、
普段の生活が、いかに情報にまみれたものだったのかということに、ハッとさせられるのです。

流しのタクシーを待っていても、タクシーは通らない。
コンビニを探そうと思っても、コンビニがいくつもない。
電車に駅員がいない。
ランニングで走っていても、東京と違って、人がいない。
すぐ山の中の獣道みたいなところに行き当たる。

、、、

「言ってしまえば、何もない」ということですが、
むしろ贅沢で、癒される感覚すらします。


■ミニマリスト(小さく生きることをポリシーとする人)と呼ばれる人がいます。

その語られる考えの中で、

【レス・イズ・モア(=Less is More)】

という言葉があります。

日本語に訳すと、

「より少ないことはより多いことだ」
「より少ないことは、より豊かである」
「少ないことは豊かなこと」

となり、要するに、『物が少ないほうが、心や人生は豊かになる』という考え方を意味します。


■「全くモノがない」と、確かに困ります。
だから、ある程度の豊かさは必要だし、
そのための収入も大切になるでしょう。


しかし、もっと多く、もっと豊かに、、とただ盲目的に思ってしまったり、
日々の忙しさに、”何の意思決定もなく巻き込まれているだけ”では
「資本主義の魔物」にせっつかれているだけ、とも言えるのかもしれない。

ある程度満たされてきたら、
どこまでが自分にとってのベストバランスなのかを、
考えることが必要なのだろうな、と思います。


■家族で集まって、他愛もない話をするという時間こそ、
実はとてもかけがえのないものかもしれないし、

いやいや、自分の命を世に貢献するためこそに燃やすことが大事である、
とやっぱり気づくこともあるかもしれません。

ただ『自分にとって本当に大切なこと』を、
あえて周りからの情報がないところに身を置くからこそ、
見えてきたりすることもあるのだろうな、

そんなことを思った次第。


「レス・イズ・モア」ということで、今日は短めに。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さまにとって、素晴らしい週末となりますように。

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<本日の名言>

今この瞬間にあなたが無常の喜びを感じていないとしたら、
理由は一つしかない。自分が持っていないものの事を考えているからだ。
喜びを感じられるものは、全てあなたの手の中にあるというのに。

アントニー・デ・メロ

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